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東京都知事選の候補者が多すぎるので6候補にまで絞った中からさらに大和行男、石丸伸二もしくは安野たかひろの3人に絞りました


前回の内容について

前回の記事で、ざっくりとしたフィルターをかけ、東京都知事選の投票先を以下の6候補まで絞りました。

2024年東京都知事選候補者一覧(年齢順)

いきなりですが結論は大和行男、石丸伸二もしくは安野たかひろです

今回はこの6人の候補者をひとりひとり分析して、最終的に誰に投票すべきなのかを、分析し、3人にまでさらに絞ります。

まず、結論から述べましょう。

結論は大和行男、石丸伸二もしくは安野たかひろの3人です!

蓮舫について

年齢順に、まず、蓮舫さんについて述べます。
今回の東京都知事選の最有力候補の1人ですね。

経歴について

彼女の政治家としてのスタートは2004年7月に実施された参議院議員選挙に初当選したところから始まります。
民主党の中で野党として、時の政権に対して問題点を指摘する姿は、みなさんもテレビで何度も見たことがあるかと思います。

2位じゃダメなんでしょうか発言の真実について

有名なのが、国産のスーパーコンピューター開発費をめぐる2009年の「2位じゃダメなんでしょうか」発言である。

この発言はマスコミで捻じ曲げられている代表格みたいなもので、実際の映像を見ると、「2位じゃなくて1位を目指す理由を(予算を通すためにも)教えてください」といった趣旨の発言になる。

正確には以下のとおり。

思いも凄くよくわかるし、国民に夢を与えるものを私たちは全員否定してるものでは全然ないんですね。
ただ、ちょっと分からないのは、今回のスパコンができること。
あと700億を投じて、もうこの段階ですでに100億を超える予算超過をして、今後700億を投じ、国民に夢を与えたい。
それは、本当にこの額が必要なのかどうかというところを、ちょっと教えていただきたいんですけども。
「国家に必要な再先端IT技術の獲得」が目標にあるんですが、比較参考値で今日頂いた中では、中国が「1ペタ」を(既に)開発してて、アメリカが間もなくで(開発に成功し)、アメリカのもう日本は後にいるんだと。
これ、世界一になる理由は何があるんでしょうか。
2位じゃダメなんでしょうか。
あるいはアメリカが作った後に、そこになって、ある意味、ソフトあるいはどこかで共同開発、つまり日本とアメリカが一緒にできるような、そういう夢の共有というのできないんでしょうか。
なぜ1位なんでしょうか。

行政刷新会議 事業仕分け「次世代スパコン事業」2009年11月13日

発言の全趣旨を読み解くと、「2位でいいんじゃない?」と2位に甘んじろというものではなく、「1位を目指す理由をみなさんに教えてください」という趣旨の発言である。

つまり、この会議では、蓮舫さんは、むしろ1位を目指すべき派だったのである!

この発言は、本当にマスゴミのマスゴミたる理由というか、国民のメディアリテラシー低さを代表するようなものです。

実績について

また、蓮舫さん“批判ばかりする人”で実績がないという印象も強いかと思いますが、国会議員白書を見る限りだと、決してそんなことは無いことがわかるかと思います。

それでも東京都知事にはなり得ない理由について

ただ、やはりこれまでの蓮舫さんの活動を見ていると、リーダーというより飽くまで誰かの「参謀」なんですよね。
何か物事を引っ張っていく役割というより、権力が暴走しないように食い止めたり、何か物事を決めるときのブレーキ役という方が適切かと思われるのです。

東京都知事になったときに、持ち前の行政改革の手腕を奮って東京を改革する未来もあるでしょう。

ただ、長らく野党として参議院議員をしており、その中で細かな実績はあれど、大きな実績を作れなかったのは事実としてあり、もはや先頭に立って物事を決めるようなリーダーとしては賞味期限切れという印象である。

そういうことを考えていると、東京都知事ではなく、参謀、つまり副知事として動く方が蓮舫さんらしいと思うんですよね。
年齢も56歳ということもあり、次世代にバトンを渡す準備を始める年齢です。

ということで、蓮舫さんは東京都知事選からの脱落となります。

「うつみさとる」について

さて、次はうつみさんである。
うつみさんについては、とりあえず、以下の政見放送を見るのが手っ取り早いと思います。

この内容を見る限り、一見相当まともな良識ある人である。
都知事の器を持っているようにも思えます。
ただ、彼の政策メッセージを見ると、今回の投票先にはならない理由が整理される。

