何回首を振ってるかとかは正直なハナシどうでもいい –人は同じものを見ても同じ解釈はしていない–
Hola Chavales!!!!
僕の記事を読んだり、僕のハナシを聞いて頂いたり。
その中で最も多い感想としては【整理される】です。
例えば僕のスペインサッカー研究所の記事も、
『斬新なアイディアですね!』っていう感想を持つ方はほぼいなくて。
僕が行っているのは、
ピッチ上で起こる現象を整理するということ。
今までなんとなく見ていたその現象の意味を知るということ。
ここなんです。
なので斬新なアイディアの提供ではなくて、
既存のアイディアの意味を知り再現性を高めるということが目的なんです。
そしてもうひとつ多い感想は👇
【見え方が変わる】です。
今までなんとなく見ていた現象の意味を知ること。
それにより今まで見ていたものの見え方が変わるということ。
ここを踏まえて本題に入っていきたくて。
よく【認知】という言葉がSNSに上がる映像で言われてたりするでしょ。
首を何回も振ってる映像とか、どこの見てるのかっていう目線を加工してる映像とか。
そう言われたことないですか?
大事なことであることは間違いなんですけど、これらは目的ではなくて手段であることは理解しておいて方がいいと思ってるんですね。
要するに、
【周りを見る】という行為に対して【首を振る】というのは手段です。
目的は何なのかというと、
ボールを受けた時に【周りが見えている】という状態を作ること。
見ることは重要ではなく、見えてることが重要なんです。
でね、ここで冒頭の長ったらしい前置きに繋がってきて。
僕は【認知】よりも【解釈】の方が大事だと思ってるんです。
というか【認知(周りが見えてる状態)】がゴールではなくて、そこから【解釈(その見えてる状況はどういう構造なのか)】できることがゴールだと思ってるんです。
きっとみんな見てるものって一緒なんです。
トップレベルであろうが、アマチュアであろうが。
それは11vs11であれば年代・性別・カテゴリー・国籍など関係ないといつも言ってる理由のひとつ。
ただ僕たちは同じものを見ても同じ解釈はしてないんです。
で、その解釈がきちんとできるかどうか。
その目に見えた状況を解決する術を知っているのかどうか。
首を何回振ったとか正直どうでもいいんです。
見えたもの(状況)を解釈して、その状況を解決する術を選ぶ。
その見え方を変えるには、
知らないことを知ることに時間を費やすしかないんです。
今まで通り過ごしていた現象の意味を整理して理解しないといけないんです。
そこがサッカーを理解するという意味のひとつ。
一つの参考までに。
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ではまたー。
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