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ハリネズミの病気の話

生き抜く強さをハリネズミに学ぶ 2

ウチで飼っているハリネズミ「おはぎ」は
2016年4月に京都で生まれました。
我が家にやって来たのはゴールデンウィークを過ぎた頃でした。
京都のブリーダーさんのところに足を運び、面会〜お迎えまで
約1ヶ月ちょっとがとても待ち遠しかったのを覚えています。

はじめにブリーダーさん宅で見たおはぎは小さく
子供の手の平にジャストサイズほどの大きさでした。
ですが、お迎えして思ったのは
あれ?この子・・デカない!?
すでに230gくらいはあったと思います。
なにせ小動物を飼うのが初めてでしたので、こんなに短期間で成長するのか!と驚いたのを覚えています。

さて、記憶辿りはそこそこにして、ただ今おはぎさん4歳と9ヶ月ですが
これまでに獣医師にかかったのは3回です。
これが多いのか少ないのかはわかりませんが、私は多めと感じました。
今回は1回目のお話を少し。


偏食がある動物だという認識。だからこその落とし穴

偏食・・動物が特定のものだけをえり好みして食べること。
ハリネズミは偏食が多く起こるのは、飼い主として持っていて当たり前の知識なのですが、
知識を持ってるが故に事の本質を見失い、良くない方に陥る場合もありますよね。

偏食発症

2016年7月に偏食発症したこと。
5月にお迎えしてから2ヶ月ちょっとで発症したので、環境が変わったりした事によるストレスを感じているのかなと思いました。
食:虫は食べるがフードは殆ど食べない。。
運動:夜は回し車で爆走
健康面(見た目):元気はあるが体重が減っていく。。
偏食来たか。
初めての経験ですが、ネットで得た知識も少しはあるので
まあ、どの子にも起こるものだし、フードを色々と試すしかないか。
少し気楽に考えていました。

全てが同じではないという心づもり

いや、でもちょっと待てよ?
偏食は何で起こるかがわからない。
そういう動物だって言うけどさ、何かが原因で起こってるのかもしれない。
どの子も同じだなんて、簡単に考えちゃっていいの?


そう思ったら、行動せずにいられません。
近所にエキゾチックアニマルの診断を得意とする獣医師がいますので
健康診断を受けに行きました。
結果、白血球の数値が高い+腹中のガス+ALP値が高い。
と謎の症状でした。
チンプンカンプンです(笑)
ちなみに白血球が基準値よりも多い場合は細菌感染・がん・白血病の疑いが。ALP値が高いと肝臓・胆道系の疾患が考えられるそうです。

この時の写真は残っていないのですが、怖かったのが処方された薬の与え方がもう。。

毎日背中に抗生物質の注射を私がするのです。
いや、これ・・コワない!?

シリンジで薬を飲ませたりも一苦労なのに、せ、背中に注射するとか
それって素人の私がやっても大丈夫だろうか?失敗とかないの?
とか色々な思いがグルグルと頭を回っています。
でも、前に進むしかない。
おはぎの背中にブスリ!
痛った!絶対痛いヤツこれ!
(大げさな事書いて、どうせ、ちっちゃい針でしょ?とお思いですよね?)
もう一回書きます。
おはぎの背中にブスリ!
痛った!絶対痛いヤツこれ!
大きさは人間の採血の注射くらいは余裕であります。
おはぎの背中が、ぐん!っと動いて身をよじります。。
ごめんなぁ。。痛いよね。

これを1週間続けました。
で、再検査してもらったっ結果。
白血球高めだけど正常値に近しいので、まあ大丈夫かな。
ALP値もクリア、ガスはまだ少しあるけど大丈夫だと思う。との事。

一旦はホっとしました。

総括:偏食なめてんじゃねーぞ!

うんち踏み後、足湯を余儀なくされたあとのおはぎのほっこりショット

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