コンサルティング部門事業部長兼採用マネージャーが振り返る2022年と2023年に向けて(主に採用のこと)
こんにちは。コンサルティング部門の事業部長と兼務で、採用チームなどを担当している岩崎です。
年々時の流れが速く感じる様になり、気付けばもう2022年も終わろうとしています(今年も過去最大に早く過ぎていきました…)。
1年なんて本当にあっと言う間に終わってしまうわけですが、そのあっと言う間に終わってしまう中で、皆さんは年初に掲げたことはどれだけ実現できたでしょうか?
今回は自身の振り返りも含めて、特に採用面を中心に「どんなことを考えて」「どんなことが実現できたか」を振り返り、来る2023年をどう過ごしていくべきかを考えてみたいと思います。
2022年を迎えて(当時)
私はこれまでコンサルティング部門の1人として、積極的に採用に関わってきました。特に組織横軸の社内プロジェクト、ブロック活動の立ち上げ初期からHRブロックに参画しており、そういう意味で採用にも強みを持つコンサルタントという自負をもって仕事をしていました。
※ブロック活動については、noteで紹介していますのでご参照ください。
そうした活動があってか、2022年に入り、実務面で採用チームも担当することになり、より深く採用に関わることになりました。より深く採用に関わることになって初めて自分自身が採用のごく一部にしかアクセスしていなかったことを思い知り「より良い採用とは?」「もっと良さを知ってもらうには?」という、採用の根幹部分を改めて自問自答するようになりました。
我々が目指す採用の方向性は?
ではどうやって採用活動を活性化していくべきか。
まずこの2022年を、デジタルフォルンとしての採用の在り方を根底から考え直す転換期とすべく、まず我々のスローガン/ミッション/バリュー(行動指針)から考え直しました。
特にデジタルフォルンのメンバーが日々の業務を行うにあたって重要視しているバリュー(行動指針)、これは一人ひとりの行動起点になっているため、これはいわゆるカルチャーの根源であると言えます。
一方でそれを採用局面でどれだけ伝えられているか、まだまだしっかり伝えられていないのではないか、ではどうすればそれが伝わっていくのか、そういったいわゆる根幹部分に向き合い、大きくフォーカスし、結果としてこの2022年に掲げた大きなテーマが、下記の2つでした。
・採用局面におけるデジタルフォルンらしさの追求
・これまでデジタルフォルンが行っていた採用手法からの脱却
この2つは混ぜて一つとして考えられる部分も多くあるので、通常はあえて分けて捉える必要はありませんが、今のやり方がデジタルフォルンらしさを体現しているのであればあえて変えないですし、もしそこを考えてもいなければ一度考え直すし、という側面を鑑みて、いったん分けて考える形を取りました。
VORNのバリュー(行動指針)
その考えに沿って具体的にどんなことをやってきたのかをご紹介するにあたり、簡単ではありますが、我々のカルチャーの根源となる行動指針についてご紹介しておこうと思います(本編から多少それるため、ご説明文章自体は短いもので簡潔にご紹介します)。
この行動指針は各単語の頭文字を縦読みするとデジタルフォルンの「VORN」になります。VORNは元々前に進むとか前進という意味を持っているので、こうした行動指針を大切にすることでVORN(前進)していこう、という思いが込められています。
※デジタルフォルンのカルチャーについては、公式採用サイトに詳細を解説したスライドなども用意しています。
こうした行動指針が、我々のカルチャーの根源となっており、このカルチャーの根源から発出するものがいわゆる「デジタルフォルンらしさ」にあたると考えています。
では、そんな「デジタルフォルンらしさ」に重きを置いた2022年の取り組みをいくつかご紹介します。
実際の取り組み例①動画コンテンツの活用
行動指針にある通り、デジタルフォルンはOwnershipを持ったメンバーがそれぞれのVariationを尊重して発展している企業です。つまり、業務上必要なものを除いて不要な上下はありませんし、OnとOffの切り替えが明確だったり、お互いを自然と尊重出来る環境が整っていると言えます。
制度や仕事内容、あるいは今後の方針など文章で説明できる場合もありますが、こうしたいわゆる空気的なものはいくら文章で語っても信ぴょう性がなく、動画でないと伝わりにくいのです。今まで我々はこうしたコンテンツを作って発信していく部分が弱かったため、まだまだ数としては少ないのですがこうした動画コンテンツも作成をし始めました。
