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ご近所物語。


どうも。

先日、家にいるとき、とある荷物が届きました。

僕はよくオンラインで買い物をするので、てっきり何かの荷物かと思って受け取ったんですが、小さい荷物で身に覚えがないものでした。

ラベルを見ると、やっぱり違う部屋番号で知らない人宛でした。


急いで配達員を追いかけて、エレベーター前で

「これ違う人宛の荷物やで!!」


と声をかける。そしたら


「うん、あんたの部屋番号に荷物預けたって不在票ポストに入れといたから、渡しといてな。」


???


え、なぜ?!


配達員は全然それが当たり前で、お前の義務だと言わんばかりの態度。

拒否権はなさそう。

その後、すんなり行っちゃいました・・・


隣人の荷物預かるのは噂に聞いてたけど、僕の住んでるマンションは大きめなので、そういうご近所物語はないのかと思ってました。

うちのマンションはロビーが2つあって、自分の荷物もたまにロビーのところに置かれたりするし。


というか、何が面倒って、

荷物を預かった数日後、僕は日本から来た友人と旅行に出かける予定があったので、何日間も不在になること。


早めに渡してあげたいし、なんか他人の荷物預かるのってモヤるし、どないしよー!?と思って。

・・・・

荷物を預かった当日は大人しく何もせず。

翌日、外出から帰ると、僕の部屋のドアにポストイットが貼られていました。


付箋の内容は、グーグルの写真で翻訳するアプリで翻訳できました。優秀。


「荷物は廊下に置いといてね、ご不便おかけして申し訳ない」
って書いてあって、割と常識人。

親切風やけど、オランダ語やし筆記体・・・



うちのマンションって入り口から部屋に入るまでに、何回もドアがあって、何回も種類違いの鍵を使わないと入れないようになってるんです。

だから、まず

「なんでこれドアに貼れた??」


って思いました。

まぁ、たまたまドアが空いてたんでしょうね。


で。

いざ自分がこの荷物の受取人の部屋に荷物を置きに行こうとすると、部屋のドアに入る前のドアが空いていない・・・


おいおい・・

「廊下に置いといてね〜」


って置けへんやん・・(笑)


とりあえず、一旦無視して友人が家に到着。


夕方「ちょっとご飯食べに行こか〜」ってなって、

外出ついでに預かってる荷物の部屋に寄ったら、ご本人が帰宅したのか、部屋の前のドアが空いてたので、そっと荷物をドアの前に無事に置けました!


もう〜〜〜〜〜この人件費、請求するで。


・・・・

日本は分からないことがあったらまず自分で調べるし、とりあえず何事も自分で解決しようとする傾向あるじゃないですか。


でも、オランダで過ごしてると、お店でよく商品の場所を聞かれるし、今回のように荷物を預かったり、頼り合う文化なのかなーって文化の違いを感じました。


スーパー、お店、チケットの場所、トイレの有料ゲート、ちょっとこちらが間違ったり分からなさそうにしてると、さっと通行人が教えてくれたりします。

大袈裟な感じでもないし、逆に笑顔で教えてくれる時もあるし、いろんな個性の助け合い精神だな〜って。


まぁオランダでは成立するけど、日本だと難しいところもありますよね。
文化の基盤が違うので。


それでは。










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