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嫉妬心ってほんとに悪いものですか?

イラスト:ムツナナツ

最近、僕が抱える「嫉妬心」について対話させてもらっている。 それに関連して、嫉妬心をなくすのに役立ちそうな本を昨日図書館で借り、いまさっき読み始めた。

すると最初の10ページを読んだ時点で、「あ、これはやばいな」と感じた。 「これはまずいな」という表現のほうが丁寧だが、ここは文字通り「やばい」の方が僕に生まれた感情に近いのでそう表記する。

何がやばいかと言うとこの本を読むと嫉妬心への理解が深まりそうだぞ、ということ。 理解が進んでしまうと理解が浅いときの気持ちが分からなくなってしまうし、その風景は二度と見られないから、その時点での気持ちを書き留めておかなければいけない、そこで見える景色をスケッチしておかなければならんぞ、という緊急性を感じ、あわてて本を閉じてスマホのメモを開いて、いま、こうしてフリック入力をしている。

さて、数日前のなんとなくの会で「嫉妬心ってほんとに悪いものですか?」という質問をもらった。

そこで考えた。 なるほど、まずは嫉妬心を「悪い感情」だと一方的に決めつけることをやめてみようと思えた。

それは大きな収穫だ。

嫉妬心を感じたときに上手にその感情を取り扱うこと、また、その感情への対処法を学ぶことの大切さも学んだ。

また、こんな質問ももらった。

嫉妬する対象との接触を避けたほうがいいのか?
嫉妬する対象への認識を変えるか?

僕としては避けなくていいかなと思っている。 認識については、まだ考えがまとまらない。 嫉妬心を味わい尽くすこと。 なんなら嫉妬心があって良かったじゃん、と自分に声をかけてみてもいい。

ちなみに、ゆうやさんからその嫉妬する対象の人につよぽんが想像上でなりきったときに満足できるそうですか?という質問をされた。もうひとつちなみに、妻がその対象の人のことをすごいね、と褒めたことも嫉妬する心の出現と関係があるのではないか?と質問された。

自分としては、そこはあんまり考えたこともなく、関係ないのではないかな、と現時点では思っているが、簡単にその可能性を捨て去るのももったいないので、そこはそのまま括弧に入れたままに残しておきたい。 相手を羨む気持ち、妬む気持ちもある。 その人の持っているいいところを自分に取り入れるということが精神衛生上良いだろう、ということは頭では分かっている。 嫉妬している自分を許し、味わうという課題ももらった。

この数週間、嫉妬する自分を見つめてみて分かったことは、実は僕は自分の内面を観察して言語化することが苦手なのかもしれないということ。 これは、嫉妬という感情が特別扱いづらい感情だから、という事情もありそうだ。 そして、嫉妬心は思春期に生まれるもの、という考え方のプレゼントももらった。 なるほど、そういう意味では僕は永遠の思春期を過ごすチャンスを持っている、ということなのかもしれないと考えるのもアリかもしれない。

それはひとつの特性というか、それを個性にしていくのもいいかもなと。 というのは、誰もが嫉妬を持ち続けられるわけではないから、それを無理矢理にでも強みに捉え直し、変換してみる、というのも戦略としては面白い。 嫉妬と戦わない。 嫉妬と戦わずにして勝つ。 いや、勝ち負けではなく、嫉妬を仲間にしてしまう、仲間に引き込んでしまう、というのは戦略上どうだろうか。

友だちに戦略論に詳しい人がいるので聞いてみようと思う。

こないだ聞いたラジオでとある経営者が能力のある人と出会ったらその人と戦うのではなく、その人を仲間にしてしまう、と言っていた。 彼はビジネスマンだが、これってビジネス以外のいろんなことに応用可能な戦略的な考え方のような気がしてきた。 これも戦わない秘訣なのだろうか。 いろんなことが同時に押し寄せてきていて、やはり「考えるのって楽しいな」と思う。

いや、楽しいなと感じる。 楽しいなと考える、とは言わないよね?

最近、感じる、思う、考えるという3つの表現の違いについて関心を持っている。 またこの3つの違いについて考えを整理して書いてみたい。 いま、ここに気持ちを書いておくことでその時が訪れる可能性が飛躍的に高まる気がしている。
(2022年7月17日に書いた記事です)
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いつものように、レイアウト・タイトル・画像を決めてからこれ以降は投稿日にひろっちが追記していきます😊

イラスト:ムツナナツ

嫉妬心ってほんとに悪いものですか?」このテーマ。つよぽんの日々の記録を読んでて感じていたんだよね。何か根深いものがずっとこびり付いている感じ。本人は、きっと気づかないフリをしてる。そんな自分を認めたくないんだろう。ずっとそう感じていたの。でもそれは、ひろっちにだってある感情だから気づけたと言ってもいい。自分も同じようなものを持っているから、些細な動きに敏感になるのだと思う。だから、一度、表に出せる範囲で出してしまいたいと思ったの
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いつもこの場を訪れていただき、ありがとうございます。自分と同等の環境に居る人が、自分より地位が高かったり・敬われていたり・容姿が整っていると嫉妬という感情がいつの間にか潜んでくるという体験をしたことありませんか?その感情を誰かに知られたくなくて隠す事もあると思います。この感情を認める事ができたら、それも魅力になるんじゃないかしら。そう思いませんか
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