※Youtubeに公開しています。是非ご覧ください。きっと空気感が伝わると思います。
動画については、アップしてからそれなりに反響を頂き、早速手ごたえを感じています。今メンバーとも、自由な発想(社長へ本当にアポなし突撃インタビューをするとか)でいろんな企画を出しているので、しっかり加速させてたくさんのコンテンツを作っていきたいなと思っています。
実際の取り組み例②過去を躊躇せずに「らしさ」を全面に出したイベント
2022年4月、新卒社員の入社式を開催しました。コロナ禍にありまだ感染者数も多かったため、事前に検査等も実施し、みんなが安全に対面出来るために、可能な限りの対策を行いました。そのおかげもあり、無事に入社式やその後の研修を終えることができ、安心しました。
一方で、入社式=堅い空気の式典というステレオタイプから脱却できていないことに気づきました。元のテーマに立ち返った時に「本当にデジタルフォルンの良さは、この式典で伝わる?」「面接で話を聞いていた新卒メンバーたちが、こういう式典にでて、これこそデジタルフォルンだ!と感じる?」という疑問にぶつかりました。
例えば、式典の会場を借りるためにはそれなりの費用が掛かります。だったらその予算を使って、よりデジタルフォルンらしい、楽しく、明るく、この先が楽しみになるイベントにしてしまった方がいいよね!そういう考えを新たに持つに至りました。
ということで、早速10月の内定式は、完全に式典形式を取りやめ、いかにもデジタルフォルンらしい、明るく楽しい会に大規模に変革しました。
その内定式の詳細については、noteでも紹介しています。もはや「内定式」とすら呼んでいません。
写真からも伝わると思いますが、あえてスタイルもオールカジュアルで、いかにもデジタルフォルンっぽい空気にあふれた会になりました。
私も二部の懇親会に参加しましたが、自由にコミュニケーションを楽しんでいて、素晴らしい機会になりました。
社員同士のイベントは昔からこういう空気で実施していましたが、いわゆる入社式や内定式等々の「式典」的なものは存在していました。意図して式典を残すのももちろん良いのですが、その中にもデジタルフォルンらしさを加えていく。それが入社する方々にも安心感を与えていきますし、参加した先輩メンバーも想いを改めて強められます。そしてその様子を何かしらの形でお見せすることで、対外的にもデジタルフォルンらしさをより分かりやすくお伝えすることができます。
今回のチャレンジで、考え方に間違いがないことを証明できたと思っているので、この考え方に基づいて入社式、あるいはその先の企画も進め、一層発展させていきたいと思っています。
早速2023年の入社式は面白い企画・計画を考え始めているので、これも開催後にはご紹介できるようにしたいと思います。
2023年に向けて
(他の取り組みは書ききれないので、大きなトピックスだけのご紹介になりますが)2022年はこのように様々な取り組みを進めていきました。しかし、取り組みの最後に「今後加速させていく」「もっと発展させていく」と書いた通り、この取り組みたちは大転換のきっかけ、序章程度の段階だと思っています。
我々の行動指針に照らし合わせると、2023年は以下の思いをもってしっかり進めていく必要があります(先にご紹介した頭文字VORNの順序の、あえて逆から書いていきます)。
この2023年にどういうことができるか、どう発展できるか、それ次第で2022年にやったことの評価は大きく変わると思っています。2023年の年末、振り返ってみて「やはり2022年から大きく変わった」と思えるようになるためにも、この先の活動がむしろ重要です。
採用の活動はともすれば作業・業務的な捉え方をしてしまうほど、細かく雑多な作業などもありますが、2022年の取り組みが良かった!と思えるような2023年を過ごせるように、デジタルフォルンと共感の強い仲間を増やすという採用の原点を失うことなく、楽しみながら、新しい道をわくわくしながら模索し、より良い採用活動をしていきたい、そう考えています。
弊社のコンサルティングやテクノロジー部門では、新しい仲間を積極的に採用しております。
デジタルフォルンに少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度会社説明会にご参加ください。
ご参加・ご応募を心よりお待ちしております。