1年に1度だけの恋人 Rising Sun Rock Festival in EZO 2019.8.17
ライブやフェスにあたりまえのように行って、あたりまえのように人と人が触れ合って、大空の下でお酒を呑んで、同じテントの下で寝て。
そんなあたりまえがあたりまえじゃなくなってしまった今。今だからこそ熟成に熟成させた去年のライジングの感想を書き上げました。また夢のような日々が帰ってくることを願って。
一夏の、1日限りの、特別な日が終わりを告げた。
今年は1日目が台風で中止になった。北海道に飛行機で到着して、前日の夜の知らせだった。きっと運営はギリギリまでねばってくれたんだろう。一番悔しいのはアーティストや運営の方々だと思う。「ライジングサンでライブして~!」と言って復活したNUMBER GIRLのライジングサンでのライブはなくなった。
1日目を楽しむための予習プレイリストは幻のプレイリストになって、1日目中止の喪失感を味わう勇気がなくてしばらくお蔵入りとなった。
だけど、1日だけでも、本当に最高のフェスでした!!
2日分の気合いを1日に詰め込んだからいつも以上に無休憩で楽しんで、いつも以上に感動した。いつも以上に終わるのがあっという間で、いつも以上に帰り道が心底寂しかった。
でも今年見た朝日は、何年かぶりに雲に隠れていない綺麗な朝日だった。ライジングサンへと寄せるこの想いは、もはや恋だ。1年に一度だけ会える恋人のような、特別な存在だ。東京へ帰るのは、本当に寂しかった。
そんな2019年のライジングサンの感想を綴ります。
フジファブリック【13:40 RED STAR FIELD】
M.1:STAR
M.2:Sugar!!
M.3:LIFE
M.4:東京
M.5:若者のすべて
今年のライジングサンはフジファブリックのSTARから始まった。
2012年、ライジングのサンステージの1発目のアーティストがフジファブリックだった。まだボーカリストとしては駆け出しだった山内さんが歌うSTARは荒削りだけど、「志村さんが不在でも輝いていく」そんな希望と可能性に満ち溢れていた。
そして迎えた今日という日。1曲目のSTARを歌う山内さんは立派なボーカリストとして輝いていた。イントロをアレンジして演奏されたLIFE。導入から泣きそうになった。詞に感情を込めながら、時にはセリフもはさみながら歌う山内さんの姿にグッと心が掴まれる。
最後に演奏されたのは若者のすべて。お盆に開催されるライジングサン。日本の四季はお盆頃を区切りに一気に秋へと変わっていく。いよいよ夏が、終わってしまうんだなあ。
最後の花火に今年もなったな
何年経っても思い出してしまうな
若者のすべてを空の下で聴いたのは初めてだった。
ライジングサン、最高の幕開けだ。
never young beach 【15:10 RAINBOW SHANGLI-LA】
M.1:STORY
M.2:Pink Jungle House
M.3:夏のドキドキ
M.4:なんかさ
M.5:Motel
M.6:Let's do fun
M.7:いつも雨
M.8:どうでもいいけど
M.9:あまり行かない喫茶店で
M.10:明るい未来
M.11:fam fam
M.12:お別れの歌
フジファブリックが終わって、KANの音漏れを聴きながら待機して、5列目くらいでネバヤンを観た。ネバヤンを生で観るのは3年くらい前の銀杏のワンマンの前座のとき以来だ。
リハーサルで個人的に好きな曲、「自転車にのって」を演奏してくれてテンションアップ...!
ライブ中ずっと喫茶店で昼下がりにコーヒーを飲むようなあたたかで優しいほわほわとした時間が続いていた。最後の「明るい未来」「fam fam」「お別れの歌」の流れは大盛り上がりだった...!
