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現役就活生が思う 内定を勝ち取るための7つの心構え


21卒就活生の皆さん、本日も就職活動お疲れ様です。(T_T)

この記事では私の失敗談をもとに、そこから学んだ知識や考えなどをシェアできたらなと思っています。
この記事が皆さんの就職活動に少しでも力になれれば幸いです。


【はじめに】

こんにちは!
21卒現役就活生のShoGo.です!
私は5月に入るまでNNT(無い内定)の一人でした。
そんな私が7つのことを意識しただけで3社連続で内定を頂けたので、その情報をぜひ皆さんに共有したいと思います。

その前に「お前誰やねん!」という声が聞こえてきそうなので、まずは自分の就活状況について簡単に説明させてください。

<私の就活状況>
・調べた企業数:200社以上
・エントリーした企業数:約140社
・ES提出:約70社
・実際に面接した回数:41回
・最終選考まで進んだ回数:11回
・内定:5社
※現在、選考中の企業 2社

ご覧になって分かる通り、私は就活生の中でもエントリー数は多いと思います。それと同時に多くの失敗を経験してきました。
皆さんには私と同じような失敗をしてほしくないので、興味がある方はぜひ最後まで読み進めてくれたら嬉しいです。


①どんな人に読んでほしいか 
 

・内定がなくて悩んでる就活生
・来年就活を控えてる22卒生
・就活のモチベーションが上がらない人
・いま何をするべきかわからない就活生
・企業の新卒採用担当の方


②この記事で得られる情報
 

・内定を勝ち取るための心構え
・就活生が企業や面接官に対して考えてること
・既存の"就活の在り方"とは違った思考
・21,22卒就活生が今すべきこと
・21卒の就活の現状


③内定を勝ち取るための心構え七ヶ条
 

私は俗にいう"意識高い系就活オタク"です(笑)
就活系YouTuberの動画や就活サイトの記事は一通り読み漁りました。
大学の就活支援センターや就活エージェント会社にもお世話になり、OBOG訪問や毎日の自己分析も欠かしませんでした。
さらに信頼してる友達や先輩、後輩 計21人に他己分析をお願いし、結構しっかりと就活に向き合ったと思います。

その過程で気づいたことが7つあったので、早速紹介したいと思います。 

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一. やりたいことより"なりたい姿"

私は3月上旬まで "やりたいこと" 重視で企業を選んできました。しかし今思えば、この選び方はかなりリスキーだったと思います。

例えば、あなたが広告業界に携わりたい…! という理由で、広告代理店A社を志望していたとします。しかし面接官にこう質問されたらどうでしょう。

「もし希望する部署に配属されなかった場合、あなたはどうしますか?」

私はこの手の質問に答えることができませんでした。なぜなら、当時の私は"やりたいこと"(事業内容)でしか企業を選んでなかったからです。A社は広告以外にもたくさんの事業を行っています。広告事業はたくさんある事業うちの一つでしかないのです。よって、やりたいことベースで選考に進むとこの手の質問に答えにくくなります。そこでどうするか。

やりたいことでなく、"なりたい姿"で語れ!! 

例えば、あなたが「人に影響を与えられる人間」になりたいとします。
人に影響を与えるのに必要な要素が"経験"と"結果"だとしたら、あなたの就活の軸は「多くのことに挑戦できる結果主義の会社」となります。
すると、"この会社に入って○○がしたい" という思考ではなく、貴社で理想の姿を実現させたい!という思考になるため、事業内容より 理念・文化で企業選びをすることになります。このことから先ほどの質問に対して、

「私が理想の姿を実現するのに、貴社の環境が一番だと確信しました。私は貴社の理念や価値観に一番魅力を感じているので、どの部署に配属されても、自分のビジョンをもって働きます。」

と答えることができます。

もちろん小さい頃から "この会社の○○をやりたい…!" という明確な目標がある方は、とても素晴らしい夢ですので全力で叶えてください!!

しかし、自分は何がやりたいのか、将来どうなりたいのか分からない人も多いのではないでしょうか?
そういう方はまずしっかりと自己分析をして、なりたい姿(軸)を決めると、それをベースに話を広げられるので対策しやすいです。


二. 自分の言うことも面接官の言うことも正しい
 

原則として、あなたの言うことも面接官が言うことも正しいです。
このスタンスで面接に臨みましょう。

以前私は集団面接にて、面接官と口論になっている就活生を見たことがあります。
しかし、皆さんは気をつけてください!
面接官は敵ではありません!ただあなたのことが知りたいだけなのです!
言い方を選ばずに言うと、面接官はメ〇ヘラなのです!!

