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いつか「読書が趣味」と 言うまでの記録【夏休みのお出かけでよせてゆく。】

” みうらじゅん ” が言っていた。
「好きなことなんてたくさんあるはずがない。ましてそれが偶然やってくるなんてない。好きになろうと思って好きになっている。」

この note は
「趣味」と言える何かがあったことがないibitsuが、 必要に迫られ5年前に始めた読書が習慣になり
「嫌い」から「できる」に変化してきたことに気が付いたことから
いつか趣味と言えるまで、読書に自らを寄せてゆく記録的マガジンである。


【イベント】うらわの本のやま

【日程】2024年8月開催

【会場】浦和PARCO(埼玉県)


毎度、事前に予定を立てることのない一人暮らしの夏休み。
でも、なんとなーく、このあたり(日時や場所)にこんなイベントあるんだぁ。と、ぼんやり眺めながら、SNSの情報を保存する。ということはしている。

絶対行くとも行かないとも決められないけれど
「暇を持て余す」ということだけはわかっている。

ただし暇を持て余しても、暇になったその時に何に興味が向くのか
どんな好奇心が突き動かされるのか、自分でもわからない。
「いつどこでなに」という確実なことは保存という機能に任せて、ぼんやりとしたことだけを記憶にとどめ夏休みを待つ。

そうして迎えた夏休み3日目の朝。
どうやら元気があるし、天気が崩れる様子もないので出かけたくなり、保存していた情報を見直して出かけのは

主に埼玉県内に店を構える、複数の独立系本屋が出店するイベント。
わたしが出かけた8月12日は

・つまずく本屋 ホォル(川越市)
・ゆとぴやぶっくす(さいたま市)
・本と喫茶 夢中飛行(さいたま市)
・CHICACU Bookstore(さいたま市)
・でこぼこ書店(さいたま市)
・須方書店(深谷市)
・Book shop tsukahara(栃木県)
・ココシバ 本のやま出張所(川口市)
・かねこ書房(東京都)

が出店していて、本屋さんのほかに雑貨やお菓子、グリーンのお店が並んでいた。
会期中の出店店舗は変わるようで、イベントサイトには詳細が掲載されてる。
特に目当ての本屋があったわけではないので、あまり詳しい情報を見ずに出かけたのだけど、ショップカードの店名などからSNSで知った店や人から聞いて興味を持っていた店に気が付いて「おっ」と嬉しくなる。

好きな本屋がある人は「この店の選書がいい」などと言うけれど、初心者のわたしにはその「いい」が、何を持っての「いい」なのか
自分なりの基準を持っておらず、ただただ本をぱらぱらとめくっては次の店に行き、またぱらぱらとめくっては次の店に行くを繰り返し
途中PARCO内を徘徊したり、昼食をとったりして本を1冊買って帰った。


【交通費】往復約1000円(一部定期券利用)

【購入品】つまずく本屋 ホォルにて
私の生活改善運動/安達 茉莉子 ¥1980

帯の右端にちょこんと書いているイラストが良い。

【購入合計】¥1980

【滞在時間】トータル約1時間


本を選ぶとき、気になったものをついネット検索して評価を確認してしまうものだけど、今回は表紙の感じや帯の言葉だけで選ぶことにした。

こんな機会に・・というか、そうでなくても
店の人とちょこっとお話なんてできるといいなと思うし、実際そうしている人を見るとすごく楽しそうだなと思う。でも
なかなかなかなか。
ね。

唐突に積極性を発揮することがあるわたしですが
その差に戸惑うほどの消極性も抱えている。
そのうちのどちらが、いつ「わたし」として表面に出てくるのか、自分でもよくわからない。



マガジン【いつか「読書が趣味」と 言うまでの記録。】はこちらから。



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