うつみさとるの政策・メッセージ

都知事給料月額1円について

まず、都知事の給料月額1円についてだが、東京都の年間の予算は都税だけで6,386,470百万円(6兆3,864億7,000万円)である。
対して東京都知事の年収は1,747万2,000円(145万6千円×12)である。
都税に占める都知事の給料は約0.0002%に過ぎない。ここを公約にする意味がまずわからない。

生活インフラの株式売却大反対について

さらに、生活インフラの株式売却反対についてだが、料金高騰及び品質悪化、外資優遇を阻止が目的にあるようだ。
生活インフラについては国に認可を貰わないと料金を上げれないため、まず、料金高騰については、筋違いであると思う。
そして、品質悪化についても、株式売却との関連性が不明である。株式が売却されたら、職員が仕事に手を抜くとでも言いたいのだろうか?
外資優遇についても、仮定の話であり、直ちに現実化するとは思えない。

外資企業、大企業だけの優遇措置反対について

この考えについもおおむね賛成できなくもない。
大企業優遇で中小企業が体力負けを起こすと、資本主義社会のこの日本ではますます格差が広がり、治安の悪化などにも繋がりかねない。
長期的に見て、大企業優遇策は基本的にされるべきものではないと思う。
都として、中小企業に補助を出し、大企業と対等に戦える環境づくり、あるいは投資を行うべきであるとの意見については、反論の余地は無いと思う。

外国人移民推進制度の見直しについて

外国人生活保護不正受給の徹底調査:外国人に限った話ではない
外国人への産科医療補償制度見直し:正論
外国人参政権反対:正論だが、外国人に参政権はありません

総合的に見て、この政策は「間違ってはいない」と思う。ただ、問題の大小で言うと、極々小さな問題である。
外国人の移民が増え、様々な問題が起こっているが、全体の中で見ると小さな問題であり、これを解決したからといって、日本国民の生活が豊かになるとは限らない。
むしろ、外国人の移民に支えられている産業も少なくないのは事実である。

また、こういった人種に関する取扱いについては、細心の注意を払うべき問題であるにも関わらず、公の場で断定的に決めつけ、主張するのは、考えの浅はかさを感じるしかない

東京都とファイザーの締結見直し

ファイザー社といえば超有名企業ですが、今や世界中から訴えられ、しかも賠償金まで払っております。その賠償金の合計は表に出てるだけでも1兆円以上でしょうか。1兆円じゃ本当は済まないと思います。そのような多国籍外資企業と東京都が、福祉・保健医療分野における連携協定を締結しているのです。このような非倫理的な製薬会社と利益誘導丸出しなことをしているわけです。
私が医者をやったり政治的なことについて色々発言をしたり、社会活動もかれこれ16年ぐらいやっているのですが、都とそのような企業がきちんと契約書を締結しているのを見たことがないです。
なぜ連携協定を結ぶのかというと、とにかくワクチンを売りたいわけです。ワクチンをみんなに打ってもらうと企業側にとって都合がよいということなんですが、これはもう市民側のことは全然考えていないことがよくわかります。 そして、都教育委員会の委員に、ファイザー日本法人の女性執行役員が起用されているのです。ということは、子どもはターゲットであり、生贄である、と言っているようなものですね。ここまであからさまだと、もう 絶対に子ども全員打つんだという、強い意思が感じられます。
今後様々なワクチンのCMが流され「皆さん打ってくださいね」という御触れが回ってくるかもしれませんが、もう東京都民は諦めてそれに従ってください、ということになるのかなと思います。私自身も最近はもう諦めてるというのが正直なところです。日本はもう完全に世界と逆行していると感じています。

東京都政の問題~東京都とファイザー社の締結見直し ① ~|内海 聡 (note.com)

