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「君はもう何もしなくていいよ!」Better Bossになろう!Weekly Pickup㉛

寒暖の差が激しい東京。こんなとき私は情緒が乱れないように、自分の気持ちのマネジメントをします。
やり方はとてもシンプル。曇り日には室内でラテン音楽をかけて踊ったり、雨の日は雨音を楽しむために、わざわざ窓辺でお茶やお酒を飲んだり…晴れの日にはやらないことをする日にしています。
心理学に詳しいかたならご存じの「オペラント条件づけ」の活用です。
よかったご参考ください!

さて、Twitterで毎日配信中の「Better Bossになろう!」今週のピックアップは「君はもう何もしなくていいよ!」です。

このダメ発言、深く考えずに言ってしまうひとが意外と多いようです。
「邪魔をするな」と言っているつもりなのかもしれません。
でも「何もするな」という「指示」は、「仕事とは役割分担に基づいてお互いを尊重して連携すること」という大前提を考えると、どんなエライ人であっても絶対に言ってはいけないのです。 

ハラスメントの行為者となった人の多くは「そんなつもりではなかった」と言います。 それは決して言い訳ではなく、本当に相手を傷つける意図はなかったと私は信じています。

では、「言葉そのものの意味」についてはどうでしょうか?
この例では「上司による”もう何もするな”という指示」以外の明確な情報はありませんよね。
そうなのです。たとえ、言った側に色々な思いがあったとしても「発した言葉こそが最も信頼性の高い情報」なのです。
行間を読んだりして、聞き手が主観で情報を加味することもあるかもしれません。でもその場合、今度は言った側と聴いた側の受け止めかたが食い違う可能性もあります。
いずれにしても「言葉そのものの意味」は絶対に書き換えられないのです。

よく「相手の受け止め方によってハラスメントになる」と言いますが、発言する側が言葉そのものの意味をきちんと考えて正確に発言すれば、少なくとも「そんなつもりではなかった」ということは起こりにくいのではないでしょうか?

あいまいで含みのある表現や行間を読む行為は、日本文化として大変素晴らしいと思います。ただし、それは個人的な活動のなかで堪能してください。

複数の人と連携する「仕事」という場では、正確な情報の共有が必須です。
ましてや近年では、文化的背景や母国語が違う多様な人たちとの連携を求められる仕事が増えています。
シンプルに「言葉のもつ正確な意味を意識して発言する」ことは、きっとお役に立つと思います。お勧めします!

それでは今日はこのへんで。みなさま体調崩さぬようご自愛ください!

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