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#なんでもない日の、特別な時間。Vol.4               「できるよ絶対、大丈夫。」


@watanabemaki_makiette

料理家 渡辺麻紀先生

料理研究に火をつけたのは


来客が多かったという渡辺先生のご実家。
「幼い頃、家ではお客さんが来るたびに母が大皿料理を作っていました。それをみんな美味しい美味しいと言って食べていて、場が盛り上がっていったことを今でも覚えています。ご飯って楽しいんだなぁって。自分も母のように料理を上手に作れるようになりたいなと思ったのが、この道へ進むことになったきっかけなんです。」
また、京都で呉服店を営んでいるという先生のおばあさまの家には、いつも台所には美味しそうなおばんざいが並んでいたという。
「祖母と母と住み込みの従業員の方が2,3人、みんなでご飯を作って、手が空いた人が奥に入って食べてという生活でした。遊びに行くと私も食べさせてもらったりと、賑やかでとても楽しくって。」
そんな幸せで楽しい思い出たくさんの幼少期だったが、先生の料理の研究熱に火をつけたのは、実は悔しい思いだそうだ。
母も祖母も料理に関してとてもストイック。「子どもが触るとぬるくなる!」と言われ、渡されたのはきゅうりの端っことかまぼこの板。
「あなたはそれを自分が食べる用に好きなように切ってなさい。」
とお客様に出すものは一切手伝わせてもらえなかったという。
母やみんなに美味しいと言ってもらいたい。そんな思いが渡辺先生を料理の道へと導いた。

豚と卵の角煮

ヒントは“マンマの味”

料理を学ぶためにフランスに留学していた渡辺先生は、イタリアの学校に移った。「何十年住んでいるわけでもなく、フランス人の遺伝子を持っているわけでもない私が、なるべく短期間で少しでも多く学んで帰ってくるにはどうしたらいいんだろうって考えた時に、クラシックなフランス料理の礎であるイタリア料理を学びに行こうと思ったんです。」
フランス料理のルーツであるイタリア料理を知るべく、渡辺先生はトスカーナのオリーブ畑の中の寄宿舎で朝から晩まで料理の世界にどっぷり浸っていた。そこで初めて知った、上品で繊細なイメージのフランス料理とは対照的なシンプルでおおらかなイタリア料理。
「イタリアの人はね、自分の料理のルーツを語る時必ず“マンマの味”って言うの。それはどんな三ツ星のシェフも一緒。みんな口を揃えて僕のこの味は母や祖母の味なんだ、って誇らしげに語ってくれるんです。土着の料理に料理上手になるヒントがあるんだなと思いました。かっこいいフランス料理ばかりやっていたけれど、大事なのは家庭料理。なので家庭料理をたくさん勉強して帰ろうって思ったんです。」
渡辺先生の考え方が変わった瞬間だった。

アトリエで料理する渡辺麻紀先生

「できるよ絶対、大丈夫。」


料理の世界のトップは厳しいものだった。
「刺激的で面白いと思いつつもやはりみんな天才なんだな、料理をやりたい!なんて安易に思った自分は世間知らずだったのかも、と思ったこともありました。」一時、料理の実務からは離れた仕事をしていたこともあったが、心のどこかにはやはり料理がしたい、料理が好きという思いが強く残っていた。
海外留学時代、辛く厳しい料理の世界で、思うように伸びずにドロップアウトしていった周囲の人たち。当時見送ることしかできなかった渡辺先生は、「私自身も苦しみながら、何が違うんだろう、どうしたらいいんだろうって時間をかけて紐解いていったものを伝えたいと思うようになりました。不器用な私ができるようになったんだから大丈夫だよ。って言いたかったんです。」
渡辺先生がなんとしても伝えたかったこと。
「できるよ絶対、大丈夫。」
プロフェッショナルなレストランではなく、一般的なおうちで料理を作る人たちに伝えたい。こうしてフレンチやイタリアンをベースにしつつも初心者でも作ることができる、心温まる幸せのレシピが生まれていったのだ。

ピッコロローストビーフ

スフォルナトゥット・イーヴォ ミニコンベクションオーブンの魅力


「私はコンパクトなのが、一番の魅力だと思うんです。」
スフォルナトゥット・イーヴォ ミニコンベクションオーブンは女性でも手軽に場所を移動できるサイズ感。
大きな調理家電は置き場所に困る、というのが購入前は頭を悩ませるポイントのひとつ。でも、このコンベクションオーブンはどんな場所にもサッと移動することができる。些細なことだけど、このサイズ感が日々使う上でとても気持ちを楽にしてくれる。必要であれば、ダイニングテーブルにもすぐに移すことができるのだ。
「コンパクトだけどパワーがあるから立ち上がりが早い、長い時間予熱完了まで待つ、っていう手間がないのも良いですよね。これに意外と気付いてない人も多いんじゃないかなぁと思います。」
先生おすすめのレシピはピッコロローストビーフロールキャベツなど。手間がかかりそうなローストビーフもスフォルナトゥット・イーヴォ ミニコンベクションオーブンなら、手軽にしっとりジューシー&柔らかな仕上がりに。
渡辺先生の生み出すレシピの数々は毎日を華やかに演出してくれる。

ロールキャベツ

#なんでもない日の特別な時間

キッチンにデロンギ製品を置いておきたい理由のひとつは、日々をちょっと特別な時間にするためだという。
「コーヒーを淹れている間にパンとりんご半分でもあれば、はちみつをかけ、バター散らしてフレンチトーストに。それだけで、いつもとはちょっと違う、特別なおやつタイムに。そういう時間って本当に大事で、自分のスイッチを切り替えたりとか、心を豊かにしてくれるんです。」出来たてのものを即興で、そして思いつきでパッと作ることができるスフォルナトゥット・イーヴォ ミニコンベクションオーブンは、この先も渡辺先生の「バディ=相棒」であり続けるだろう。

フルーツとコーヒーのフレンチトースト

渡辺麻紀先生(@watanabemaki_makiette)
インタビューありがとうございました!


「おいしい」をまんなかに。
なにげない毎日をちょっといい毎日に変える、
デロンギ・キッチン。

だれかのことを思うと、
おいしいものを作りたくなる。
おいしいものができると、
だれかに会いたくなる。
みんなで囲む食卓はカラフルでいつもの景色をちょっと特別にしてくれる。
さあ、料理しよう。飾らない、いつもの味で。


キッチンという場所が家の中でも「見せる場所」になっている今日。デロンギではキッチン家電こそ、毎日使うもの、毎日そこにあるものだからこそこだわってほしい、そんな思いを込めてお届けしています。
毎日使いが楽しくなる、イタリアンデザインの機能的な電気ケトルや、コンパクトサイズなのにパワフルで、毎日の食卓を楽しく彩るお手伝いができるコンベクションオーブン。そして、まるでレストランのような本格的なお肉料理が楽しめるマルチグリル。
デロンギ・キッチンでは、なにげない毎日を特別な日に変える、そんな「なんでもない日の、特別な時間」をこれからもお届けしてまいります。


今回、お話いただいた製品はこちら


デロンギ スフォルナトゥット・イーヴォ ミニコンベクションオーブン [EO90155J-W]
トーストからグラタンまで、デロンギの絶品オーブンがコンパクトになってさらに進化。熱風が庫内の隅々まで行き渡り、食材をムラなくおいしく焼きあげます。失敗知らずの新しいコンベクションオーブンです。

スフォルナトゥット・イーヴォ ミニコンベクションオーブン


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