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「企業とユーザーを繋ぐ架け橋に。」【#好きな形で働くvol.2 鈴木理紗】

株式会社JobRainbowは、テクノロジーとD&Iの確かな知識で、不公平な社会構造の変革に取り組むソーシャルベンチャーです。社会変革に挑むJobRainbowは、どんな会社で、どんなメンバーが働いているのか。これまで伝えきれなかったJobRainbowの社内の様子や社員の魅力をお届けします!

第2回目に登場してもらうのは、JobRainbow 人材紹介事業を担う鈴木理紗。(現在はセールス部門にも所属)
パワフルな働き方で、JobRainbowで働く理紗さん。キャリアアドバイザーとしての責任感と情熱を感じるインタビューでした。

【プロフィール】
鈴木理紗(すずき・りさ)
1996年生まれ。前職ではCA(キャリアアドバイザー)として面談や経営層との商談を担当。2021年にJobRainbowに入社。現在は、人材紹介事業で、新規顧客開拓やキャリアドバイザーとして活躍している。

「ユートピアを夢見るリアリスト集団」に出会う

ーJobRainbowでは、どのような業務を担当していますか?

鈴木理紗:JobRainbowでは人材紹介事業を担当しています。
具体的には、人材紹介サービスを利用したい企業との商談や、キャリアアドバイザーとして、求人サイトJobRainbowにご登録いただいたユーザーさんとのカジュアル面談から書類作成までを一貫して行っています。

ーJobRainbowに入社する前も、転職サポート業務をされていたんですよね
鈴木理紗:そうです。なので、仕事内容自体は大きくは変わっていません。いわゆる「キャリアアドバイザー」という仕事と同じですね。ただ、JobRainbowでは、20〜30代というこれからキャリアを積んでいくユーザー層が多い気がします。

ーどのようなきっかけで、JobRainbowに入社されたのですか?

鈴木理紗:まず前職のお話からしますと、
前職では、高学歴の方のご登録が多い転職サポート会社で働いていました。
面談では、学歴にかかわらず自分を過小評価している方がいて、そうした方に誇りをもって働いてほしい・自分の魅力に気が付いてほしいと感じることが多かったんですね。
また、会社の方針として成約率や売上をどんどん求められており、「これでいいのか?」というむなしさも少し感じていました。
そのため、成約率ばかりを追い求めるより、一人一人の候補者に寄り添っていくことで、自分の可能性に気づく候補者が増えるのではないかと考えました。
そこから転職を視野にいれて色々な会社を調べていくうちに、JobRainbowに出会い「差異を彩に 自分らしくを誇らしく」というビジョンに魅力を感じました。特に「ユートピアを夢見るリアリスト集団」という言葉が、私の中で大きく響きました。理想を夢見ながらも、現実的にそして着実に、ビジネスを使って社会を変えていこうとする姿勢に惹かれ、転職を決意しました。

キャリアアドバイザーとして、ユーザーの幸せを叶えるには

ーキャリアアドバイザーの仕事をする中で、どのようなことをやりがいに感じますか?

鈴木理紗:ユーザーさんの成長を見られるところですかね。
最初は自信がなく後ろ向きな姿勢だったユーザーさんが、サポートをしていく中で、少しずつ自信をつけていく姿を見たり、内定を取り、第一志望の会社でなかったとしても「これから働くのがすごく楽しみです!」と、初めて面談でお会いした時とはまるで別人のように成長した姿を見たりしたときは、本当に嬉しいです。

ーキャリアアドバイザーとして、理紗さんがお仕事の中で気を付けていること、意識していることはありますか?

鈴木理紗:JobRainbowで仕事を始めてすぐの時に代表の星から言われたことですが、「ユーザーさんの希望をすべて叶えることが、その方にとっての幸せとは限らない」ということです。これを忘れずに仕事をしています。
JobRainbowのユーザーさんには、若い方が多いため、10年・20年と働いた経験がある方ばかりではないんですね。ですので、「自分が何になれるか?」「何をやりたいか?」というキャリアビジョンと、キャリアの階段の高低差に気づけていない方も多くいらっしゃいます。
面談の際には、場合によって、「それは今の段階では無理がありますよ」とはっきりお伝えするときもありますし。逆に「この可能性は絶対に無くさない方がいいですよ」というようにお声がけすることもあります。その方が最初は望んでいなくても、これまでのキャリア経験を上手く活かしていただけるような求人を幅広くご提案するようにもしています。
その方に適したキャリアのステップアップを実現していただくため、「希望をすべて叶えるためのエージェント」ではなく、ユーザーさんの「可能性をひとつでも広げるためのエージェント」ということを常に意識していますね。

自由度の高い働き方から得る心理的安全性

ー理紗さんにとって、JobRainbowとはどんな会社ですか?

