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学習指導要領の改訂から生き方について考えてみよう

教育に関わらない人には馴染みがないかもしれないですが、学校教育というのは学習指導要領を基にして行われています。

そして、この学習指導要領は約10年ごとに大きく改訂されています。直近では、2017年に小・中学校で、2018年に高校で改訂がなされました。

「小学校でのプログラミング教育導入」などについては、耳にしたことがある方が多いんじゃないですかね?

でも、自分はすでに学校を卒業しているし、そうした改訂は自分とは無縁だと思ったそこのあなた!それは大きな間違いです!!!

実は、そうした改訂内容を知っておくことは、大人が生きていく上でも大いに役立つのです。

今日はその理由について説明していきますよ!


まず、学生指導要領が改訂される理由について知っておきましょう。その理由は、時代に適するように教育を変える必要があるからです。

例えば、昭和後期から平成前期にかけては、ゆとり教育が行われていました。それまでの詰め込み教育が、知識を偏重しなくなった時代にそぐわなくなってきたため、カリキュラムを減らしたゆとりのある学習が叫ばれるようになったからです。

最近小学校でプログラミング教育が導入されたのは、情報通信社会を生きる上で、その背景の仕組みを知っておくことの重要性が増しているからです。

このように教育を変革していくことによって、その時代に適応するように子供たちを成長させようとしているのです。

ここで考えてみてください。こうして教育が変化しているということは、僕たち大人は、今の時代には適応しない古い教育を受けてきたということを意味すると思いませんか?

実はこれが教育の限界で、学校で習うことは、その当時の時代に合ったものでしかないのです。おじいちゃんおばあちゃんが今の時代についていけないのも納得です。

ではそのように時代に置いていかれないようにするにはどうすればよいのか。

その一つの解決策が、学習指導要領の改訂内容を知り、自分自身を時代に適合するようにアップデートすることです!

例えば、今回の改訂では、『主体的・対話的で深い学び』というのがキーワードになっています。ここから、学びは単に教わるものではなく、能動的に取り組み他者と協力し合い、探求していくものだということがわかります。

これにより、子供たちに生涯にわたって学びを続ける姿勢を身につけさせようとしていると考えられます。そして、これが時代に適合した生き方だとわかります。

よって、大人も生涯学習を続けるべきだということになるのです。

次回の改訂は通常通りであればまだまだ先になりますが、その内容はその時代に適した最新の生き方を反映したものになります。

僕も必ず注目して、自分自身に反映したいと思います!

では、今日の授業はここまで!
また次回お会いしましょう!!!

今日の宿題
学習指導要領の最新の改訂を、他人事と考えずチェックする

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