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ポジショナルプレーとは何かという講演会の資料を使ってケシエのポジショニングを深掘りする –【8番】がボールの前進で持つ役割とは–

Hola Chavales!!!!

今まで2度に渡って【ケシエ】のポジショニングについて見てきたと思います。

【いつ・どこで・何をしたらいいのか】

これって学ばないとできないことだし、

教えてもらえる環境に出会えたかどうかの運も必要だと思うんです。


もしスペインに来たら学べると思ったらそれは間違い。

正確に言うと、

【教えてくれる指導者に出会える確率が高まる】だけで、運が悪ければ教わることなんてできないのが現実です。


以前、こんな記事を紹介したいんです👇

同じリーグの中で【ボールの前進に取り組む】チームがどれだけあるのだろうかっていうハナシを全チームのゴールキックを紹介して見てきたんです。

Twitterとかで流れる映像は小さい子でも後ろからパスを繋いでたりするでしょ。

それが本当にスペインサッカーのマジョリティなのかって。

皆さんがどのように想像するのか分からないですが、

とにかく【教われる環境】というのは珍しいことなんだなって思うはずです。

ましてや【ケシエ】のポジションが【8番】ということで複雑なポジションなんです👇

ボールの前進において重要な選手の一人。

【ポジショナルプレーは何なのか】という講演会で使った資料で少し説明すると👇

ボールが前進するためには何度も言ってるように【中盤での3つの高さ】が重要なんです。

つまり【6番・8番・10番】の3人の高さです。

じゃあその中で8番がどんな役割を持っているのか。

それはボールの前進に欠かせない三角形のカタチにあります。

ボールが前進するためには【高さが3段ある三角形】を作る必要があります。

なので、

『俺たちは【1−4−3−3】で戦います』って言って【8番・10番】が同じ高さに並ぶということは、

【システムは理解してるけどポジショニングは理解しいない】ということになります。

これが【1−4−2−3−1】でも同じ。

なぜならシステムの表記では高さを作り出していないからです。

じゃあ【8番】は何をしないといけないのかというと👇

【高さを調節】することで中盤に3つの高さを作り出さないといけないんです。

これが【8番】が持つ役割です。


どうやって高さを調節するのか。

いつ・どこへ・どうやって動き出すのか。

どんどん深く入っていくと難しいハナシになっていくのでここでは割愛します。


このハナシはサッカーの構造のハナシであり、原理原則のハナシです。

で、『そんなの知ってるよ』ていう選手でないとやってけないわけです。

『うわ、初めて聞きました』っていう選手は、

じゃあ果たして『自分で考えなさい』と言われた先にこの考えに出会えるかって出会えないと思うんです。

だってもう何年、何十年ってサッカーやってきてるわけでしょ。

だからこそ【教われない】というのは辛いんです。


ここを踏まえて第3回目のケシエのプレー分析を見ていこうと思います。

果たして高さの調節はできてるのでしょうか。

できてないとしたらどこを直さないといけないのでしょうか。


続きはスペインサッカー研究所で!


ではまたー。













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