NCL西条

愛媛県西条市のローカルベンチャー事業の一環で活動しているNext Commons La…

NCL西条

愛媛県西条市のローカルベンチャー事業の一環で活動しているNext Commons Lab西条です。都心部から移住してきた起業家が、西条市でどんな活動をしてどんな変化を生み出すのか。楽しみにしてください。

最近の記事

山中康寛

西条に来て約1か月。山中さんは農業をIoTの力を使って管理する遠隔菜園サービス「CULMA(カルマ)」を展開していく。自宅で水耕栽培やキノコ栽培など家庭菜園をしていたという山中さん。以前から事業として農業に興味を持っていたそう。西条市の基幹産業であるにも関わらず、人手不足や収益低下で産業として衰退傾向にあるという農業。このCULMAにより、持続可能な産業としてのきっかけのひとつになるかもしれないユニークなシステムだ。 CULMAは種を植え、芽を出した苗を自宅で栽培。手間のか

    • 山中裕加

      ”地域資源を可視化し、その魅力を伝える”事業を展開する山中さん。建築デザインや、不動産の企画・運営に携わってきた経験を活かし、人と人・人と地域のつながりを増やす場をデザインすることで、西条市の魅力を高めていきたいという。 中でも、一番力を入れている事業が地域の人との商品開発事業。「商品開発の過程を誰かと共有していくことで、より地域を知ることができると思う」と山中さん。その商品作りにたくさんの人に関わってもらえるような場をつくり、商品としてより多くの人に届けるための知恵を出し

      • 上田公彦

        西条の川は流れが早く、海は汚い。私が西条に住んで約20年。水に対してそんなイメージを持っていた。しかし上田さんのガイドするアクテビティに参加すると、青く透き通る水・なだらかな川・夕日が沈む海辺など、美しい自然を西条市内で体験することができた。上田さんはそんな西条市民が知っているようで知らない美しい自然風景を、この8か月の活動の中で開拓してきた。 広大な海と緑があふれる熊本県天草市で生まれ育った上田さん。全国さまざまな地へ行き、昨年までは奈良県大峰や台高山脈でトレッキングガイ

        • 篠原学

          西条市と友好都市を結ぶベトナム・フエ市。篠原さんはベトナムと西条市をつなぐ国際交流事業を手がけている。現在はベトナムにVIVA越日産業情報交流プラットフォームという活動拠点を持ち、ベトナムと日本の2拠点で活動を広げている。 篠原さんが拠点を置くのは西条市と友好都市であるフエ市の隣にあるベトナム第3の都市・ダナン。とても綺麗なビーチが広がり、夜は夜景が広がるリゾートシティ。そして新幹線より先にスマートフォンが登場するという、デジタルの普及が急速に進んでいる人口約120万人の大

        山中康寛

          野口あすか

          「魚も果物もお米も、西条の食材はどれも美味しい。水が美味しいとインスタントコーヒーですら美味しく感じる。」と野口さん。美味しい食材をもっとたくさん知りたいと「Fan to Farm~未来の農業を考える~」プロジェクトを担当する一児の母だ。 西条市出身で大学進学と同時に県外に出て、主に建築業に携わっていたそう。せっかく西条に戻って仕事をするならば人とつながっていける仕事をしたいと思ったという。さらに出産、子育てを経験。そこで子どものためにも大好きな西条の野菜や果物をもっと知り

          野口あすか

          長尾愛里

          西条市の食のイメージについて、”年間を通して豊富な種類の野菜や果物が産直市場に並ぶことが西条市の強み”という長尾さん。西条市に移住して約1年。フードディレクターとして活動してきて、一番感じたという。 そんな長尾さんのフードディレクターという仕事。聞きなれない職業だが、私たちの食卓に密接に関係している重要な役割だ。食に関する商品のマーケティング・生産・販売・流通などを手がける。他にも商品を売りたいという店舗の販路開拓や県外バイヤーから「こんな食材がほしい」と依頼が来れば、生産

          長尾愛里

          大須賀一仁

          「オモロイことへの嗅覚には自信がある」と語る大須賀さん。大阪をはじめ島根や高知など地域連携コーディネーターとして活動をはじめて13年になる。山岳部出身でスポーツアクテビティが昔から好きだったという。以前勤めていた広告会社での経験を生かし、スポーツを主にした観光を作る事業開発ディレクターに就任した。大須賀さんは地域の魅力を探し、それを使った観光を立ち上げたり、その観光と地元企業とのマッチングをはかるなど、活動は多岐に渡る。まだ記憶に新しいモンベルアウトドアオアシス石鎚店オープン

          大須賀一仁

          田村裕太郎

          西条市山間部の集落”大保木地区”。西条の中心市街地の面積より広く、石鎚山の山頂まで続く広大な地区にも関わらず現在の住民は160名程度。豊かな自然に恵まれているものの、かつての住宅跡など廃墟・廃村が多く残り、少し寂しさを感じる地区だ。田村さんはそんな急激に過疎化が進んでいる大保木地区に、今後何年も続く地域のかたちを取り戻す活動をしている。 新潟県の田んぼが広がる地域で生まれ育ち、昔から田舎が好きだったという田村さん。大学時代に自転車での日本横断や、新潟県粟島浦村では島生活体験

          田村裕太郎

          仙石一大

          雪が降る山・雪の降らない平地・海・川この4つの条件がそろう地を探し、西条にたどり着いた仙石さん。それも生産商品を作る企業と製品テストの出来る自然環境が整っている条件をすべてクリアした魅力的な環境だったという。 現在はクライミング用品の生産販売を行うアパレルブランド「INFINITY PEAKS」を運営している。現在は主にクライミングソックスを生産しており、一般的なクライミングソックスは2ヶ月使えば破れてしまうものだったが、INFINITY PEAKSのクライミングソックスは

          仙石一大

          鈴木直之

          「情けは人の為ならず」現代の解釈ではマイナスなイメージもあるかもしれないが、”人に親切にしておけば、巡りめぐってよい報いがある”という意味を持つ古来からのことわざだ。鈴木さんの開発するシステム『ZEN』は親切にしてくれた人への感謝を見える化することで、地域活性化のモデルを目指すサービスだ。 鈴木さんが移住前の下見で西条市に訪れたのはちょうど西条祭りの時。自発的に地域清掃に参加したり、食事の準備をしたり、みんなボランティアにも関わらず積極的に活動している人を見て感動したという

          鈴木直之