生産者が本気のカレー屋さんはじめます!最終章
冨有柿を使ったスパイスカレーを作るべく、cenciオーナーシェフである坂本シェフに相談したのが2022年の10月でした。
理由や思い、コンセプトを伝えたところ
レシピ開発・監修まで快く引き受けて下さいました。
頭の中で思い描いているカレーのイメージや、トッピングの副菜など。
食材は基本、京都府産にこだわり、できるだけ地元西京区のモノを使いたいなどなど。。。
たくさんヒアリングもしてくださいました。
柿のシーズン中は、何度も試作用の柿をシェフに届けました。
そして、12月24日のクリスマスイヴの日に
「カレーとピクルスできたよ」と連絡いただきました
柿のシーズンが終わり、竹林の土入れ作業真っ只中でクリスマスどころではないときなので
ありがたいことに、イヴの日のディナーになりました^ ^
おいしいおいしいクリスマスプレゼントでした^ ^
早速食べてみると、今まで食べたことのないうまさ✨
それぞれの食材の味や食感、スパイスの香り、 ルーのとろみ(喉越し)などに感動🥹
副菜と共に食べてみると、ひとつになり足し算されたことによる新たな味で…初体験の嵐‼︎
語彙力が追いつかない
初めてのスパイスカレーでした。
シェフによるスパイスカレーを、レシピと事細かに記された調理工程をもとに調理をスタートしました!
試作を作る度に、シェフにも試食してもらいフィードバックをもらいながら作り続けました。
ところがです。
レシピ通り作ってみても、なんだかシェフのカレーと違う…という壁にぶつかりました。
料理好きとは言っても素人なので当たり前なんですが^^;
現状を話し相談すると、丁寧にアドバイスをくださいました。
それがですね…もうそれ、プロの料理人の範囲やんかと突っ込むレベルで…。
⚪︎収穫時期による水分量や素材を加工するまでの時期による質に対する微妙な調整
⚪︎食感を大切にするための火入れの大切さについて
⚪︎口に入れた時のルーとご飯の混ざるバランスを考えること
などなど…やればやるほど勉強になりました。
「料理が好き」でも、「料理を仕事にする」となると、無知であり、学び習得していく必要のあるものがこんなにもあるのだと実感し、料理をお客様に提供するという責任を改めて感じることができました。
スパイスカレーといえば、さまざまな副菜が彩りよくのせられていますよね!
ポイントは、カレーと一緒に食べた時に美味しいかどうか
副菜についてシェフと話しているときに、カレーの上に副菜をトッピングせず一皿ごとに分けようということになりました。
味が混ざらないよう、それぞれの副菜との味をたのしんでいただけたらなと思っています。
副菜は、発酵のモノを3種類ご用意いたします。
ピクルスについては、去年仕込んでおいたボクが生産している冨有柿で柿酢を作ったので、その柿酢と季節の野菜を使ったものをご提供させていただきます。
その他の副菜も合格をもらっているので、3種類の発酵を是非お楽しみください♪
農業活動の一つとして運営してまいりますので、オープン情報などは是非こちらのインタよりチェックしてください!
↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?