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心の距離をもっと近づける場づくりを目指して。2023年度内定式クリエイティブ制作ストーリー

こんにちは、Synergy Marketing コーポレートクリエイティブチーム板野です。当社は10月2日に2023年度内定式を行い、入社を決めてくれた11人のメンバーをお迎えしました。その式のクリエイティブを、当社の採用広報チームと一緒に今年のバージョンとしてアップデートしました。今回はその制作ストーリーをお伝えします!

まず、今までを振り返ります。

内定式自体は毎年行っていますが、今年のアップデートに向けてまずは今までを振り返ることにしました。

アンケートで振り返る
新卒1年目メンバー向けにアンケートを実施し、過去の内定式や研修プログラムで印象的だったことをヒアリングしました。結果として、社員からの声かけ、懇親会での会話、役員からのメッセージなど、あたたかみが伝わる社員との交流、社員の人柄や雰囲気を知れたことが最も印象的であることがわかりました。
私自身も、新しい環境に飛び込むとき、どんな人がいてどのような雰囲気なのかがまずは気になるポイントのため、アンケート結果には共感し、納得しました。
まず、人との関わりを通じた歓迎感を持たせることが大切だとPJメンバー内で認識しました。

ジャーニーマップで振り返る
次に、内定式体験を1日のタイムラインを描いたジャーニーマップで振り返り、内定者にとって楽しい瞬間(嬉しさを感じるとき)と苦しい瞬間(緊張や不安などを感じるとき)を抽出しました。

振り返りを通して、最初の待合室に入ったときに内定者同士が会話を始めるきっかけのアイテムや、緊張をほぐすアイテムが不足していることなどの課題が見つかってきました。

クリエイティブへの展開

振り返りを終え、今回の目的と課題をメンバー間で共有した後、課題点をどのように改善していくかについてアイディアをブレストしました。
名刺、自己紹介カード、SNSパネル、ミニギフト、メッセージカードなど、さまざまな手段を提案し、ディスカッション。内定者同士が既に研修を通じてある程度関係を築いていることを踏まえて、アイディアを選びました。

ディスカッションの結果、式典前の待合室に入ったときに内定者の気持ちを和らげるアイテムとして、今まで選考で関わりがあった先輩からのメッセージが書かれたウェルカムポスターを制作することに決定しました!さらに、エントランスにバルーンを配置し、通常のオフィスの雰囲気とは異なる、その日限りの特別な雰囲気を演出しました。

当日の様子はこちらになります。

ポスターのデザインでは、レイアウトがシンプルにならないように背景のモチーフを不規則に配置して動きを出し、アクティブな印象を出すようにしました。バルーンについては、色合いやロゴのデザインにこだわりを持ってPJリーダーが選定してくれました!

そして、内定式はオフィスのイベントスペースで行いましたが、選考に関わった方々を含む先輩社員にできる限り出社してもらい、内定者の方々にあたたかみを近くで感じていただけるようにしました。

※当日の様子はこちらのWantedly記事からもご覧になれます!

内定式のクリエイティブ制作を通して

今回は企画がまっさらの状態からPJメンバー全員で試行錯誤しながら進めました。環境をデザインするということはこれまであまり経験がなかったため、進め方や考え方についても悩むことが多かったですが、ヒアリングやPJメンバーとのディスカッションを通じて、人と人がつながることを考え、その方向性をカタチにすることができました。

そして気は早いですが、来年の内定式に向けてもっとブラッシュアップしたり、新しいアイディアを取り入れる余地もたくさん見えたので、さらに経験を活かしていきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!


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