見出し画像

アニメ「サマータイムレンダ」を見て自己省察をする

※自己満のアウトプット記事です。ほぼ自由帳のため支離滅裂になっていますがご容赦ください。


飽き性の私は面白いアニメを探していた。
そんな中で「サマータイムレンダ」に出会った。
次の話が気になる展開で面白く、すぐに全部を見終えてしまった。
考えさせられる作品にはハマりやすい。


主題は過去から大事にしている人との繋がりのようで、過去を切り崩して進んできた私とは真逆のスタンスだ。
子どもの頃の友人たちをこれでもかと思い出させられた。
どうしてコミュニティを大切にして来なかったのかと喉元にナイフを突きつけられた感覚や今あの人たちは元気にしているか、いや絶対元気にしているだろうという謎の自信、私は昔と良い意味でも悪い意味でも大きく変わってしまったなどとふと思った。

年齢を重ねていくと数珠繋ぎのように異なるベクトルに人間関係が構築されていく。
本来は社会に揉まれながら思考の尖りは丸くなっていくはずだ。
しかし、私はベクトルの異なる数珠が繋がることがどうも好きでは無いらしく、数珠自体も不要であると若い頃に結論づけた。
きっといつ起こるかわからない傷付け合う瞬間が怖かったり、裏切られることが怖かったんだろう。
今までは自身の脆さを守るために人を遠ざけ傷つけてきた時もあった、最悪である。
私は過去や未来を生きるのではなく今を生きろという名言に突き動かされていて過去をぞんざいに扱い続けている。
よってそもそもコミュニティが無ければそういった問題は生じないから過去のコミュニティの維持に貢献しなくなった。
作りたい時に作る最新の環境さえあれば生きていけるが、横の関係を大切にしていたらどうなっていただとか今も深い繋がりがあったのかとか考えてしまい隣の芝を青く見てる。

現状の交友関係に大きく困っている訳ではないが、資本主義の中で合理的に生きる術を20歳で学んだことが間違いだったのかもしれない。
ここ数年で自分本位になりすぎないように軌道修正をかけていたが、この作品を通してより俯瞰して他人本位に近づけようと思った。



命についても言及されていた。
目的に対して命をどれだけ使い切れるかが人生と説いていた。 
確かに命は平等に与えられるが、人生の質は平等ではない。
細くて長い人生よりも太くて短い人生の方が魅力的だ。
死ぬ前に自身に生きている意味があったのか問いて、いくらでも出てくればいい人生だったと認識するだろう。
非常に難しいが目指していきたい人生目標だ。


人は何かしらに悩んだら過去に答えがあったりする。
嫌でも振り返るとこの先の未来が明るくなる可能性が高い。
ネットサーフィンをしてもそこに答えは載っていないが、導いてくれる作品はある。
私からのおすすめはサマータイムレンダだ。
ぜひ見て過去に更けよう。
そして何を感じるのかまとめるといい。
あなたはきっと答えを導くだろう。

この記事が参加している募集

#アニメ感想文

12,230件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?