映画「リトル・マーメイド」を正直にレビューします #映画感想文
こんなアリエル、アリエルじゃない!
という今回のリトル・マーメイドの実写化は、公開前から色々話題になった作品。
アリエルのイメージが全然違う
というものですね。#notmyariel(私の知ってるアリエルじゃない!)といったタグがSNSで生まれたほどです。
アリエルを演じたハリー・ベイリーが「アリ派」か「なし派」で逆に火がついてしまった映画。
まあ俺からしたら「あんなのアリエルじゃない!」と言われても、
『アリエル?アリエールじゃなくて?』
ってぐらい「洗剤派」なんですね。
ということで今回の映画感想文は、
ディズニー実写映画「リトル・マーメイド」
です。
そうなんです。洗剤派の私。
ディズニーの原作アニメと言われる「リトル・マーメイド」…
見たことありません。
そんな原作をよく知らない「アリエール ジェルウォッシュ派」の俺が、シンプルに映画のレビューをします。
海のミュージカルシーン
綺麗な海の中でカラフルな生き物たちが踊ったり歌ったりするシーンは、もう一言。
これが見たかった。
変なビラビラなヒトデみたいなやつ?も出てきましたけど、あんなの普通に1匹で見たら「こわっ」ってなりますからね。
それがたくさん出てきて鮮やかに舞って感動させちゃうんだからすごいです。
カニ・魚・鳥の実写化
他の方のレビューで、
「セバスチャンがカニすぎる」「フランダーが魚すぎる」
という意見をみました。それに対してガッカリした人も多いようです。
これは俺も思いました。
原作知らないですが、キャラとしてはセバスチャンもフランダーも見たことありますからね。
あの可愛らしいデフォルメキャラがリアルな姿はちょっと…
しまじろうが実写化されて、ガチもんのトラが出てきたらお友達全員を喰っちゃいそうじゃないですか。
トリッピー、笑ってる場合じゃないよ?
お父さんのポセイドン
ちょっと小さくないです?
いや、原作でもそうなのかもわかりませんが、なんというか海の王様っていう威厳を感じられず・・・
そもそも人間ではないのだから、人間サイズに合わせる必要ないかと。1.5倍ぐらい体大きい方がポセイドンって感じでしたよね。
最後のシーンでアリエルを見送るために、海から出てきてプカプカ浮いてる時、
孫と一緒に市民プールきた人かよって思いました。
もったいない映画
最後に。
やっぱりこの映画、「すごくもったいなかった」と思います。
映像も歌も本当に素晴らしかったのに「アリエルのイメージが違う」という理由で
『あー確かになぁ』または『いやいや全然ありでしょ』
の2パターンに分かれちゃいましたよね。
実際に映画が終わった後、ほとんどの人が『いや、普通にアリだったよね?』という会話をしてました。
うーん・・・なんかこれ、
肌の黒いアリエルが「あり」か「なし」かを判断する映画
になっちゃってません?
純粋に映画として見れたらきっとみんな嬉しかったはず。
そういう意味では残念だったな、と思いましたね。
ちなみに俺が『こんなのアリエルじゃない!』ってブチギレる時は、
同居人がこれ買ってきた時です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?