「あいつと差がついちゃったな！」Better Bossになろう！Weekly Pickup(76）

前回のオープニングで触れた、進化するAさん。その後も成長し続けた結果、見事内定をもらいました。
PDFの件以降も、オンライン面接など彼女にとっては新しい学びの連続だったようです。
面接を終え「自分らしく話せた。たとえ不採用だったとしても、新しいことを学んでここまで来れて心から嬉しい！」と、ベストを尽くしたものだけが到達する境地の彼女は、とても輝いていました。
Aさんは面接で、PDFが何かも知らない状態から始まった道のりを正直に話したそうです。だから、採用側も彼女のスキルレベルは理解しています。
それを踏まえての、採用という判断です。うれしいじゃないですか！　
そう、「伸びしろ」は誰にでもあるんです！若者だけの特権じゃないんですよ～！
「私も、日々自分の伸びしろを１ミリでも伸ばすように励まなくては！」と、おおいに刺激をうけたエピソードでした。
ちなみに、そんなAさんは今「リスキリング王者」と、私に呼ばれています。

さて、Twitterで毎日発信中の「Better Bossになろう！」今週のピックアップは「あいつと差がついちゃったな！」です。

#BetterBossになろう
(575)～直タレコミより

ダメ例🤢
これであいつと差がついちゃったな！

改善例🙂
なし

競争心をあおる発言は、サゲられ側の心に傷をつける。
もっといえば、自らの視野の狭さを露呈する残念発言でもある。#言い方

— カワムラ＠DIVERSE TOKYO (@TokyoDiverse) March 26, 2023

今日のオープニングで書いたAさんのストーリー。
特筆すべきは、彼女が「自分がどう思われたいか」「他の応募者はどのくらいのレベルなのか」ということを一度も口にしなかったことです。
ただひたすら、課題をひとつずつ理解してクリアすることに集中していたのです。

そうです、Aさんは「なりたい自分に近づく」ことに集中し、ひたすら頑張っていたのです。
それって、実はみんな同じなのではないでしょうか？
なぜなら「あいつに勝つ」が課題の人も「あいつに勝つ自分になりたい」から頑張っているのです。

そして、どんな自分になりたいか決められるのは自分だけです。

そこに上司の主観が入り込む隙はありません。
忘れないでください、部下はあなたのコピーではないんですよ！

それでは今日はここまで。みなさま春の息吹をたのしんでくださいね！（ただし花粉にご注意！）
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