読むアート噺 今森光彦 日本の里山 東京都写真美術館
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【おすすめ美術展・東京編】
今森光彦 日本の里山
2024.6.20-9.29
東京都写真美術館 2階展示室
滋賀県大津市ご出身の自然写真家・今森光彦さん。今森さんが魅了された「里山」を、今森さんの視点や美しい写真を通して、季節や日本を旅気分で鑑賞できる機会となりました。
今展では「里山」をテーマに約20年をかけて全国200ヵ所を取材した作品や、アトリエを構える琵琶湖周辺の写真から293点を選び紹介しています。
章立ては「春夏秋冬」。人の手で丁寧に手入れされ、自然を敬い、そこでの暮らしがあるからこその里山なんだということを改めて実感しました。
また、今森さんもお話しされていたんですが、石仏が里山が健全であるかの目安であることをあげていらっしゃって、ふと、東京ステーションギャラリーで昨年末から今年にかけて開催された「みちのく いとしい仏たち」のことも思い出しました。
民間仏の守り手が高齢化や過疎により急激に減ってきていることと、里山の美しい風景も失われつつあるのだという現実。「解決策が具体的にいますぐどうこうとは言えない。」と、今森さんもお話しされていましたが、単に人手だけの問題ではないことも、そうなんだと思います。
最後に今森さんのインタビューやスライドショーを見られる映像のコーナーもありました。アトリエの様子なんかもみられて、なんと自然豊かで穏やかなところなんだろう!と羨ましくなってしまうと思います。
とてもおすすめです。是非どうぞ。
開催概要
今森光彦 日本の里山
2024.6.20-9.29
10:00〜18:00(木・金は20:00まで)
7月18日〜8月30日の木・金は21:00まで
月曜日休館(祝祭日の場合は開館、翌平日休館)
東京都写真美術館 2階展示室
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