なぜ岸田内閣支持率が下がるのか? 統計では分からない「時代の変革期」を見つける方法 11月17日 Limits of Quantification 定量化の限界
#11月17日 金曜日のランチタイムです。今月も半ば過ぎ。
今週もご苦労様でした。あと半日がんばっていきましょ!
このNOTEは、 #ドラッカー365の金言 を読むだけで、世の中の課題解決への道筋を考える力を鍛える教育エンタメNOTEです。
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今日のテーマは、
#Limits_of_Quantification
#定量化の限界
今日のテキストは、#すでに起こった未来
1994年版 終章 #ある社会生態学者の回想
315〜316ページより。↓↓↓↓↓↓↓
世界に変革をもたらすような意味ある社会的事象をどのようにして見つけるのか?この問いに対して、ドラッカーは定量化したデータや統計から見出すのではないと記している。
「 #社会的な事象のなかで真に意味のあるものは定量化に馴染まない 」
例えば、 #ヘンリー・フォード の大量生産方式と低価格大量販売方式。
例えば、1960年代の高度経済成長の国「 #日本 」。
例えば、自分で作詞作曲まで手掛けヒットしたギターバンド「 #ビートルズ 」
例えば、2000年インターネット通販の概念を変えた「 #Amazon 」。
例えば、2001年パワー主義MLBにスピードの魅力をもたらした「 #イチロー 」。
例えば、2007年スマホの概念を変えた「 #iPhone 」。
例えば、誰もが動画をアップできるプラットホーム「 #YouTube 」
SNSという新しいコミュニケーション「 #フェイスブック 」「 #ツイッター 」「 #インスタグラム 」
例えば、2021年から投手と打者で傑出した成績を叩き出し、2度目の満票でMVP受賞した「 #大谷翔平 」おめでとう!
この転換は統計からは導かれることはない、と #ドラッカー は記しています。では、何に着目すべきか。
ドラッカーは、「 #すでに起こった未来 」を確認すること、と記しています。
ACTION POINT
#10年以来にあなたの組織に重要な影響を与えるであろうまだ定量化の段階にいたっていない特異な事象を1つあげてください 。
#それを機会として利用してください 。
例えば、いわゆるスカウトと称する人事採用担当者は、その「異常値」たる才能を発見するため観察をし続け、「目利き」としての腕を磨く。それでもなかなか見落としがちなわけで。。。
また、ビートルズやマドンナですら、何度も「不採用」とオーディションで落ちているわけで、埋もれた才能を発掘するのは難しいことを感じさせられる。
なお、デビュー前の「ビートルズ」をオーディションで落としたデッカ・レコード社のディレクター・ロウ氏は、ビートルズで火がついたギターバンドの流行に乗り遅れてしまったため、後日、ポール・マッカートニーだかブライアン・エプスタインだかビートルズの関係者にローリング・ストーンズを紹介してもらい、彼らがヒットしたことでクビが繋がったという「伝説」がある。
追伸
「観てればわかるのに」
岸田内閣の支持率が落ちているが、それは、国民の本音を読み違えているからだろう。国民が何に悩み、悲しみ、怒っているか、そこを汲み取れず、国民を逆撫でる政策ばかりを実施している、と思われているから支持が離れていく。
すでに起こっている変化は何か。と考えながら、日々の変化を眺めると、見つかるかもしれません。ということで、良い週末を!ごきげんよう。