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指導

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育成年代の指導について
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#いま私にできること

息子が大人になってから気づいたサッカーの本質とは

息子が大人になってから気づいたサッカーの本質とは

育成の奥底に潜んでいる大切な価値観を忘れてはいないだろうか。

サッカーは誰のため。
ボールを蹴る楽しさ。
笑顔がある。
沢山の笑い声と心地よい汗。

無心に。
ボールを追いかける。
青空の下。
小鳥の囀りとセミの鳴き声が響き渡る。

昼メシの時間。
至福なひととき。
お母さんがお弁当を作れるのはこの時だけの特権。
お母さんのお弁当を今しか食べられないことに気づくのはいつだろう。

上手くなれば、

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もっと自由があってもええやないか



もっと自由が、もっと遊びがあってもええやないか。

ベンチに座って仲間を応援しましょう!
君が試合に出ているとき応援して欲しいよね。
試合中に横で遊んでいたら相手チームに失礼だよね。
サッカーはサッカーの時間、アソビはアソビの時間でケジメをつけなさい。

もちろんそうなのかもしれないけど、
気心知れたチームさんとゲーム回しているのであれば、子ども達はもっと自由があってもええやないか。
もっと遊

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八ヶ岳から世界へ

八ヶ岳から世界へ

「八ヶ岳から世界へ」を合い言葉に八ヶ岳グランデフットボールクラブは2001年に設立しました。
そして今年2021年4月。

八ヶ岳グランデ・ジュニアユースは17名の選手達と共にJFA並びに山梨県サッカー協会へ新規登録が承認され、2年の歳月を経て晴れて表舞台に戻ってくる事が出来ました。

2001年設立2021年新規登録という摩訶不思議な申請書を提出しました。



5月8日(土)県Dリーグからの公

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自分の花を咲かせる

自分の花を咲かせる

人は昔、天からその人だけの真実を授かってこの世に生まれてくる。
その真実を発揮してこそ、全ての人に課せられた使命である。
自分の花を咲かせるとは、この天真を発揮して生きることに他ならない。

昔、オリンポスの神々が集まり、「幸せになる秘訣を何処に隠したら、人間がそれを見つけた時に最も感謝するか」を話し合った。
「高い山の方が良い」「いや、深い海の底だ」と議論百出。すると一人の神が「人間の心の奥深い

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自反尽己

自反尽己

昨日、スタッフとOB数名でボールを蹴った。
その中の1人が数年前のグランデ・キャプテン。

彼にアスレタのキャプテンマークをプレゼントしたことを懐かしく思い出した。
キャプテンマークをプレゼントしたのは初めてであり、おそらく唯一の教え子となるであろう。

何故ならば私のクラブ(グランデFC)はキャプテンマークは日頃は付けさせなかった。
選手達には3年生全員が練習時も学校でも左腕に見えないキャプテン

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「確信」

「確信」

今日もある方との一日からスタートした。

育成を30年してきて、いつも最後はユースの壁にぶつかる。
もっとやっておけばよかったといつも後悔しかなかった。
育ててきた選手が離れる。
誰に託せばよいのか。どこのユース,高校なら成長できるのか。
現実とギャップの中で、もっと発想力、想像力を付けないとユース,高校では戦えないと思っていた。
選手にもどうそれを伝え続けるかで葛藤してきた。

昨日夜中に目が覚

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