私はうつになると
自己否定に直結する。
些細な出来事に
自責の気持ちが強くなり
自分はダメな人間だ
消えてしまいたい
死にたい
の言葉が条件反射のように
脳の中を駆け巡って反芻する。
この私の中の現象は
出来事に対しての逃避であり
自傷である
というのが私の考えだ。
そして私は
この現象を何とか減らしていきたい
と思っている。
そのために必要なこと。
それは感情の言語化だ。
自己の存在否定の言葉ではなく
感情の表現を。
はらわたが煮えくり返るような怒り。
暖簾に腕押しのような虚しさ。
肺の中からこみ上げる悲しさ。
私が感じている感覚に
できるだけ近い言葉を探して
いっぱいの言葉で表現する。
そうすることで
出来事から逃避することなく
自傷をすることなく
冷静に出来事に向き合えるのだ。
とは言ったものの
条件反射になっている現象が
すぐにすっかりなくなることを
期待してはいない。
きっと私は
この先何度も
自己否定をしてしまうのだろうし
この先何度も
うつになるのだろう。
それでも私は
言葉にすることを忘れずに
言葉にすることを諦めずにいたい。
私のために。
私を大切に想ってくれる人のために。