Tweet Archives カント『純粋理性批判』 超越論性に関する注記 6 永澤 護 /dharmazeroalpha 2023年12月18日 08:27 カント『純粋理性批判』を考えるに際して最もまずいことは、「アプリオリ性」を「超越論性」に対して優先させて解析する(その結果またはそれと同時に「超越論性」が見失われる)ことである。— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) November 13, 2023 超越論性または形式性— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) November 13, 2023 経験論の立場からカントの『純粋理性批判』を批判する場合の殆どに見られる現象。— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) November 13, 2023 超越論的統覚/コギト この〈私〉の行為/意志/身体— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) November 13, 2023 あるいは超越論的自由— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) November 13, 2023 先のツイートに関連するが、「アプリオリ性」を「超越論性」に対して優先させてまたは切り離して解析するのが可能だという勘違いによる致命的なまずさの由来/起源は、先に述べた超越論性と独在性の不可分性(とその同時的破綻という事態)をスルーしてしまうことである。 https://t.co/jpP5n7JAbJ— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) December 17, 2023 永井 均氏によるトマス・ネーゲル『コウモリであるとはどのようなことか』新装版への解説「コウモリであることがそのようにあることであるようなそのような何かは存在するだろうか」最終頁「われわれのこの世界は現にそのように出来ており」という記述⇒「矛盾」自体が「現に可能である」という力 pic.twitter.com/BBwGTUBAdZ— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) December 15, 2023 「矛盾」とは「独在世界と共在世界を一つにまとめ(て矛盾した世界を作り出)」(永井 均氏による前掲書の解説最後の注から転載)すことという事態そのものの<働き/力>である→つまり独在性/現実性と超越論性/言語性は不可分であり、そこには<隙間/裂け目>が不可避的に組み込まれている。 pic.twitter.com/WBDfga8T0W— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) December 16, 2023 直前のツイートを裏面から記述するとこの様になる。<超越論的自由>とその根底において関わるまたは不可分に結び付いている事態 https://t.co/lvQjYNxyhq— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) December 16, 2023 参考メモ:36頁「ブラックホールは素朴には無限遠方の観測者から見えない領域として定義され、その境界を事象の地平線という。これを数字的に表現するとブラックホールは「無限遠方から過去向きに発した因果的曲線からなる集合の補集合B」となる。」 https://t.co/ylpIGnbTOU— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) December 18, 2023 この「補集合B」はカント『純粋理性批判』の枠組みでは「無限判断領域/nonA」に対応する。この領域の探究は現状の物理数学にとっても殆ど未知の途上分野でましてや哲学にとっては手つかずの課題にとどまっている。— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) December 19, 2023 ダウンロード copy #note #哲学 #科学 #サイエンス #物理学 #現代思想 #カント #形而上学 #philosophy #physics #純粋理性批判 6 よろしければサポートお願いいたします。頂いたサポートは必ず活かします。🌹🌈🎁 サポート