あなたがどんな人なのか詳しく知りたいから、
「なんでそう思ったの?」「どうしてそれをやろうと思ったの?」
と頻繁に聞いてきます。 

あなたはその質問に対してシンプルに端的に答えてください。
「それってこうじゃない?」「その考えじゃ社会に出ても通用しないよ。」と言われても絶対に熱くならないでください!!!
まずは冷静に相手の意見を受け止め、
「○○さんのおっしゃる通りだと思います!」と、
相手の意見を肯定してください。間違っても否定してはいけません。

そして、
「○○さんのおっしゃることはとても共感できるのですが、私はこういう前提のもと、この考えに至りました。
だから私は自分の考えを大切にしたいです!」

と心を込めて伝えてください。

最後に補足として、
「アドバイスありがとうございます!」「勉強になりました!」
など付け加えられたら完璧です。
おそらくこう言われて嫌な気分になる面接官はいないでしょう(笑)

あくまでもあなたは就活生です。
企業から選んでいただく立場として、しっかり場をわきまえましょう。
本当にあなたがその企業に行きたいのなら、絶対にバトルしてはいけません!!


三. 素の自分を受け入れてくれる会社

自分の価値観と会社の方向性が合わないとミスマッチに繋がります。
学生側からしても企業側からしても、ミスマッチが一番恐れていることだと思います。そうならないためにも、説明会や面接、OBOG訪問などを通してしっかりと会社の雰囲気を調べておきましょう。

また、選考を進むにつれて一番してはいけないことは、その企業に見合う人材になろうと自分を偽ること"です。
たとえそれで入社できたとしても、偽りの自分が内定をとれただけで、
素の自分を受け入れてくれるとは限りません。
(入社後も偽りの自分を演じ続ける覚悟があればいいと思いますが…。)

ちなみに私は面接では、
〝私はこういう人間です!自分の意思は突き通します!それでも良ければ採用してください!〟
のように強気な姿勢で面接に臨んでいました(笑) 
こうすることで自信もって面接に臨めます。
(落ちても保証はできませんが笑)

大事なのは物怖じせずに堂々と話すことです。
自分に自信がある人はとても魅力的に映るので、
もし話の途中でつまづいたり、言い間違えたとしても堂々といきましょう!

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四. 自分の理論は矛盾してないか

先ほども言った通り、面接官はメ〇ヘラです(笑) 
あなたの矛盾点を暴こうと様々な質問をしてきます。

しかし、面接官はあなたに意地悪をしたいわけではありません。
あなたが良い人材か、本当に会社に合う人間かを見極めているのです。

ここで一旦、面接官の立場に立って考えてみてください。
人を選ぶ際、この人ちゃんと働いてくれるかな?この人に投資する価値はあるのかな?と思うはずです。よって企業側も学生を慎重に選びます。
これから高い人件費をかけてこの人を雇いたいのに、なよなよしていたり、矛盾したことばかり言っていたら不安になりませんか?
その不安を解消しようと面接官は納得するまで何度も聞き返してきます。

それに対して私たちは、論理的に自信もって答えられるようにしっかりと自己分析をしなくてはなりません。

そして本番で緊張してガチガチにならないように面接慣れする必要があります。こればかりは練習しないと身に付きません。
照れくさいと思いますが、先輩や友人、家族などに面接対策のお願いをしてみるのもひとつの手だと思います。
10人にお願いしたら、10人それぞれの視点から質問が飛んでくるでしょう。
それらに対してすべてしっかりと答えられるようになれば、面接に関しては無敵になれると思います!


五. 誰と働き、そこで何をするのか

高学歴マウントをとってくる学生のように、一部上場企業やメガベンチャーなど会社名にしかこだわっていない就活生は少なからず存在します。

ですが私の先輩曰く、
「どこで働くかより、入社した会社で誰と どう働くか。」だと言っていました。

社会人になると、飲みの場で今どんな仕事をしているかについてよく話題にあがります。ちなみに大手に入社した人でも、1年目で転職したいと嘆いてる人は少なくないそうです。
皆さんはそうならないように慎重に企業選びをしましょう。


六. 納得のいく就活はできているか

皆さんには、これだけやったんだからやり残すことは何もない!と胸を張って言えるくらいに完全燃焼してほしいです。
後悔だけは絶対にしないでください。

第一志望の内定を勝ち取ろうが、希望する会社じゃなかろうが、NNTで終活しようが、自分の納得のいく就活が送れればいいと思います。

出し切った!これ以上はもう無理!というくらい完全燃焼してください。

就職活動に正解などありません。
しかし望み通りでない形で終活しても、
その後の自分の行動次第で正解に近づけることはできます。
私の先輩は「第一志望には行けなかったけど、いまもう一度就活できるとなっても今の会社で働きたい。」と言ってました。

すべては縁だと思います。

まずは入社する会社で全力で働いてみてください!
その先に見えてくるものがきっとあるはずです!!


