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『アルプスの少女ハイジ』の有名なシーンで、「クララが立った!」という場面がありますが、実際のセリフはそうではないそうです。正しくは「クララが立ってる!」なのだそうです。

フランクフルトに住むハイジの友人、クララ・ゼーゼマンは深窓の令嬢で、お屋敷から外に出ることが殆どありません。おそらく日照不足によるビタミンD欠乏症で、”くる病”という設定だろうと思います。この物語の中では、クララは”病弱な美少女”という設定になっています。

我家の奥さんは、普段はめちゃくちゃアクティブで元気いっぱいです。しかし時折、原因不明の偏頭痛に襲われ、寝込むことがあります。そんな時に決まって言うセリフが、「私、クララだから・・・」です。たぶん、病弱だということを強調したいようですが、2-3日続く頭痛の期間を除けば、至って健康です。

我家ではこの妻の症状を”クララ病”と呼んでいます。一時期は整体に通っていて、その間はクララ病を発症しなかったのですが、先週末にクララ病を発症しました。こうなると家事や食事の用意が出来ません。たまたま週末だったので、私が食事を作ることになりました。

こんな時には私の女子力が試されます。掃除や洗濯は戦力になりませんが、料理にはそれなりの自信があります。本格的に作ったのは二食分でしたが、”スタミナ豚丼”と”鮭のホイル焼き”を作りました。

”スタミナ豚丼”では、ニンニクを利かせたピリ辛の醤油ダレで豚肉を焼いて、ご飯に乗っけました。こちらは、適当に考えたオリジナルレシピです。メニューに肉が続くのが嫌だったので、初めての試みとして”鮭のホイル焼き”を作りました。こちらは、ネットでレシピを検索した後に、レシピ通りに作りました。フライパンで作るレシピでしたが、想像以上に美味しく出来ました。

クララ病のお陰で、私の料理の腕が上がっています。

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