鈴木理紗:想像してた以上に、とても多様なメンバーがいます。
個性的なメンバーが多くて、面白く刺激的です。働き方も様々で、すごく朝型の人もいれば、夜型で稼働する人もいます。自分のペースで好きに働けるところは、とても魅力的だと思います。

ー普段はどのような働き方をしていますか?

鈴木理紗:オフィスとオンラインのハイブリッドで働いています。
私は仕事の性質上、面談をする頻度が高く、話すことも多いので、どちらかというと在宅で仕事をすることが多いかなと思います。
ユーザーさんの個人情報を扱いますし、面談ではその方が普段は開示していない情報をお話しいただくことも多いので、プライベート空間のある自宅の方が適しているんですよね。
もちろん、他のメンバーとのコミュニケーションを取ることも好きなので、忙しくても週2日以上は出社するようにしています。

ーJobRainbowでの心理的安全性について教えてください。

鈴木理紗:心理的安全性は高いと感じています。
社内の共有アプリを使用して、どのメンバーも自分の思いを発信している印象があって、自分の意見や不満も含めて言い出しやすい環境があることは、とても心強いと感じています。
また、週1回のペースでカジュアルな1on1面談の時間を取ってもらっています。私は趣味でアメフトのコーチもしているので、どうしたら仕事と趣味を両立できるのかを相談して、ライフバランスも気にかけてもらっています。
そのおかげもあって、心理的安全性が高いと感じますね。

実際の1on1の様子(左:COO 星真梨子、右:鈴木理紗)

企業とユーザーを繋ぐ架け橋になる

ーD&Iの観点から、キャリアアドバイザーとして気を付けていることはありますか?

鈴木理紗:まだ十分にD&I推進に取り組めていない企業をユーザーさんにご紹介する際は、はっきりとそのことをお伝えするようにしています。
紹介したいからといって曖昧な表現や情報でご紹介してしまうと、入社後にミスマッチが生じてしまう可能性があります。情報を正しく伝えた上で、今後その企業がD&Iに取り組む可能性があることや、D&I推進に意識のある社員が多いという情報があれば、そのことをお話ししています。
現実感をしっかりお伝えして、ミスマッチが起きないようにすることは、日頃から心がけていることですね。

ー理紗さんの今後の目標を教えてください。

鈴木理紗:そうですね、D&Iに取り組む企業(先進的に取り組む企業・姿勢はあるが取り組めていない企業)とそれを望んでいるユーザーさんをしっかりと繋いでいきたいですね。
D&Iに取り組む企業とそのような企業で働きたいと願うユーザーさんを上手く繋げることで、質の高いマッチングを図ることができると感じます。
実際に、採用を行なった企業さんから「性の在り方を懸念材料とせず、純粋にその候補者の想いやスキルを知ることで企業とユーザーさんの質の高いマッチングを実現することが出来た」というご意見をいただくことができました。
このような質の高いマッチング行っていくために、D&Iに取り組む企業(先進的に取り組む企業や姿勢はあるが取り組めていない企業を含む)と積極的にコンタクトを取り、ユーザーさんがより輝けるような求人を多く預かれるように、企業の信頼を得ていく必要があると考えています。

ーありがとうございます。企業とユーザーの質の高いマッチングする上で、D&Iはとても重要な役割をしているんですね。

編集者あとがき
理紗さんは、とても優しく私もいつも信頼しています。今回、#2 鈴木理紗の「#好きな形で働く」を通じて、キャリアアドバイザーとして「ユーザーさんの可能性を最大限に活かす」という情熱とともに日々仕事と向き合っているのだと知り、あらためて、理紗さんのプロフェッショナルな姿勢に魅力を感じました。また、D&I推進企業とユーザーさんの架け橋となる役割は、とても素敵です。理紗さんのような、D&Iにも熱い想いをもつキャリアアドバイザーが今後社会に増えていってほしいと思います。

文:yuri・miho
写真:mizuki ・suguru

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