七. 楽しめてるか

これできてない人多いと思います。
「お前は内定とれてるからそんなこと言えるんだろ!」と言われそうですが、むしろ逆です。

今まで私は、就活=辛いというイメージでした。
ですが失敗と改善を繰り返して、自分が成長していくのを肌で実感し、やばい、就活めっちゃ楽しいかも…!と思い始めたときに初の内定がでました。

皆さんは、落ちてしまった企業がなぜ落ちたのか、ちゃんと振り返ってますか?面接後、答えにくかった質問はそのままにしてませんか?
面接後の振り返り&反省は一番大事です。
これをできるかできないかで今後の内定に大きく関わってくると思います。

就職活動は今までの自分の人生を振り返る良い機会だと私は考えています。自己分析にて、自分という人間を知っていくたびに、自分はこんなことに興味あるんだ…。これをされると嬉しいと感じるのか!など多くのことに気づかせてくれます。
この際自分のことを洗いざらい知って、自分のことを理解してあげてください。
最終的に味方になってくれるのは自分自身です。

自分のことが分かると、もっと自分を知ってもらいたい…!と考えるようになります。
すると自ずと就職活動が楽しくなるはずです。
なぜなら、あなたのことを知りたがってくれている人が大勢いるからです。

面接は”自分のことについて知りたがってる人と雑談をしに行く”というイメージで臨めば、素の自分が出て、通過率も上がると思いますよ!
だから楽しんでください!!

ビジネススマイルではない、心からの笑顔で臨めば絶対に相手に気持ちは伝わるはずです!

応援しています!!悔いのない就活を!!

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私が思う今の就活

私は現在の就活に少し疑問を覚える点があります。
それは企業が研究され尽くしていて、新卒採用の本質を見失ってるのではないかという点です。
今現在、多くの就活アプリや就活サイトが存在し、ほぼすべてに "就活でのテクニック!" や "A社対策" みたいな記事をよく見かけます。テクニックも大事ですがその前に、 

あなたが使ってるその言葉、本当に本心ですか?
内定をとるためだけに自分を偽ってませんか?

私は相当量の就活サイト、アプリ、記事、動画を見てきましたが、情報がはびこってるこのご時世、何が本当かなんて分かりません。しかしすべてを踏まえた上で、本音で話すことが一番重要だということに気付きました。

面接で絶対にやってはいけないことは2つあります。
①自分の言葉ではなく、他人の考えをそのまま話すこと
②原稿に書いて一言一句間違えないように暗記すること

面接官の方もプロなので、この子自分の意見ではないな。暗記してきたんだろうなと気付いています。
そしてこれをすることの最大のデメリットは、対応力の低下です。対応力が低下すると、突拍子もない質問に答えづらくなります。

 営業でも、思いもよらない視点から質問されることは多いです。
その場の対応力を磨くためにも、他人の意見で話したり、話すことを暗記するのはやめましょう。

では、どうすればこの問題を解消できるのか。
それは何度も言いますが、自己分析を重ねて自分の軸を固めることです。
そうするとどんな質問を聞かれても、自分の軸に沿って答えることができます。だからこそ自分軸を決めるのは本当に大事なことなんです!

もちろんテクニックや何を聞かれるか把握するに越したことはありませんが、まずは自分の軸(なりたい姿)を定義化することを全力でおすすめします。


まとめ

以上、内定を勝ち取るための7つの心構えについてお話してきました。

今さらそんなこと言われても、もう遅いと思われる方もいると思いますが、大丈夫です。まだ間に合います!!!!!!

現時点での21卒就活生の内定率は50.2%です。
まだ2人に1人はNNTの状況です。
また新型コロナウイルスの影響で、今期の就活は長期戦になると予想されています。

だからといって油断してはいけません。
今この瞬間から取り組んでください。
そしていつまでに内定をとるか目標を立ててください。
でないと、いつまでも内定とれないと思います。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu421/
引用:大学生とつくる就活応援ニュースゼミ(2020/5/8)
NHK


【さいごに】

この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。何かご意見やご感想、質問などありましたらコメントしてください!
その日中には返します!

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。これからも就職活動続くと思いますが、一緒に頑張りましょう! 

「人生にはふたつの選択肢がある。
今の状況を受け入れるのか、現状を変えるための覚悟を受け入れるのか。」

           Denis Waitley

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