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三歳未満児を育てている親からの質問②

①からの続きです

Q3:遊び食べに対しての改善方法を教えて下さい。
A:子供が遊び食べをする理由の一つに「好奇心」があります。
「これは何かな?」と気になってつついたりしているうちに、また違う事に興味が湧いてきて違う行動をとってしまう。
それが大人からみると「遊んでいる」ように見えるのでしょう。
3歳未満の幼児では、直接手で食材に触れることも大切な事です。
口の中はとても敏感ですが、次に敏感な部分が指先です。
口に入れる前に「安全な物なのか」、「どのような硬さなのか」等、本能的に興味を持って手で直接触ろうとします。
子供からすれば、「学んでいる」時に大人が大きな声で注意しても逆効果です。本人からすれば、何が悪いのかさっぱり理解できませんし、そもそも3歳未満では、大きな声で伝えようとしても、ただの「大きな声」「怒っている人」という認識しか出来ないでしょう。
手や服は汚れるし、食事が終わらなくて家事も進まない・・・とイライラしてしまいますが、まずはお子さんがどうして遊んでいるのかを聞いてみて下さい。上手に答えが返ってこなくても、「食べてみようか」「お母さんが食べてみようかな」など、摂取する方向に誘導してみましょう。それでも遊びが終わらない場合は、一旦食事を中止して「遊ぶと食事が終わる」という事を教えましょう。一度では無理ですが、繰り返すことで集中できるようになっていきます。

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