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この1ヶ月間でサッカーというスポーツの構造を再定義する –あえてもう一度原点に戻ってサッカーを理解しよう–

Hola Chavales!!!!

ここ最近の無料記事では【構造】の大切さについて話してることが多くて。

その理由としては、

オフシーズンに入り個人分析(チーム分析)という依頼を日本のチームから現時点で5チーム受けてきた中で、必ずそこの議論になるからです。


この間も依頼を受けたあるチームの方と話した時に、

『どれくらいチームとしての構造に決まりがあるんですか?』って僕が質問しまして。

『1vs1、2vs1、3vs2、4vs3の動き方のトレーニングをよくします』って仰っていたんです。


これは良い・悪いではなくて、

サッカーというスポーツの捉え方の違い。

【個人→局面→構造】

【構造→局面→個人】


どちらかというと前者は、

『サッカーは1vs1が11個あるスポーツ。一人一人が1vs1で負けなければ試合には負けない。誰からまず圧倒的に【個】を高めるだー』って感じ。


そして後者はというと、

『サッカーは11vs11の中に1vs1がある。できるだけ自分達が優位な1vs1の状況を作り出すために組織としてどう立ち振る舞う必要があるのかを考えよう』って感じ。


結局の所は【局面】も【個】は大事なんです。

でも【構造】を捉えてない【局面】も【個】は意味ないんです。


さっきも言ったように、

日本のチームを5チームほど分析する仕事を頂いたんですけど僕のフィードバックの内容は分析結果のハナシにはなれなくて。

どちらかというと【構造作り】のハナシです。

『まず最初にチームとして【構造】を作ること(知ること)から始めましょう』ってこと。


というのもこれは以前のスペインサッカー研究所の記事👇

サッカーにおけるミスの中で、

誰がやっても絶対に許されないミスというのがあるんです。

例えば自陣ゴール前を横切るパスとか。


それとは別にチームが持つ【構造】によっては許される・許されないミスがあるんです。

要するに【構造】が【局面】や【個人】のミスの種類を決めるということ。


でもその【構造】のないチームを分析するときは、

誰がやっても絶対に許されないミスは修正できるものの、【局面】や【個人】のミスに関しては修正が難しんです。


やっぱり構造を作ること(知ること)はとても大切。

なので今日からの7月のスペインサッカー研究所の記事は、

サッカーというスポーツにおける【構造】のハナシがたくさん出てくる予定です。


改めてシステムの特徴とか、普遍的なポジショナルプレーのハナシとか。

僕自身、良い意味で【構造】がないところに【構造作り】を提案させて頂くとき、

自分の中で言葉を噛み砕いて言語化しながら頭の中を整理できる時間でもあったので。


なので一緒にサッカーというスポーツの構造を知ることからサッカーを理解を深めていけたらいいなーって思います。


来シーズンが始まる前の準備として、

この1ヶ月間でサッカーというスポーツの構造を再定義する。



一つの参考までに。



スペインサッカー研究所では【毎朝】サッカーのハナシをしています👇



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ではまたー。

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