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旧帝大卒者の就職業界の変化について

こんにちは、電機くん(@denkikun_stepup)です。

これを読んでいる皆さんはすでにお気づきかと思いますが、大卒の就職先はこの10年で大きく変わってきています。特に旧帝大と言われる日本トップ大学では特にそれが顕著に表れてきています。

※旧帝大は東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、九州大学の7大学を指す。

このnoteでは、旧帝大学卒業者の直近10年間の就職先業界をまとめました。旧帝大卒者が就職している業界は均等に分散ではなく大きく4つの業界で60%を超えていることが見えました。この業界に日本の優秀層が集中していることが見えます。

旧帝大進学者は同学年の学生の中の上位何%かご存じでしょうか。

以下は内閣府作成の出生数及び合計特殊出生率の年次推移です。
今年、2023年の受験者は2005年生まれと考えると下のグラフから2005年生まれの子供は約120万人程度であることが分かります。更に、日本の大学進学率は2022年度の調査では56.6%です。120万人×56.6%=67.9万人と計算できます。実際はここに浪人生も入ってくるのでもう少し大学進学者は増えると思いますがここの計算では一旦除きます。

1年あたりの旧帝大へ入学者数は合計約1.9万人です。

先ほど計算した1年あたりの大学進学者全体人数67.9万人の内、1.9万人ですので、 1.9万人/67.9万人*100 = 2.79ですので約2.8%と計算できます。日本全国、その年に生まれた同級生の内、上位2.8%のみが入学できる狭き門です。

それだけ勉強に力を捧げてきた人たちが大学を卒業した先に選択した企業、業界はどこが多いのか?先にも書きましたが大きく4つの業界で60%を超えていることが見えました

このnoteの情報により、
旧帝大の方は自分が就職先として選択した業界は、旧帝大卒業者の中でマジョリティなのかマイノリティーなのか分かります。
旧帝大以外の方は旧帝大卒業者がどの業界を選択しているのか参考になるかと思います。日本の優秀層が選択している業界はどこなのか、またその業界の中で現在力を持っている企業はどこなのか認識することでこれから就活するかたや転職する方に役に立つかと思います。

結果を見て思ったのは"十年一昔"ということわざがありますがまさにそれを表している結果だなと思いました。ことわざの意味は「世の中は移り変わりが激しく、10年も経つともう昔のことになってしまう」です。昔の人達でもそう思っていたのですから現代社会の我々が置かれた状況はより移り変わりが激しいものということですね。

目次は以下です。

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