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【Essay】日記や思ったこと

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2019年9月の記事一覧

出会ったときもう君はいなかったからこそ君は僕の中で永遠なのかもしれない

出会ったときもう君はいなかったからこそ君は僕の中で永遠なのかもしれない

今日は1日家にいて仕事をしたり読書をしていた。僕は大分前に買って積ん読になっていたI.N.Aの書いたhideの本を読み始めた。

この本はI.N.A.がhideの訃報を受けた所からはじまる。その1ページ、たった1ページでその瞬間の空気感やhideについてのことが頭の中をかけぬけた。いや、頭の中をかけぬけたというより自分の心がそっちにいったような感じがした。

中学生のころ、本当にhideが好きだっ

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宇宙に投げ出されたような時間だった

宇宙に投げ出されたような時間だった

ランチの予定がリスケになって、さあ何をしてすごそうか。というところから土曜日が始まった。

仕事の対応をしながら、ふと美術館に行こうと思い立つ。その前に近所のお弁当屋さんで腹ごしらえをする。あのお弁当屋さんの味つけがたまらなくすきなんだ。なんなんだろな。あの絶妙な味。もやしのナムルすらも美味しい。今度おばちゃんに料理のルーツを聞いてみようと思う。

清澄白河へと自転車を走らせる。なんだか道がく

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あたりまえのことができなかったあの頃

「新卒の頃の気持ちって色々とあたりまえになってしまって忘れちゃってるなあって、ふと思ったんですよね。」

訪問からの帰り道、僕は先輩と昼下がりの下町を歩きながら昔のことを思い出していた。

新卒の頃新卒の頃は一挙手一足が重くて苦しかった。

僕の会社は1年目から裁量をもって仕事を任せてもらえる。お客さんからは当然プロとして見られるし、仕事を依頼する取引先の方や職人さんはこの業界で何十年も仕事をして

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私は私にしかなれないし、仮に他のだれかが私になりたくてもなれやしないから

私は私にしかなれないし、仮に他のだれかが私になりたくてもなれやしないから

どこまでいっても自分は自分にしかなれない。
逃れようのないこの事実は時に絶望であり、時に希望でもある。

どんなに羨ましがっても、私はあの人にはなれない。
それと同時に誰が羨ましがったとしても、私になれるのは私だけだ。

普通に生きていると、自分が自分であることの豊かさよりも、
自分が自分でいざるをえない貧しさに目がいきがちになる。

自分が持たざるものや欠けているものを見つける瞬間はごま

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連休の空気に癒やされて

連休の街がなんだか落ち着いている雰囲気がすきだ。

日曜日はほとんどフルで出勤していたのだけれど、世間が休みムードのせいか仕事をしていても普段の平日より、とてもおだやかな気持ちで働くことができた。

今まで連休は休みだから心が開放的になると思っていたのだけれど、自分が休みであるかどうかというより世間や仕事で関わる身の回りの人が休みであるかどうかの方が影響しているのかもしれない。

北海道にいた頃は

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#8月31日の夜に。

#8月31日の夜に。

北海道は夏休みが短くて8月31日はとっくに学校に行ってたから体験を共有できないけど、8/31は夏休み最後の日なんだね。今年は9/1が日曜日だからもう1日だけお休みできるのかな。観なきゃいけない、と直感的に思ってこの番組を観た。

たった一つの瞬間が宝石やナイフになったあの頃中学生や高校生の時って1日1日がとっても重いよね。今よりずっと重い。
貴重な時間が失われていくような、だけどあとどらくらいの日

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