#23舞浜サービス業で適応障害・うつ病になる話(6ヶ月の休職と退職)
みなさん、こんにちは。
本屋大賞の作品を読み進めています。
昨日も一冊読了しました。
動物、モノを通じて人間関係がどんどん繋がり成長していく姿、誰かに親切にしていくストーリーは仕事を上手にいていくのにも必要だなと思いました。
さて、前回は
2回目の休職と復職を綴りました。
今回は「6ヶ月の休職と退職の決断」を綴りたいと思います。
1、3回目の休職
前回の記事にも書きましたが、マルチタスク状態で
休憩取得がまともに出来ない職場環境に不安と不満が増し、更にはその状況下で私の復職プログラムを継続させるのは不可能だと判断。
復帰して、「たった2日」で休職に戻ります。
休職中は上司、マネージャー、相談室、労働組合から
電話が定期的に鳴ります。
マネージャー→労働環境改善の取り組み状況
上司→現場の現状と私の症状の確認
相談室→職務内容と労働環境、理想の働き方
労働組合→休憩未取得、残業での休憩対応について
各方面からそれぞれ異なった内容の聞き取りが始まりました。
これだけの人を動かしてしまった…
動かさなきゃ解決できないのか…
マルチタスクに加え、休憩が取れないでいる
会社として基本的なことが崩壊している…
これを電話でやってるんです。
直接、自分が動き回って改善してるわけでなく。
人頼り…
力不足だなと感じました。
2、休職中の日常
とりあえず休みました。
朝、日中、夜と仕事のことを考えたり、今の状況下に置かれてる事が嫌になります。
過呼吸です…
私の症状は、
仕事思考
不安が増す
相手に怒鳴られたり、強い口調に対して恐怖を感じる
それに対応するための方法を考え始める
思い出しが強くなり過呼吸になるの繰り返しです。
私は薬物治療。
過呼吸が出たら頓服薬を服用し、
落ち着きを取り戻す。
そして横になって過ごす。
朝、夜に抗不安薬、抗うつ薬、胃薬を飲んでました。
何がやったかと言えば、
運動と読書です。
自宅の共用施設にあるジムに通い、
上半身を鍛え、ランニング5〜10キロ走る。
読書は冒頭にも書きましたが本屋大賞ノミネート作品を全て読み通す。好きになった作家がいたら次の作品も読んでみる事をしていました。
しかし、外に出るのは辛く大変でした。
準備に身支度、本屋に行くにはバスに乗り、
人混みの中移動することが苦痛に感じたのです。
また、時間に縛られた行動が出来なくなります。
起きる時間、バスの時間、1日のスケジュール管理、
これらをするだけでも過呼吸です。
3、神戸旅行
思い切って遠くに行きたいと感じました。
どこに行こうか考えましたが、
応援しているサッカーチームがアウェイで神戸で試合があったので観戦と旅行をしようと決めました。
休職中に旅行?
同僚などは不満を感じてたりするのか、
この状態で行けるのか悩みはしました。
けど私には必要な旅でした。
神戸に着いたら異人館や中華街、メリケンパークと観光スポットを回ります。
そこで嬉しい出来事がありました。
メリケンパークにはスタバがあり、
港を見ながらコーヒーを楽しむことができます。
コーヒーを注文すると、
「マスク越しでも笑顔が素敵ですね」
と言われました。
全く意識せず注文していました。
この病気を患っても笑顔になれてるんだと知ります。
しかもマスク越しで伝わっている!
嬉しさのあまりに、ホテルにあったポストカードにお礼の手紙を書き翌日渡しに行く事を決めました。
残念ながら、不在でしたがレシートで対応者が分かるかもとのことで手紙を託し後にする事にします。
旅行は目的、体験、食事など楽しみが思い出になることがほとんどだと思いますが、私にとってこの神戸旅行は人との出会いだったなと思いました。
一言だけで相手を幸せにできる
注文のやり取りのなかで相手を笑顔に出来る
一瞬の出来事が思い出となる
ディズニーパークでも大切にしなければいけない
接客対応だなと感じた出来事、旅行になりました。
私は、新入社員向けインストラクターを担当していた際に伝えていた言葉があります。
「ミッキーマウスに会った人が常に笑顔なのは、
ミッキーマウスも常に笑顔だからです」と。
「自分の表情は相手の表情、鏡」と思い出しました。
客、従業員どちらの立場になったとしても
平等な接し方、相手への好感を意識したいですね。
4、退職の決断
私の休職期限を会社の就業規則に当てはめると残り3ヶ月となったときです。
このままでは良くならない。
上司、マネージャーから話される話を聞いていても改善された内容、結果が聞こえてこない。
そして評価面談が電話で行なう事に。
休んでばかり…
いろんな事にチャレンジ、改革したけどその都度上司からのフィードバックはなし。
目に見えた結果。数値でも改善されているのに…
あなたの評価は4段階で「2」です。
翌半期の給与、ボーナスの減額が決定した瞬間です。
これ以上、会社を休んだりしながら会社のために貢献するのは辞めようと思いました。
「転職」することを決意します。
16年間のテーマパークで接客業のスキルを活かしたいと思い、「舞浜」「ホテル」「フロント」「ベル」
を条件に探す事にしました。
「舞浜」であれば客層も分かり、
これまで培ってきた対応は存分に発揮出来ると思ったからです。
「ホテル」は夢の続きを体験する、舞浜で長期滞在する、余暇を楽しむ上で大切なハード面だと思っていたので経験したい職種だったので選ぶ事にしました。
2000文字に達しました。
今回はここまでにしたいと思います。
人との繋がりは様々な場面で生まれ、
反対に切ることも出来るだと知った休職期間でした。
次回は
「上司への退職願い」、「世界一幸せな場所へ行く」
を綴りたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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