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退職

12年勤めた会社を辞めた。
昨日、最終出社日でお世話になった人に会いに行き、遠方にいる人にはメールでご挨拶。メールの宛先が500名を超えたときに関わった方の多さに驚く。(それでも後から抜け漏れがあったことに気付いて悔やまれる)

会社に退職を告げてからのこの2ヶ月、ずっとふわふわした感覚の中で生きていたように思う。記憶がないというよりも情報処理が追いついていない。

おかげで出社をもうしなくなると思えど思ども実感が湧かない。これがある種リアルなのかもしれない。その連続で日々重ねていくだけなんだろう。

思えば、自分で卒業をすることを初めて決めたように思う。
社会人になってそうでもしないと同じ船に乗り続けて、気づけば自分の意思で進んでなく、思ってない目的地に着いてしまうのだろう。大船で安定しているのに降りるのを言う人

最後に寄せ書きをいただいた。
173名の方からメッセージをいただいた。流石に少し涙腺を刺激され、ニヤニヤしてしまう。読み応えあって12年の歴史を感じた。尊敬する方々にら囲まれて恵まれた会社人生だった。



と、定年退職じゃない。34歳。人生はまだまだ続く。
年明けの1週間後には別の会社に出社する。

この年末年始はこの12年のことを少し反芻する時間にして内省する。立ち止まって見つめる時間も作って充電するとしよう。

良いお年を。

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