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僕は勉強が趣味という少し変わった人間なのかもしれない

僕は勉強をすることが好きだ。

勉強を通じて、自分の知識が増えたり、できることが増えるようになると、自分の価値が高まっていることを実感してこの上なく嬉しい。


たしかに受験勉強や試験勉強において、成績が伸び悩む時なんかは苦しい。

成績や点数を目的化してしまうと、どうしても勉強は楽しくなくなってしまう。


一方で、強制されない学びはすごく楽しい。

僕は仕事が休みの日も喜んで何時間も勉強している。

外出先で時間があったら、カフェで少し勉強するかとなったりする。

こうすることによって、日々が充実していると実感できている。


しかし、どうやらこんな人種は少数派らしい。

昨日大学院に通っている文学好きで勉強に没頭している友人に会ったのだが、彼でさえ休みの日は文学に関する勉強はしたいとは思わないそうだ。


社会人の勉強時間の平均は1日6分と言われている。

このことからわかるように、ほとんどの社会人は、学校を卒業した途端に勉強というものと無縁になる。


こうした現象は、日本の学校教育の失敗を意味すると僕は思う。

勉強を強いすぎたせいで、学びの楽しさや重要性を認識できない大人たちが大量発生してしまったんだなと思う。

京大卒という勉強にたくさん触れてきた人でさえそういう人が多いのは、個人的にすごく悲しい。


一方で僕はこれからも学びを続けたいと思う。

そして、自分と同じように能動的に楽しく学んでいる人と出会って、思いを分かち合いながら生きていきたいと思う。


次の職場選びは、そういう点も一つの軸にしてみようかな。

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