東京都では今年の4月より、65歳以上の方および60~64歳で重症化リスクの高い方を対象とする新型コロナワクチンの定期接種が開始されております。今までと違うのは「定期」だということです。強制ではないのですが、半分強制くらいのイメージでしょうか。かなり推し進めてまいりますという感じになりました。これは推奨や検討段階ではなく、既に決定事項となっております。
定期接種と言えば、女子の予防接種「HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)」ですが、日本では、2013年度より「2価サーバリックス」と「4価ガーダシル」が定期接種となっているのですが、2023年度の4月より「9価シルガード9」が新たに追加されました。このワクチン自体、非常に悪評高いものであったわけですが、もうそんなことどうでもよいという感じですね。
この段階で将来など全く見ていないといいますか、子どもたちもどうでもいいというような意思が見受けられます。何か問題があっても全部国がやってるから大丈夫、というような感じですね。それは冗談抜きでホームページにも載っていることです。都民はそういうことに関して、なにも興味がないという状態になっているということでしょうか。
これらのワクチンの中身が、販売してる側としては進化しているということになっていますが、何が進化しているのか、どちらかというと別の進化なのでは、と考える等、我々は頭を使って察する必要があると思います。

東京都政の問題~東京都とファイザー社の締結見直し ② ~|内海 聡 (note.com)

こちらについても、言いたいことはなんとなくわかるが、もはや、ワクチンなんて誰が打っているのかわからない程度には存在感も必要性も消え去っているというのが、僕の印象だ。

そして、こういった選挙公約に客観的な事実ではなく、自身の「想像」をもとに政策を考えるのはどうなんだろうと危うさを感じます。

結論となりますが、うつみさとるは都知事ではなく医者を続けて患者を救い続けてください。


さわしげみについて

論じるまでもなく、無しでした

すみません。HPの内容をちょっと見ただけで、生理的に受け付けませんでした。内容をちらっと見ましたが、論じるまでもなく、「無し」です。

NHK党、論外、HP無し、HP手抜き、自民党入党罪の前科あり、老害のフィルターをくぐってきたのは素晴らしいですが、最終的に残った6人の中では、論じるまでもなく、無し。

以上。

大和行男について

経歴について

大和さんは、東京大学教育学部卒業。新潟大学医学部卒業。精神科・児童精神科を専門に、複数の医療機関で経験を積むんだ後、2024年1月、池上駅近くに『池上おひさまクリニック』を開業されている方です。

横浜市・川崎市・東京都の児童相談所や要保護児童対策協議会との折衝を経験した経歴もあり、政治についてもそこらの素人ではない様子が伺えます。

政策について

政策メッセージは以下のとおりである

基本的に問題が無い公約だと思う。
東京都として、子供の問題に関心がある人の投票先としては、最有力候補の1人になるかと思う。

総合的に見て、東京都知事としての器を持っている。

石丸伸二について

さて、今回の選挙の最有力候補のひとり、石丸伸二である。
彼については、もはや、この記事でいちいちまとめる必要も無いように思えるが、一応概略だけ。

経歴について

1982年8月12日生まれ
星座 獅子座
血液型 O型

趣味 マラソン、トライアスロン、漫画、アニメ、ゲーム
広島県安芸高田市生まれ。

 町立吉田小・中学校、県立祇園北高等学校を経て、京都大学経済学部へ進学。

 京大進学は、学校初の快挙。高校時代まではとにかく田舎から出たい一心で勉強に励んだ子どもだった。

 卒業後、三菱東京UFJ銀行に入行、姫路支店に配属。実家が裕福ではなかったので、確実に稼げる道として金融機関を選んだ。為替アナリストの初代ニューヨーク駐在として4年半にわたってアメリカ大陸の主要9か国25都市で活動。この赴任を転機に、日本・広島・安芸高田の素晴らしさに気づく。

 2020年7月、同行を退職し、安芸高田市市長選挙に立候補。有名な河井事件で前市長が退職したことによる選挙で、当時の副市長が無投票で当選しそうな状況に義憤を感じて、即決断して辞表を出した話は有名。そして、政界初挑戦ながら大差で見事当選する。

 公約は『「世界で一番住みたい」と思えるまちへ』 

 政策の3本柱として政治再建、財政再建、産業創出を掲げていた。

 就任から退任まで、「二元代表制の遵守」(執行部と議会はアクセルとブレーキ)と「インフルエンサー戦略」(首長がインフルエンサーになるべき)を徹底した、新時代の政治を実現した稀有な首長。

 就任中の「議員居眠り事件」「無印良品誘致否決」「副市長公募否決」といった「議会との対立」や、中国新聞の報道に起因する「メディアへ公平性を求め続けた対立」などは、YouTube上で、切り抜き職人YouTuberが「政界の半沢直樹」などと盛り上げた。数多くの動画が配信されたことで、日本中から注目される存在になっていく。動画によっては1,000万回近く再生されているものもある。