赤い公園 【16:00 def garage】
M.1:塊
M.2:新曲
M.3:Highway Cabriolet
M.4:消えない
M.5:西東京
M.6:凛々爛々
アイドルネッサンスの石野理子ちゃんが好きだから一度生で観てみたかった赤い公園。
大人っぽくてSっ気のある風貌になっていて「え?本人!?観るアーティスト間違えた?」って最初驚いた。
初めてバンドのボーカリストとして生で聴く石野理子ちゃんの歌声は、空を切り裂くように飛んでくる気持ちいい声だった。
BEGIN 【16:20 RED STAR FIELD】
M.1:海の声
M.2:お嫁においで
M.3:砂糖てんぷら
M.4:Churrasco
M.5:国道508号線
M.6:オジー自慢のオリオンビール
M.7:島人ぬ宝
M.8:かりゆしの夜
M.9:涙そうそう〜Ka Nohona Pili Kai
「オジー自慢のオリオンビール」を聴きながらビールを呑んで、夕方の気持ちのいい風をあびながら「島人ぬ宝」を聴きたい!その夢を実現するために観に行ったBEGIN。
願いは無事叶い、最高に気持ちいい時間をすごすことができた。
沖縄めちゃくちゃ好きなんだよな~。卒業旅行で沖縄に行ったときずっと「島人ぬ宝」を口ずさんでいた。笑 沖縄のおおらかな感じとか島への愛を感じる名曲。
吉川晃司 【18:40 RED STAR FIELD】
M.1:BE MY BABY
M.2:LA VIE EN ROSE
M.3:すべてはこの夜に
M.4:SAMURAI ROCK
M.5:HEART∞BREAKER
M.6:恋をとめないで
M.7:The Gundogs
M.8:GOOD SAVAGE
M.9:Juicy Jungle
ここから日付が変わるくらいまで、しばらく夢のような魔法の時間をすごすことになる。
念願の、生、、吉川晃司!!!
みんながメインステージのWANIMAに行く中でRED STAR FIELDに残留しいい場所を確保。
そして流れるSE
「ビーマイベイベ ビーマイベイベ」
きたー!!
出てきた瞬間のかっこよさ。かっこよすぎゲージが吹っ切れる。異常だった。同じ人間とは到底思えないかっこよさ。
おばちゃんたちに囲まれながら振り切ったテンションで熱狂の渦の中で歓声を上げた。もうね、おかしいの。マイクを動かす仕草だけでかっこいい。これが本物のアイドルか。これがスターか。当時あれだけファンが生まれたのも当然だ。だって惚れない方がおかしいもん。
キレッキレだ。欲を言うと「モニカ」も聴きたかったけど、ゴリゴリロックな曲たちとCOMPLEXの曲だって何曲も聴けたから大満足。
WANIMA 【19:10 SUN STAGE】
M.1:いいから
M.2:アゲイン
M.3:オドルヨル
M.4:ともに
M.5:GONG
M.6:BIG UP
M.7:1106
M.8:シグナル
M.9:Hey Lady
ここに来てやっとメインステージへ。5曲目のファンリクエストコーナーの「GONG」から参戦。
大学生ぶりのWANIMA。かつてJOIN ALIVEでトラックくらいの小さいステージにいたWANIMAが圧倒的な存在感で、メインステージに立って夜のRISING SUNを燃やしていた。
KENTAめちゃいい顔して歌うんだよな。お客さん全員が恋人で、全員を抱きしめながら歌ってるみたいだった。「性格のいいヤンキーに抱かれるってこんな感じなのかな」とか聴きながら考えた。
この日聴いた1106にすごく感動して。ライジングが終わった後も何度も何度もこの曲を聴いた。
ELLEGARDEN 【21:00 SUN STAGE】
M.1:Fire Cracker
M.2:Space Sonic
M.3:モンスター
M.4:高架線
M.5:Supernova
M.6:Pizza Man
M.7:風の日
M.8:The Autumn Song
M.9:金星
M.10:Red Hot
M.11:ジターバグ
M.12:Salamander
M.13:虹
M.14:Make A Wish
M.15:スターフィッシュ
ついに、ついにこの時がきた。
夢か幻か。待望の、ELLEGARDENだ。高校生からずーっと聴いてきたエルレ。バンドで何回も演奏したエルレ。ライブで聴く日がくるなんて思いもしなかった。
