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他人と違うエッセーを書くとはどういうことか? 書かなければ気づかなかったかも~早割は水曜まで!~

JICA海外協力隊の皆さん(候補生やOVも含め)、休学して海外ボランティアをする学生の皆さん、途上国フリークの皆さん、異国の地からユニークな(他人と違う)エッセーを書いてみたいなと思ったことはありませんか? 

そのノウハウを6回(6週間)で学ぶ講座を9月7日(水)からオンラインで開講します。題して「JICA海外協力隊のためのエッセーの書き方講座(初級編)」。

侮るなかれ、書くことは、その土地の人たちの頭の中をのぞくことです。

もっと言えば、書くとは、まず素朴な疑問をもち、その土地の人から話を聞き(質問)、自分なりに考え、それをもとに行動を起こし、また話を聞き、また考え(思考)、行動し、それらを整理して文章に落としていく。

こうした一連のプロセスを繰り返すことで、その土地の人たちの気持ちが少しずつわかってくるのです。

ずらずら説明したところで、イメージしにくいですよね。ひとつシンプルな例を挙げます。

・疑問:〇〇(途上国のどこかの国)の人たちは路上にポイ捨てする
・質問:「どうしてポイ捨てするの?」⇒「ごみ箱に捨てるのは面倒くさいから」(答え)
・思考:ということは、ごみ箱が足りないのか? 町中に置けばいいのかな
・行動:ごみ箱を置いてみた

・疑問:だけど路上のポイ捨ては減らない
・質問:「どうして近くのごみ箱に捨てないの?」⇒「おー! 忘れてた」(答え)
・思考:忘れないようにするにはどうしよう? ポスターでも作って張ろうか
・行動:ポスターをたくさん張ってみた

・疑問:だけど変わらない。そもそも“自然に還らないもの”を製品として作るほうがおかしい気がしてきた。「製品が変わった/時代が変わったから」と言って、行動様式を変えろ、と途上国の人たちに押し付けるのも変な気がする。悪いのはポイ捨てする人たちではなく、自然に還らないものを作って世界に広めた(儲けた)先進国かも‥‥。

上のようなプロセスを経て完成したエッセーがこちら。

ポイ捨ては“文化”?! マンゴーは種を捨てれば実がなるのに‥‥~途上国の環境意識はなぜ低いのか~
https://www.ganas.or.jp/20061101eco/

これがまさに、エッセーを書くということ。書くとは、考えること、行動すること。空想を膨らませ、それをベースに掘り下げていくので、楽しくないわけないですよね!

また、行動しないとエッセーに入れるエピソードがなくなるので、協力隊の活動を後押ししてくれるエンジンにもなって一石二鳥。

エッセーのネタは、固定観念に凝り固まっているとなかなか見えませんが(気づかないだけ)、実は周りに山ほどあります。ネタに気づき、それをどんな切り口で掘り下げていくのか。このノウハウを、みんなで楽しみながら一緒に学びませんか?

3000円お得な「早割」は8月24日(水)まで。途上国のこと(途上国の人も)を本当に好きになる一歩としてエッセーを書くのは「あり」だと思います。

【早割8/24】JICA海外協力隊のためのエッセーの書き方講座(初級編)の2期生を募集! 候補生・現役隊員・OVまで
https://www.ganas.or.jp/news/20220710jocv/