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辛い時は、「役を演じれば良い」と考えてみる。

人生=舞台上で、求められている役割を演じることである、と捉えられるようになると楽になります。

絶対降りられない

言い方を変えると、舞台から降りることはできない(=本当の自由は存在しない)ということです。東大に行っても、結局学歴主義には支配されているし、起業して大成功しても結局資本主義には縛られています。YouTuberとして大ヒットしても、noteがどれだけバズってもそれは結局プラットフォームに支配されてしまっている。仕様がアップデートされたら通用しなくなってしまう砂上の楼閣です。

あえてポジティブに捉えてなおす

このことを悲観するのではなくポジティブに捉えていこうよ、が今日のおはなしです。例えば、会社に行って変に自由を勝ち取ろうと暴れ回るのではなく、「上司に気に入られる部下を今日は演じ切ってみよう」と思って出社するのです。あるいは家庭で奥さんと揉めている暇があったら「休日に娘と遊ぶ最高の父親」を見事に演じきってみるのです。

役を増やす

こうやって俳優になりきって、アドリブも入れながら、演技の幅を徐々に拡げていくイメージです。「エリートサラリーマン」もできるし、「アル中のどうしようもないやつ」もできる俳優になる。場面場面に応じて求められてるい役割を演じることに集中すると、不思議と悩みが減ってきます。「本当の自分」神話から解放され、瞬間瞬間の演技で構成されているのが自分だとわかるからです。

それでも辛かったら

まあそれでもしんどい時もあります。役を「演じきれなくなった」時です。言葉を変えると、「演じていても楽しくなくなった、すごく疲れるようになった、飽きた」みたいな感じ。これは身体感覚でわかるので、そうなったら環境を変える時。引っ越す、転職する、人間関係を変えてみる。そういう中でまた新しい「役」を見つけ、今まで知らなかった自分に出会えます。いろんな役を演じていく中で、「好きな役」「嫌いな役」「得意な役」「苦手な役」が出てきます。なるべく「好きな役」でいる時間を増やす人生設計が幸せに繋がるような気がしています。

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