誰にでも起こる更年期。更年期太りを避けるためのポイント!(女性だけではなく男性にも起こります。)

更年期太りに悩んでいませんか?

年齢を重ねいくと裂けては通れない更年期。
体のダルさや、イライラなど。。。。

最近は、女性だけではなく、男性でも、
更年期障害のような症状が出る方が多いと聞きます。

いろんな症状はありますが、
皆さんに共通するお悩みは、
「若い頃よりも太った。。。。」
「ダイエットしても体重が減りにくい。。。。」

ではないでしょうか?

原因は性ホルモン分泌の低下

更年期障害の大きな要因は、
性ホルモン分泌の低下です。

男女ともに、年齢を重ねると徐々に低下していきます。
女性は、エストロゲン
男子は、テストステロンというホルモンです。
これらの作用の一つに、
”脂肪細胞をため込む酵素の作用を抑える”
があります。

つまり、何もしなければ、
加齢とともに太っていくように、
僕たちの身体はプログラムされている
のです!

特に女性の場合は、
閉経前後で、エストロゲンの分泌が一気に減ります。

太らないためにも、
そして体調を維持するためにも、
今からすぐに行動しましょう!

更年期太りへの対策4つ。

結論、この4つの行動を見直していきましょう。
●運動習慣
体を動かすことで、性ホルモンの分泌は増加します。
一番いいのは、ウェイトトレーニング。
ただ、ご自身の体力レベルに合わせて、
強度は選択しましょう。
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動でも可。
腕立てやスクワットなど、
自宅でできる自体重トレーニングもオススメです。

●食習慣
糖質過多はやはりNG
タンパク質中心の食事内容が理想です。
女性の方は特に大豆製品がオススメ。
植物性タンパク質はもちろんですが、
エストロゲンに構造が似ている
”イソフラボン”を取ることができます。
性ホルモンと同じような活動をしてくれます。
イソフラボンから作られる
”エクオール”
という成分をサプリで摂るのもアリです。


タンパク質を中心に、
バランスの良い食事を意識します。
特に、
・エネルギー代謝に欠かせないビタミンB群。
(豚肉、卵、緑の濃い野菜)
・抗酸化作用があるビタミンA、C、E
(レバー、緑黄色野菜、ナッツ)
・セックスミネラルと言われる亜鉛
(魚介類、肉類、卵、納豆)

不足気味だと感じるなら、これらもサプリ活用はアリです。


●睡眠
皆さんは何時間、寝ていますか?
睡眠途中で目が覚めたりしていませんか?

睡眠時間が短かったり、
睡眠の質が悪いと、
自律神経の乱れにつながります。
また、睡眠時間が短いと
食欲増進のグレリン
という成分が増え、
食べ過ぎてしまう傾向が。

就寝前にリラックスして、
眠りにつきやすい状況を作る。

中途覚醒する方は、
メラトニンを活用するのもアリです。

●温める
冷えているのは、循環が悪い証拠。
体を温めて血液循環を良くしましょう。

特にこれからは、涼しい季節。
1日の中の寒暖差もあると思います。
服装でうまく調整する。

食べるもの、飲むものにもちょっと注意を。
常温の水や白湯などを取り入れるといいです。
食事も具沢山のスープや、
鍋料理などを使っていきましょう。
いろんな食材が一度に食べられるし、
特にこれからの季節は使いやすい献立ですよね。

もちろん、運動も効果あり。
動くことで深部体温は上がるし、
有酸素運動の場合、毛細血管の拡充も期待できます。

漢方を使ってみるのもアリ

今は、東洋医学(漢方)を併用する病院もあります。
更年期障害の改善に試してみる価値はあるのではないでしょうか。
肝臓の脂質代謝を改善する、
大柴胡湯(だいさんことう)
は男女問わず使える漢方ではないでしょうか。

まとめ

年齢を重ねると太りやすくなる
そして、更年期障害は誰にでも起こること。
全ては性ホルモン分泌の低下が大きな要因
ホルモンの分泌を促すような生活習慣がとても大切です。

でも、だからと言って急激な変化は健康的にNG。
期間は少し長くみて緩やかに体を変えていきましょう。

よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。