思い返せば初めてライジングサンに来た2010年、22:30からこのSUN STAGEでTHE HIATUSを観たんだ。あの日も前日が大雨で台風一過のようなライジングだった。偶然にも同じような気候、同じような時間帯に、この場所で、エルレを観る。
1曲目のFire Crackerから観客のテンションは最高潮に達する。そこからベスト版選曲でもうめちゃくちゃだ。
シンガロングがやばすぎて細美さんの歌声が全然聴こえない(笑) 英詞もみんな完コピで歌い上げる。数万人参加の豪華生演奏による壮大なカラオケ大会が繰り広げられた。
さすがに歌が聴きたいので、最前線から後退して、歌声が聴きやすい場所まで移動する。
会場中に色んな思いが飛び交っている。ずっとファンだった人、ワンオクとの復活ライブも観てきた人、最近ファンになった人、なんとなく観に来た人。全員が幸せそうだった。まさにあの場所はユートピアだった。
人の思いでいっぱいになった空間には特殊な結界が生まれて、別の時空が生み出されるんじゃないだろうか。そんなことを思うほどに熱い空間だった。あんな瞬間は人生でも片手の指で数えるほどだ。特別な時間。
止まらないダイブ、止まらないモッシュ、止まらない叫び、止まらない歓声。泣いている人もたくさんいる。
ずーーっと幸せだった。終わるのが恋しくて、永遠のように長くも感じられて、だけど一瞬のようにも感じて。まるで夢の中にいるみたいな時間だった。
どの曲が既に演奏されていて、まだ演奏されていない曲がどの曲かすらわからなくなるくらいに胸が高鳴った。
そして演奏されたMake A Wish、細美さんの弾き語りでみんなで歌ってきた思い出の曲。ライブ映像を観ていつかバンド演奏で聴きたいと思っていた曲。みんなの想いが解き放たれる。完全燃焼。この曲で終わりだと思った。
最後にもう1曲、スターフィッシュが演奏された。夢の続きを、おとぎ話の続きを見せてくれた。
こんな星の夜は
全てを投げ出したって
どうしても君に会いたいと思った
めちゃくちゃに感動した。終了時間は22:00ぴったり60分だった。ありがとうELLEGARDEN、ありがとういっしょに時間をすごしてくれたみんな。あの瞬間、僕たちは一つになった。
銀杏BOYZ 【22:40 RED STAR FIELD】
M.1:生きたい
M.2:NO FUTURE NO CRY
M.3:SKOOL KILL
M.4:恋は永遠
M.5:いちごの唄
M.6:愛しておくれ
M.7:夢で逢えたら
M.8:BABY BABY
M.9:ぽあだむ
最高な時間はまだまだ続く。
エルレを観てきっと多くの人がそのままレッドスターに流れ込んだ。主催者は僕たちを感動で殺しに来ている。
銀杏BOYZをやっと生で観ることができたのが2015年のライジングだった。あの日、新曲の「生きたい」が峯田の弾き語りで演奏された。
今日は「生きたい」からは銀杏のライブがはじまった。でもあの日とは違っている。新しいメンバーがいて、2度の武道館を経て、メンバーは完全に銀杏BOYZになっていた。東京で何度もライブに行った。1度目の武道館も行った。だけどこの日は特別だった。ついに「ああこれが銀杏だ。」って思わせてくれる、銀杏BOYZになったバンドの姿を観ることができた。
そして、北海道のみんなにとって銀杏のライブは滅多に観れない特別なものだ。だから、エルレの時のような特別な空気がここにもあった。
聴きたかったNO FUTURE NO CRYが聴けた。
そして久しぶりに演奏されるSKOOL KILL。高校生の時にYouTubeで観た2004年のROCK IN JAPAN FESTIVALでの演奏は衝撃だった。パトカーが出動して、あれ以来銀杏はロッキンを出禁になった。あれからもう15年の時が経つ。
銀杏は好きな曲がたくさんあるんだけど、正直SKOOL KILLはただのキモい歌だと思っていた。だけどこの日のSKOOL KILLはすごく綺麗な歌に聴こえた。そこにあったのは純粋な美しさだった。
銀杏BOYZを好きな女の子たちが、「銀杏BOYZは綺麗なんだ。」っていう気持ちがやっとわかった。飾り気のない純粋さ、純度の高い、汚い所も含めた純粋さ。そんな美しさ。
「夢で逢えたら」でもう終わりでもいいと思うくらいに満足した。だけど「BABY BABY」まで演奏してくれた。会場がキラキラキラキラ輝いていた。ここでもたくさんの人が泣いていた。そして、さらに「ぽあだむ」が演奏された。
めっちゃ綺麗なんだ。ぽあだむ。映画、いちごの唄をぜひ観てほしいな。
こんなに満たされていいんですか?
