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東京都知事選の「参加型マニフェスト」を公開します
2024年7月7日に行われる東京都知事選に立候補いたしました、安野(あんの)たかひろと申します。東京大学を卒業し、これまでAIエンジニア・起業家・作家といった「未来のビジョンを描く」3つの職業に邁進してきた無所属の33歳です。
本日、私が掲げるマニフェスト(詳細版・ver.1)を公開しました。昨晩、サマリー版を公開したところ、想像以上の多くの皆様から反響をいただき、大変ありがたく思っております。
サマリー版はこちら
私の政策を一言でいうと、「テクノロジーで、誰も取り残さない東京へ」です。
ここ数年で将来性に関する世界的評価を大幅に下げてしまった東京を、再び世界一のイノベーション都市にするために、マニフェストとして5本の柱を掲げています。
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本マニフェストを通じて、お伝えしたいことはもちろん政策内容です。しかし、私がこのマニフェストを作成するにあたってもう一点力と情熱を込めたことがあります。それは、本マニフェストが「参加型マニフェスト」であるということです。
■「参加型マニフェスト」とは?
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「参加型マニフェスト」について、説明をさせてください。
このマニフェスト(ver.1)の完成にあたっては、研究者・エンジニア・コンサルタント・教員・医療従事者など、100名以上の専門家の皆様のご協力をいただきました。
しかし、私はこのマニフェストが100点満点であるとは思っていません。なぜなら、人ひとりが見える世界には、限りがあるからです。100名以上の方々の貴重なご意見が反映されたマニフェストではありますが、それ以外の方々が見ている景色が反映されていないと言われれば、その通りです。
そのため、私はこれからも皆様のご意見に耳を傾け続け、マニフェストを随時アップデートしていきます。人力ではすべての声に等しく耳を傾けることは難しいですが、AIとテクノロジーはそれを可能にします。これこそが私の目指す「誰も取り残さない東京」の姿です。
この姿勢は選挙期間だけではなく、私が東京都知事になった後も変わらず続けてまいります。テクノロジーの力でみなさまのご意見を都政に高速に反映し、リアルタイムなアップデートを続けていきます。
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では、どうやってマニフェストを高速に改善・反映し、リアルタイムなアップデートをしていくのか?
その方法として、「インターネット上で政策への改善・変更提案」ができるようにします。GitHubというオープンソース開発でよく使われるツールを用いて、政策に対するリクエストを誰でも提案できるようにします。(各意見を最終的に反映するかどうかの意思決定は、責任者としての私自身が行います)
また、SNSでハッシュタグ「#TOKYOAI」をつけていただいた投稿にも全て目を通しますし、YouTubeでは私のAIアバター「AIあんの」によるAIタウンミーティングも近日中に開催いたします。Liveのコメント欄で随時みなさまからの質問にお答えしたり、ご意見・ご要望を頂戴してまいります。
出馬表明に対するコメントを抽出し、AIで分析レポートを作成しました。
— 安野たかひろ@東京都知事候補 (@takahiroanno) June 12, 2024
私に対する関心やご懸念がどこにあるのか、より具体的なイメージが湧いてきました。データやAIも活用しながら、都民のみなさまのお考えや想いに向き合ってまいります! #TOKYOAIhttps://t.co/dIVXNhMwD0
▲私の出馬表明に対するコメントを抽出し、AIで分析レポートも作成いたしました
もちろん、街頭演説なども行ってまいりますので、直接ご質問やご意見をいただくことも大歓迎です。(街頭演説の予定はWEBサイトで随時お知らせいたします)
出馬表明の記者会見時にもお話しましたが、今回開発した私のこれらの選挙キャンペーンのプログラムは全て選挙後にオープンソースにし、今後選挙に携わるどなたでも利用できるように公開いたします。
こうした「参加型マニフェスト」のような形で、有権者のみなさまと一緒に未来を描いていく選挙や政治参加のあり方が、未来のスタンダードになることを強く願っています。
■政治の世界でも「MVP(実用最小限の製品)」の考え方を
私は、これまでスタートアップ企業の経営を経験してきましたが、スタートアップの世界では「MVP(Minimum Viable Product)」という考え方があります。
MVPは、日本語に訳すと「実用最小限の製品」という意味になります。これは必要最低限の機能を実装した製品やサービス(MVP)をいち早くリリースし、顧客の反応を確かめながら、より顧客の満足度を高める製品にアップデートしていこう、という考え方です。
現時点で、政治の世界は「MVP」の考え方とは逆行していると思います。もちろん、それが間違っているわけではありませんが、政策決定がスピードに欠けてしまい、さらにその決定事項は民意を反映しきれていない、という事態に陥る可能性が高いです。その上、一度「完成品」まで達してしまったものを、アップデートすることは難しいものです。
みなさんも、政治に関してそのように感じた経験があるのではないでしょうか?
この「参加型マニフェスト」もMVPの考え方から生まれたものですが、私は東京都知事になった後も「MVP」の考え方で高速に民意を反映した政治を行っていきたいです。
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本マニフェストに関するフィードバックはもちろん、これからもみなさんのご意見をぜひお聞かせください。
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