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Life is Tech ! 4年ぶりのキャンプ開催を支えた在学生メンターが感じる、DHUとの共通点。

2023年8月22日〜25日の4日間、デジタルハリウッド大学(DHU)駿河台キャンパスにて、中高生がAIやプログラミング、デジタルアートを学べる短期集中プログラム「ライフイズテックキャンプ」が開催されました。

夏・冬・春休み期間中に開催されているこのイベントは、全国各地の大学キャンパスが会場に指定されています。中高生にとっては非日常な空間を味わうとともに、将来の進路をイメージする機会になっています。

駿河台ホールには59名の中高生が集まった

DHUとライフイズテックには長年にわたるつながりがあり、コロナ禍以前からキャンプ会場としてキャンパスを開放しています。また、参加者にパソコンの操作方法を教えたり、グループ制作のファシリテーションなどを行う「大学生メンター」として、たくさんのDHU生が関わっています。

キャンプを通じてメンターに憧れを持ち、デジタルクリエイティブの世界に興味を持った中高生が、DHUに入学し、大学生メンターとして次の参加者の学びを支える。こうした循環も起こっています。

教育とエンタメの融合も、承認と肯定のコミュニティも、大学生メンターによる(上下ではない)“斜めの関係”も、すべてはこの考え方にもとづいています。

https://camp.life-is-tech.com/about/

コロナ禍による中止・延期を乗り越え、4年ぶりに実施された今回のキャンプ。大学生メンターとして参加した「でんち」こと、DHU4年の沼部 早智さんに、最終日の作品発表後にお話を伺いました。

沼部さんのメンターネームは「でんち」。

4日間のキャンプが終わりました。どんな気分ですか?

私自身、高校生の時にこの駿河台キャンパスでキャンプに参加して、現役のDHU生メンターに教えていただいた時の思い出が蘇りました。「今度は自分が届ける側になったんだな」っていうのが感慨深いというか。

今回のキャンプでは、Unityゲームプログラミング、映像制作、アニメーション、メディアアート、Webデザイン、Stable Diffusionなどを用いたAIクリエイティブなど、合計12のコースを開講しました。先ほどの最終発表会も、マインクラフトで本格的なゲームを作った中学生がいたりして、会場が沸いていました。保護者の方含め、参加してくれたみなさんが笑顔で仲良く、楽しんでいる姿を見られてよかったです。

発表会の様子。メンターが常にリアクションし、イベントを盛り上げる

高校生として参加した当時、印象に残っていることは?

映像制作のコースに参加したのですが、メンターの1人が川口萌花さんで。「もかーぬ」っていうメンターネームだったんですけど、いろいろ教えていただきました。

特にDHUメンター勢は"デジタル強い"ので、「これ作りたいです」とか「パーティクルワールドやりたいです」とか言ったら、すぐに実装してくれました。自分のやりたいことを実現できる、夢のような時間でした。

キャンプで学んだ内容もさることながら、「デジタルハリウッド大学ってなんやねん!?」っていう名前のインパクトが強烈で。あと、休憩中にみんなでかき氷を作って食べたんです。それがめっちゃ楽しかったのを覚えています。

メンターの活動はいつ始められましたか?

大学に入学する前の2月に面接を受けて、そこから半年くらい研修を受けました。実際のキャンプに参加したのは大学1 年の夏からです。

私は入学1年目からコロナ禍で、キャンプもオンラインで実施していました。大学のキャンパスもほとんどできず、対面でのキャンプはライフイズテックのオフィスでやるくらい。ここまで大規模でやれるようになったのは今年(2023年)からです。

今回のキャンプではどんな役割を?

サブディレクターという立場で参加しました。班に1人ずつ大学生メンターが入るのですが、私は全体の運営が滞りなく進むようにキャンプを設計・進行する役目でした。

最終日、作品発表会の様子を見守る「でんち」さん

このキャンプで初めてものづくりやプログラミングに挑戦する参加者も多いですし、パソコンを触るのも初めてみたいな子がたくさん来てくれるので、とにかく初日が大事なんです。班ごとのメンバー間の関係構築とか、「作っていたデータが急になくなりました!」とか、いろいろなトラブルもあるので、そういうところに対応するのは大変でした。

キャンプではメンターが自信を持って最大限のパフォーマンスを発揮できるように、そして何より中高生から見てかっこいいメンターでいてもらうために、サブディレクターとしてサポートしました。

4日間を終えて、ホッとしているのもあるし、参加者のみんなにいい体験を届けられたなっていうのもそうだし、メンターにとっても思い出になるようなキャンプにできたかな、と。

たとえば、このメンターリスト。これは私が作りました。あと「どうぶつタワーバトル」ってゲームわかりますか?「あれのメンター版、ちょっと作ってよ!」って同じDHU生メンターに頼んで、キャンプ中に2日間で作ってもらったりとか。決められたカリキュラムを現場でカスタマイズしながら、このキャンプが関わったみんなにとっていい思い出になるためにいろいろ試行錯誤する、っていうのも楽しかったですね。

メンター陣の写真とニックネームがポップにまとめられた「メンターリスト」(提供:ライフイズテック)

沼部さんのように、ライフイズテックがきっかけでDHUを知ったという在学生も少なくありません。

私にとってDHUは、ライフイズテックがそのまま大学になったようなものだと思うくらい、似ているなと感じることが多いです。

ライフイズテックは「中高生ひとり一人の可能性を一人でも多く、最大限伸ばす」ことに注力しています。参加してくれる中高生の作りたい気持ちや感じていることを取りこぼさないように、メンターが可能性を伸ばしていく場なんです。

以前、杉山学長とお話しした時に「『出る杭は打たれる』っていうけど、出る杭は引っ張って放り投げるぐらいじゃないとね」とおっしゃっていて。自分の得意なこととか、ちょっと特殊な趣味とか、普通の学校だったら「すごいね」って言ってくれないかもしれないことを伸ばしてくれるのがDHUなんだって思って、そこがライフイズテックと近いなと感じます。

DHUに興味を持っている人にメッセージを!

DHUのいいところって、学部や学科を絞らずに、いろんな分野を自分の興味のあるタイミングで楽しく学べるところ。そして、これはライフイズテックにも言えることなんですけど、一緒に頑張ってくれる仲間や、素敵な先輩や先生たちに出会える場所でもあります。

新しいことを始める時って勇気がいるし、自分一人では踏み出せないこともあると思うんです。だからこそここで、チャレンジの一歩を踏み出してみてください!

最後に。今、一番何がしたいですか?

えっ、今ですか?めっちゃ個人的なことでもいいですか?

でかいお風呂に入って、美味しいご飯を食べて寝たいです。今から行くなら御茶ノ水「魂心家」のラーメンですかね(笑)。

ありがとうございました!



2023年8月にリニューアルしたDHU公式Webサイトでは、「在学生のいま」を紹介するコンテンツが充実!入学前からいまに至るまでのストーリーをインタビュー形式で読むことができます。

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