0時少し前、真夜中のRED STAR STAR FIELDが金色に輝いていた。
エルレとは逆に銀杏BOYZは持ち時間を大きくはみ出して最高のステージを終えた。
ホッカイカンタビレ 【0:40 BOHEMIAN GARDEN】
M.1:音のない音
M.2:ライジングサン
M.3:さすらい
ついに最果ての地、BOHEMIAN GARDENへ。
銀杏が伸びまくったからMOROHAは観れなかったけどもはやそんなことは気にならないほどに満足していた。
寒さに身を震わせながら、ezorockの焚き火コーナーでお酒を飲みながら暖を取りつつ汁物をすする。これが格別なのだ。
奥田民生が会場で録音してすくったライジングサンのテーマ曲をこの場で最後にこの場でみんなの歌声を収録するという企画。(なんと民生は台風で中止になった日も会場に来てレコーディングを行ったらしい)
最後にTOSHI-LOWが乱入してきて民生にアンコールを煽ってまさかの「さすらい」を演奏。ライジングでTOSHI-LOWが乱入するのはもはやお約束。
休憩
ほぼ無休、フジファブリックからの10時間以上におよぶ耐久レースを経てついに休憩へ。10人くらいで来たのにずっとソロ行動でフジファブリックぶりに仲間と行動を共に。
夜中の出店へ繰り出してそばを買う。ここで高校時代の友達に偶然再会...!(実はWANIMAの時にも偶然会った)
何万人もいる会場なのにこういう偶然が頻繁に起きるからライジングサンは面白い。巨大同窓会。テントで休むというイベントをついに実行した後に、神聖かまってちゃんへと繰り出した。
神聖かまってちゃん 【1:30 def garage】
M.1:自分らしく
M.2:23才の夏休み
M.3:夜空の虫とどこまでも
M.4:フロントメモリー
M.5:ロックンロールは鳴り止まないっ
2018年のBAY CAMPで夜中にも関わらずゴリゴリに盛り上げてくれたかまってちゃん。あの勇姿を北の大地で見たかった。
エルレも銀杏もかまってちゃんもみんな高校の時にバンドでコピーしてたアーティストたちだから、この日の流れは自分にとって思い出のコレクションみたいで、余計に特別な気持ちになった。
思い出の北の大地に帰ってきて、かつての友達に再会して、かつて何度も聴いて、何度も演奏した曲たちを、またこうして聴けるなんて。この上ない贅沢だ。
深夜でもゴリゴリに煽るの子。「ロックンロールは鳴り止まないっ」はいつ聴いても痺れるくらいにかっこよかった。こんな熱い曲よくつくったな。何度聴いても伝説の曲。
Dragon Ash 【3:30 SUN STAGE】
M.1:Viva la revolution
M.2:The Show Must Go On
M.3:Run to the Sun
M.4:Fly Over
M.5:Mix It Up
M.6:ROCKET DIVE
M.7:Walk with Dreams
M.8:Life goes on
M.9:静かな日々の階段を
M.10:Jump
M.11:百合の咲く場所で
M.12:Fantasista
M.13:ROCK BAND
M.14:陽はまたのぼりくりかえす
EN.1:日曜日よりの使者
EN.2:青空
かまってちゃんで最後の力を出しきったから、正直テントで休んでいようかと思った。だけど最後だし「拝まなくては。」と思いトリのDragon Ashへ。
正直、Dragon Ashってちゃんと聴いたことがなくて、何度か聴いてみたんだけどあんまりピンと来なくて。そんなバンドだった。
Dragon Ashを好きになったのはライジングが終わった後だ。
だけど今このセトリを見返すとこの日楽しみきれなかったことがものすごくもったいない!なんて豪華なセトリなんだ!って思う。マジであの日をやり直したい。ライジングのトリとしてDragon Ashを観れるのはきっと最初で最後だったから。