 驚くべきことに、安芸高田市公式YouTubeチャンネルは、チャンネル登録者数26.8万人(6月8日現在)となり、東京都や神戸市を抜いて自治体公式YouTubeの日本一となっている。

 そして、エンタメ性の高い政治手法に加えて、詳細な財政説明会を精力的に行い、市民の意識を大きく変えていった。「無駄の多い事業・施設の見直し」「インフルエンサー活動による広告収入やふるさと納税の増加」を軸に、5年連続赤字だった自治体を黒字転換させ、財政再建に成功。その上で「一般財源で小中学校の給食無償化」という確実な未来への投資も行うなど、見事にバランスの取れた財政運用を行った。

 その戦略は、常に閑散としていた議会の傍聴席が満員になるなど、市民の「政治への関心」を高めることにもつながり、政治再建に関しても大成功となった。

 2024年4月には、経済団体の東京ニュービジネス協議会(通称NBC)と包括連携協定を結び、市の課題を事業で解決していく活動が一気に加速。産業創出にも道筋をつける形となった。

2024年5月16日
 東京都知事選出馬を表明し、同6月9日に安芸高田市市長を辞任。
 職員と「慕い・慕われ」の素晴らしい関係を築いていたことがよくわかる

石丸伸二 公式ホームページ |東京を動かし日本を動かそう (ishimaru-shinji.com)

石丸さんが世に出てきた最初の動画は「恥を知れ、恥を」で有名なこの動画ですね。

公約について

石丸伸公は、政治再建、都市開発、産業創出の三本であり、具体的な内容としては以下のとおりである。

経済の専門家として、他の候補者よりも、広い視野で政策を考えているなという印象です。
テレビなどでもよく言われているとおり、東京都の内部でも多極分散を目指し、さらには他都道府県との関係でも多極分散を進め、ミクロでもマクロでも全体最適を図ろうとしているのかなという印象です。

都知事適格性について

さて、では、都知事としての適格をもっているのかについて考えてみましょう。問題となるのは、安芸高田時代のように議会と対立してしまって、東京都の行政が停滞するのではないかという点があるかと思う。

ただ、この点については、本来、議会と執行部(行政)は民意で選ばれた二元代表制として、対立するべきであり、対立しないのであれば、議会がそもそも不要ということになる。

その他、やり方が攻撃的であったり、良くも悪くも話題を提供し、政治をエンタメ化している節もあるが、言っていることは基本的に正論である。

何より、議論から逃げない姿勢は、かつての橋下徹を彷彿とさせるところもあり、彼が東京都知事になったら、かなり面白いのではないかと思う。

都知事適格性についても、特段、問題は見当たらないだろう。

安野たかひろについて

経歴について

プロフィール
2016年 未踏スーパークリエイター認定
2015年 M-1 グランプリ2015 二回戦進出(ロボットとして史上初)
2015年 The Boston Consulting Group入社
2014年 東京大学工学部システム創成学科 卒業
研究内容
– GCIにて企業との共同研究を実施
– クラウドソーシングにおける労働の評価手法に関する研究(卒業論文)

安野 貴博 | 東京大学松尾研究室 - Matsuo Lab (u-tokyo.ac.jp)

彼の経歴については、詳しいことはよくわからないが、エンジニア界隈では天才と呼ばれる1人であるようだ。

政策について

彼の政策の印象を一言でまとめれば「壮大」である。
しかも、壮大なだけではなく、実現可能性についてもかなり深く考えられている様子である。

おそらく、未来の日本はこうなっているだろうというビジョンを持ったうえで、そのビジョンにいち早く動き始めようとしている。
まさに若い力である。

都知事適格性について

文句なしに東京都知事の適格性はあるだろう。
唯一不安があるとしたら、政治経験が浅い(無い)という点だが、政治経験がなくとも東京都職員がついている限り、そこまで大きなハンデにはならないと思う。

大和行男、石丸伸二もしくは安野たかひろの誰にすべきかについて

さて、この3人の誰にすべきかについては、さらにもう一つ深く考える必要があるなと思います。
なので、次回は、この3人の候補者の中から、最終的に誰に投票すべきなのか考えたいと思います。!


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