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【駅探訪記】日本海に一番近い駅(JR信越本線 青海川駅)

 2021年7月、新潟県のJR信越本線青海川(おうみがわ)駅を訪問しました。

 青海川駅は新潟県柏崎市にある無人駅。ホームのすぐ隣に日本海が広がっており、「日本一海に近い駅」と言われています。
 しかし、実際は青海川と同じくらい海に近い駅は全国にいくつかあり、そのすべてが「日本一海に近い駅」と呼ばれています(以前紹介した大三東駅もその一つ)。結局どこが一番近いのかはわからないので、ここでは「日本海に一番近い駅」ということにしておきます(笑)

《大三東駅の記事はコチラ》

■『ゆざわShu*Kura』で弾丸訪問

 以前紹介したえちごトキめき鉄道「観光急行」に乗車したついでに青海川駅を訪問しました。


《えちごトキめき鉄道「観光急行」の記事はコチラ》


 直江津から柏崎駅まで足を伸ばし、観光列車『ゆざわShu*Kura』で直江津に戻ります。Shu*Kuraは上り(長岡方面行)が6分、下り(上越妙高方面行)が22分青海川駅に停車するため、立ち寄り散策を楽しめます。普通列車だと本数が少なく、特急や快速は通過してしまうため、Shu*Kuraでの訪問が便利です。

 ※日によって運行区間が違いますが、青海川駅にはどの列車でも行けます。

 柏崎はShu*Kuraの運転区間でも割と終盤なので、柏崎から乗る人は私たちだけでした(笑)

 発車標にも列車名は出ず、ただ「上越妙高」とだけ(笑)

 1号車が旅行商品専用のペアシート、2号車がイベントスペース、3号車が指定席となっています。今回は指定席に乗車。

 快速列車なので乗車券+指定席料金530円で乗れるのですが、座席はグリーン車レベルの快適さ。

  車端部にはちょっとしたフリースペースもあります。

 乗車してすぐ、2号車の車内販売カウンターに行ってみました。地酒はもちろん、地物を使ったおつまみやグッズもかなりの種類があります。

 酒樽をモチーフとしたテーブルが並び、立ち飲みができるのですが、今回は残念ながらコロナの影響で使用中止となっていました。

 座席に戻って一杯。

 ゆっくり飲んでいるうちに、右側に日本海が近づいてきました。窓も大きくつくられていて、車窓が存分に楽しめます。

 青海川駅に到着。

 駅のすぐ隣がもう海。降り立った瞬間、波の音や潮のにおいに包まれます。

 この日は曇っていましたが、晴れの日は夕焼けがきれいに見えそうです。

 駅を出て少し歩くと海へ出ることもできます。こちらは2016年に普通列車で訪問したときの写真。

 本数が少ないため、1時間半近く海を眺めていました(笑)今思えば贅沢な時間でした。

 青海川を出た後もしばらく海沿いを走ります。Shu*Kuraのカウンターから日本海を一望。

 直江津に到着。1時間ちょっとの乗車でしたが、短期集中で楽しむことができました(笑)
 日本中にある「日本一海に近い駅」。まだまだ未踏の場所もあるので、合間を見つけて足を運びたいです。

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