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おうちで楽しむ”地獄炊き”

私の奥さんは長崎県出身で、彼女と同じ時間を共にするようになってからは、長崎の特産だったり名物を食べる機会が多くなりました。

長崎の名物といえばやっぱりカステラ?ちゃんぽん?

他にも素麺や鯨、あごだしだったりカラスミも。他にもまだまだあるんだろうし、まだ食べてないものもいっぱいあるだろうからこれからも楽しみであります。

そして先日堪能した長崎名物が、タイトルにもある

地獄炊き

地獄炊きとは、長崎県の五島列島北部で親しまれてきた代表的な郷土料理だそうです。地獄炊きの特徴と言えばその食べ方。

茹でた麺をあごだしと生卵を絡めて食べるんです。これがもうめちゃうまなんですよ!

麺にも特徴があって、丸亀製麺とかで食べるうどんと違って、地獄炊きで使用する五島うどんは、麺が細く舌触りと喉越しの良い食感。あと、麺が伸びにくい!!

そんな特徴からずっと火にかけておけるので最後までアッツ熱のうどんが楽しめます。

そんな地獄炊きは、家庭でも簡単に楽しめますので、本日はそのレシピと楽しみ方を紹介します。

出汁の作り方(家庭用)

あごだし:1パック
うすくち醤油:適量
水:適量
※地獄炊きの特徴はあごだしで食べること。あればぜひ使ってください。

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① 水とあごだしパックを入れて火にかけます。

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② 沸騰したら醤油を2回しほど入れて完成です。

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ポイントはうどんや蕎麦を食べるときに作る出汁よりも味を濃いめに作ること。薄いと生卵に負けてしまうので、ちょっと濃いめに作ってください。

うどんを茹でる(2人前)

五島うどん:2束

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① 沸騰したお湯にうどんを入れて、写真のように表面に浮いてきたら茹で上がりの合図

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五島うどんはいつも?のうどんと違って塩味が少ないので水洗いする必要はありません。

食べ方

出汁:適量
生卵:1個

うどんは卓上コンロなどで弱火でずっと火にかけておいて大丈夫ですが、結構暑いので猫舌の方は火を止めておきましょう。

器に生卵を落とし、先ほど作った出汁を加えて、よくかき混ぜます。

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それに熱々のうどんを絡めて食べます。もう、これがたまらん!

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アレンジ

たまご+出汁の中にネギなどの薬味を入れても美味しいです。

ちなみに僕は自分で削ったカツオ節を投入。風味が増してばりうま!

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まとめ

関東出身の僕にとって地獄炊きはとても新鮮な食べ方でしたが、めちゃくちゃ美味しくて感動しました。

この食べ方はどの地域の人にもウケるんじゃないかな?

簡単で美味しいので是非試してみてください。記事を書いていたら食べたくなってきた笑 お昼は地獄炊きにしようかな?!

それではまた。


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国内海外問わず、世界には美味しい食べ物やお酒がまだまだあるはず。そんな世界を知って、自分の料理に昇華できたらと思います。コロナ明けはイギリスとフランス文化の混ざるカナダへの食旅行を計画中。