でもこの日の演奏があったからこそ、寝落ちしそうになりながら夢と現実の間をさまよいながらもこの日の演奏が心に刺残ったからこそDragon Ashを好きになったんだと思う。BAYCAMPのトリで早朝に聴いたサニーデイ・サービスもうそうだった。
トリってやっぱり特別なんだよね。JAPAN JAMのトリで10-FEETを聴いてやっと彼らを好きになったのもそうだった。そういうきっかけになるから、フェスはたまらない。
「Viva la revolution」からはじまって、わきあがる会場。
そして、僕が大好きなhideのカバー、「ROCKET DIVE」が演奏された時はすごくテンションが上った。ガラガラのPA裏で僕は長靴で、一人踊った。
今年は地元の花火大会でもROCKET DIVEを流してくれた。hideの曲が自分の日常の中に流れるだけで幸せな気持ちになる。大切な人に再会するみたいな気持ち、いやいちばん純粋でわくわくしていたあの日の中学生時代の自分に再会するんだ。自分の中の永遠のロックスターhide。
肌寒くてまだ薄暗い朝に響きわたる「百合の咲く場所」のイントロが幻想的だった。
最後は朝陽がオレンジ色に輝く空の下で「陽はまたのぼりくりかえす」が演奏された。今思うとなんて素敵なシチュエーションなんだろう。
この日はアンコールで奇跡が起こった日でもある。
会場からアンコールが起こるもののDragon Ashが出てこない。そして、WESSの若林さんが登場し、「今の曲を以って終わりました」。え、終わっちゃうの?
メンバーに出ておいでってジェスチャーする若林さん。だけどメンバーは出てこない。1日目が台風で中止、トリでアンコールなし。たしかにアンコールが不必要なくらい完璧なセトリだ。これもまた伝説か。
若林さんがお客さんにアンコールを煽る(笑)だけどやっぱり出てこない。
「ごめんなさい。本人がもう終わりましたとの事です」
と、ここでまさかの細美さんが登場!会場のみんなに呼びかける。
「来るかも知れねぇじゃん。出るか出ないかわからないもん、アンコールって、そういうもんじゃん、出てこなくても文句言うなよ。精一杯やろうぜ!」
さすが!細美さんだ!そうだよね。アンコールってあたりまえじゃないよね。
より強い力をふりしぼってアンコールが鳴り響く。
そして・・・kjが出てきた!!
「もう楽屋で乾杯していたのに、TOSHI-LOW君が楽屋に来て、やれー! やれー!って言うから!」
「ギターも壊れて歪まないから、素敵な日曜の朝にちょっとだけ歌います」
そして「日曜日よりの使者」が演奏された。
伝説を、観た。
そして、引っ張り出されるTOSHI-LOWと細美さん。
TOSHI-LOWに「自分の曲やれよ」なんて言われながらkjが2人を強引に巻き込んで最後に・・そう、THE BLUE HEARTSの「青空」が演奏された。
ああ、この曲をこんな形で聴くなんて。眠気なんてとっくにふっとんで、ただただ感動した。ロックと平和を祈る気持ちは共にある。ロックフェスの終わりは幸せな気持ちでいっぱいになりながら平和を祈って帰るんだ。
生まれた所や皮膚や目の色で
いったいこの僕の
何がわかるというのだろう
青い空の真下で
青い空の真下で
青い空の
そしてライジングサンが終わった。開催以来初の1日中止を経て、過去類に見ないアンコールで、夢のような祭典は幕を閉じた。
毎年お約束のSE、U2の「with or without you」が会場に流れる。
そして人々は帰路についた。
約8000文字になってしまいました!以上!ライジングサンの感想でした!
全体の流れは下記の記事がよくまとめられているので、こちらもぜひ読んでみてください!
ライジングサン、本当に最高のフェスなので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。夢のような日がまた来る日を祈って。
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