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自分マガジン 日常のエッセイ編

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日常で起こった様々な出来事をエッセイにしました。あまり役に立ちそうにありませんが、読んでホッコリして頂ければ幸いです。
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2023年10月の記事一覧

些末なことが気になるワタシ

悩んでいるわけではないのですが、些細な事が気になることがあります。 今日、勤務先から家に帰ると、郵便局での立てこもり事件のニュースが流れていました。人質を取って立て籠っている犯人は、その前に病院への発砲事件も起こしているようです。私がニュースを見た時点では、二人の人質のうちの一人が解放されたとのことでした。 病院への発砲事件では、二人の怪我人が出たようです。この時の目撃者のインタビューが放送されていましたが、そのインタビューを受けた目撃者の人物像が気になりました。 一人

柔弱が重要!? 老子の思想

老子の思想の肝の一つが、”柔弱”というキーワードです。老子は、柔らかくて弱い者こそ素晴らしいという『柔弱の徳』↓↓を解きました。逆説的(天邪鬼な)この思想は、当時は受け入れ難かったでしょうが、中国の思想史に大きなインパクトを与えました。 この読み下し文は以下の通りです。超・要約すると”堅いものは脆い。なので柔弱サイコー!”いうことになります。 老子第七十八章には、次のようにも書かれています。 天下に水より柔弱なるは莫し 而も堅強なる者を攻むるに 之に能く勝つこと莫し。こ

新車の愛称を変更しました。

私以外の人にはどうでもよいことですが、我家の車の愛称を変更しました。2か月前まで乗っていた青いハイブリッド車には、ブルー・ファルコン(Blue Falcon;青いハヤブサ)という愛称をつけていました。愛称に深い意味はありませんが、語呂が良いのと、”ちょっとカッコイイ音の響き”から、そう名付けました。 なので、二代目の青い新車にはブルーファルコン二世(Blue Falcon Ⅱ)という愛称をつけていました。2ヶ月ほど経ったある日、車を正面から見ると、熊の顔のように見えました。

ズボラな情報はネットには流れない!

”ズボラ”とは、「だらしない様子の人や態度」を意味します。例の如く、語源には諸説ありますが、江戸時代に上方(いまの関西地方)で使われていた”ずんべらぼん”や”ずんぼらぼん”なのだそうです。私は上方出身ではないので、ずん○らぼん”という言葉は知りませんでした。 ズボラは形容詞としても使われ、”ズボラ飯”のような用例もあります。ズボラ飯とは、手間をかけずに作る簡単な料理のことです。本来は手抜き料理ですが、最近では、シンプルながらも美味しい簡単レシピを意味するようになっています。

政治家は”一丁目一番地”がお好き?

政治家の人達は、『一丁目一番地』という言葉が大好きです。もちろん住所のことではありません。 一丁目一番地とは、”最初に行なうべき最も重要なことがら”を意味する言葉です。政治家が演説を行なうとき、口を揃えて「一丁目一番地は○○対策です」などと語りかけます。この言葉は、まるで言わなきゃいけないルールでもあるんじゃないかと思うくらい頻繁に使われます。確か昨日のニュースでは、岸田首相が所信表明演説で使っていました。 一丁目一番地は、1980年代から使われ始めたようですが、小泉元総

GO BOKKE! 行け!スプリングボックス

今朝、5時半に目が覚めて、いつものようにテレビのチャンネルをオンにすると、ラグビーワールドカップの試合が行なわれていました。試合はイングランドと南アフリカの準決勝戦でした。試合を見た時点では、イングランドが15対6と9点差で勝っていて、さらに残り時間は少ししかありませんでした。 しかし、ここからが南アフリカの本領発揮です。自慢のスクラムとタックルでイングランドを徐々に追い詰め、初のトライを決めました。これで15対11になりました。このあとのキックも決まって、さらに2点追加で

我家のクララ病

『アルプスの少女ハイジ』の有名なシーンで、「クララが立った!」という場面がありますが、実際のセリフはそうではないそうです。正しくは「クララが立ってる!」なのだそうです。 フランクフルトに住むハイジの友人、クララ・ゼーゼマンは深窓の令嬢で、お屋敷から外に出ることが殆どありません。おそらく日照不足によるビタミンD欠乏症で、”くる病”という設定だろうと思います。この物語の中では、クララは”病弱な美少女”という設定になっています。 我家の奥さんは、普段はめちゃくちゃアクティブで元

