記事一覧
善意にためらい、をもたらす恥の感覚
ロンドンに来て、驚いたことがあります。
それは、暮らしの中で、特に誰かに対してする行動の中に「ためらい」が無いことです。
私は、自分の性格が優柔不断なこともありますが、日本にいた時、そしてこちらに来てからもよくためらいます。
例えば、電車でお年寄りの方が乗ってきたとき。
席を譲る、という行為が悪いことだとは思いませんし、譲ればいいのですが、考えてしまうのです。「席をゆずるべきかどうか」を。
で
[Brexit]メイ首相は6/30まで延期出来るか?背景にある2つの課題
本日(20日夜),メイ首相は今の議会の状況を批判し、議員(MP)たちについてこの状況を打破し、Brexitの議論をさらに前に進めるために決断すること促した。
しかし、議員たちの反応は芳しくなく、批判する議員もちらほら。
このような一か八かの賭けに出てメイ首相が声明を出した背景には、本来のBrexitの期限である3/29まで1週間ほどに迫った今、何としてでもBrexitの延期を行う必要のあるメイ
「イギリス(ロンドン)は寛容、日本は寛容じゃない」ってほんとう?
私は今京都の大学の4年生を途中から休学して、ロンドンに1年留学しています。
ロンドンに9月に来てからはや半年が過ぎました。
日本にいた時、人の立場や考え方に対して「ロンドンは日本よりも寛容」だと聞いていました。私も来てすぐのころは、「なんて寛容な街!」とびっくりしていたのを覚えています。
でも最近、少し感じ方が変わっています。
例えば、電車に乗っているとき。
ロンドンでは犬を地下鉄や電車の中
【前編】【Brexit:何が起きていて、次何が起こるのか】現時点でのEU離脱案が大差で否決された現状と争点。
<ロンドン時間1/15に何が起きたのか>
みなさんご存知の通り、1/15に、メイ首相が現時点でEUと合意しているEU離脱案に対し、賛成か、反対か、を問う決議が議会で行われました。
結果、賛成票 202、反対票 432、となり、その差は230票。過去かなり遡らないと例を見ないほどの大敗となったわけです。
ヘッダーははBBCの記事から借りてきた表です。
(出典:BBChttps://www.bbc.