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【モロッコ旅行記】12日目*カサブランカ編〜イスラム教のことを私はまだ知らないの巻〜

エッサウィラからカサブランカへは11:30発のCTMで。CTMはネットで予約済。
カサブランカまでは約7時間なので、この日はほぼ移動だ。

途中で休憩があったので、エッサウィラのパン屋さんで買っておいたクロワッサンとかパンオショコラをぱくり。これが普通に美味しいし、このクオリティで1個100円くらいなんだから驚き。モロッコに来たらモロッコ特有のパンだけでなくクロワッサン系も食べていただきたい。
エッサウィラにいたら、コスパ抜群のパティスリーたちを毎日食べることができたのに・・!なんでこんなスケジュールを立ててしまったんやろ。何回も言うけどモロッコを1周して且つ十分に楽しむのは14日間では厳しい。もっと時間が必要です。

モロッコでの移動は基本バスなので、12日目ともなるとバスの長距離移動も慣れたものである。7時間のバス移動も苦ではない。
隣には地元の方だと思われるご婦人が座っていて、私がうとうとしてご婦人に寄りかかってしまい、ハッとなって、すみません!みたいなことが何回もあったのだが、ついに睡魔に負けてご婦人の肩ですやすやしてしまった。ご婦人は頭をポンポンしてくれるし、起きたらチョコくれるし、めちゃめちゃハートフルな人だった。

そういえばモロッコ旅の初日、空港からラバトへ行く鉄道の中でも前に座ったおじ様がチョコをくれた。モロッコ人は人に何かあげたがりなんやろか。いわゆる大阪のおばちゃんの「あめちゃん食べるか〜?」みたいな。いや、ただ単に異国から来た旅行者だからくれたのかな。

帰国してからハシラビートで出会ったのりこさんについて気になったので調べてたら、こんな記事を見つけた。

「貧しい人には分け与える」
それがイスラム教の教えだとのりこさんはこの記事の中で言っている。
私が貧しく見えたかはさておき(笑)、宗教観の薄い日本で育った私は、日々の行動が宗教の教えに結びついている感覚はあまりないのだが、よくよく考えると神社で神頼みはするし、祖先に手を合わせるし、そういえば実家には神棚も仏壇もあったし、自覚していないだけで神道や仏教が身近にはあるのだ。

「無宗教」を自覚しているので、宗教について関心はなかったのだけれども、旅をしていると段々と興味が出てくる。
そういえばイスラム教のことを私はまだ知らない。知っているのはラマダンが行われるのとメッカに向かってお祈りをすることくらい。

のりこさんもこの記事で言ってるけど宗教に対して怖いと思うのは知らないだけで、知ったらその魅力に気づくんやろな。

海外に行くのが怖いと言う人にたまに出会うけど、それは行ってないだけで一度行ってしまったらその魅力にどっぷりハマってしまうかもしれないよ、ということをお伝えしたい。
好きになるか嫌いになるかは人によるし、自分の好きなことを他人に押し付けるのはあまり好きじゃないので、言葉には出さないけど、まずはハワイから始めてみたらいいんちゃう?と小声では言いたい。

旅行記じゃなくなってしまったけど12日目はここまで。
そろそろモロッコ旅も終わりに近付いてきております。


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