怨嗟の連鎖 イスラエル vs パレスチナ

とても残念なことに、イスラエルとパレスチナの間で大規模な戦闘が起きそうです。これまでも比較的小規模な紛争はありましたが、本格的な戦争状態に移行しそうです。 ロシアとウクライナの紛争もまだまだ継続中の中、世界中を揺るがす新しい紛争が勃発しました。中東問題は、遡れば数千年前からの歴史が関係していますから、拗れ方は尋常ではありません。 とにかく、ユダヤ人は大昔から迫害されています。最初の災難は、旧約聖書にも書かれている『出エジプト』です。この時は、モーセというユダヤ人指導者が、

カツカレーとパン

出張などで空港を利用するとき、お昼によく食べるのがカツカレーやオムライスです。空港でのオムライスは、普段食べないハッシュドビーフオムライスをよく注文します。カツカレーは、ガッツリ食べたいときによく注文します。 注文する割合は、ほぼ半々ですが、前回はオムライスを注文するつもりで店に入りました。メニューを眺めると、オムライス単品がなくなって、オムライス&ハンバーグやオムライス&エビフライのコンビネーションしかありませんでした。直前までは”オムライスの口”になっていたのですが、仕

他人軸と自分軸 バランスが重要!?

自分軸とは、「自分がこうしたい!」という考えのことです。自分軸を大切にする人は、自分の心に忠実に生きていて、大概のことではブレないので、周囲の人の考え方に影響されることはありません。 それに対して、他人軸とは「他の人から嫌われないようにしたい」という考えのことを指します。他人軸を気にし過ぎると、いつまで経っても自分に自信が持てず、他人に合わせて行動してしまいがちです。 自分軸を持っていると、自分らしく生きられるようになるので、自信があって魅力的に見えます。逆に自分に自信の

そして”ガム”はいなくなった。

お菓子も多様化して、今では様々な種類があります。昔ながらのお煎餅は需要が伸びていませんが、チョコレートなどは”健康志向のポリフェノール”の効果もあり、その需要は伸びています。しかし、劇的に人気がなくなっているお菓子があります。それがチューインガムです。 私が子供の頃、風船ガムやチューイングガムは、割と身近なお菓子でした。たぶん遠足の時には持って行ったし、子供会でもらったオヤツにも入っていたような気がします。まだコーヒーを飲ませてもらえなかった小学生時代、コーヒーガムは何とな

路上の最先端な広告 プロジェクションCM?

夕方にふらふらと繁華街の歩道を歩いていたら、歩道の真ん中で”飲食店のCM”を見つけました。最初は、路上に印刷?と思ったら、プロジェクションマッピングでした。 プロジェクションマッピング (Projection Mapping) とは、 プロジェクタ 等の映写機器を用いて、CG(コンピュータグラフィクス)を立体物に投影する技術です。最近は多くの観光名所などで行われているので、見たことがある人も少なくないでしょう。私自身は、本格的なプロジェクションマッピングは、ホテルのロビー内

祝 復活・男子バレーボール

2年前に書いたバレーボールの記事↓↓が、ここ最近急に読まれるようになりました。この記事は半世紀前の”男子バレーボール黄金時代”を懐かしんで書いた記事ですが、急に読まれるようになった理由がわかりました。 最近は、テレビでバレーボールの試合を見ることは殆どありませんでした。たまたま見ることはあっても、”女子バレー”しか見ていませんでした。理由は男子バレーが弱くて、試合がつまらなかったからです。半世紀前の黄金時代を知っているオジイサン世代には、弱い男子バレーが許せなかったのです。

フラバとスタバ

外来語由来の長いカタカナ言葉は、略されることがよくあります。簡単な例だと、アルバイトをバイトと略すようなことです。その他にも、省略形はたくさんありますが、最近、フラッシュバックを”フラバ”と略すことを知りました。多くの人が認識できれば省略しても意味が通じますが、あまり一般的ではない言葉を省略すると意味が通じない場合もあります。フラバは多くの人に通じるのかな?。 フラッシュバック (flashback) は、強い心的外傷を受けた場合に、後になってその記憶が、突然かつ非常に鮮明