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休職生活350日目

こんにちは

先日の記事で休職するまでの経緯について書いたので、本記事では休職中の生活について書いていきます。


休職初期(1~3ヶ月)


一言で言うと何もしない、できない、考えられない時期でした。

家で横になっていれば良かったのですが、家族と話すのも苦しかったので、車で出かけて夕方まで時間を潰していました。

車で何をしていたか覚えていませんが、ぼーっと外を見たり昼寝したりしていたんだと思います。

コンビニすら苦痛で人が大勢いるところ、駅とかショッピングセンターなんかもう魔境です。
特に仕事中の人は見たくもなかったし、近くに寄りたくなかった。
仕事の会話は耳に入れたくもなかったです。
ただただ他人が怖かった。

マジで何もしなかったなあ。

ひたすら回復を待つ時期でした。


休職中期(4~9ヶ月)


少し動いたり誰かとコミュニケーションがとれるようになってきました。
ショッピングセンターや外食、観光地なら行けるようになります。
相変わらず仕事の話は聞きたくなかったしサラリーマンは見たくなかったです。

その頃から医師に勧められてリワークに通いだしました。
まだメンタルが回復途中だったので、講座の後は激しい疲労感や頭痛に襲われます。


講座自体は面白かったし、新たな発見や気づきがあったのですが体調、精神面が思ったほどには安定せず休みがちでした。

過渡期ですね。
休職期間が想定より長くなったり、リワークで一緒だった人が復職や転職していくのを見て焦りも感じるようになってきます。

休職後期(10ヶ月~)


メンタル体力ともに回復してリワークにもほぼ毎日通えるようになってきます。

コミュニケーション上の課題みたいなものも意識して取り組めるようになります。
他人に対する恐怖もかなり薄れてきて人と話したい、コミュニケーションをとりたいという意欲も湧いてきました。

精神状態は安定しており、仕事をしていた頃より健康的と言ってもいいくらいです。
ストレス源から離れているので当たり前ですが…

だいぶ安定してきたので、医師からも「自分が復職しても良いと思うタイミングで言ってくれれば復職可の診断書も出しますよ」と仮免的な発言もいただいています。

感想

思ったよりも時間かかっています。
当初は3ヶ月ぐらいで復職できるかなと思ったけど見当違いでした。

少し回復したぐらいでは医者から許可は降りません。
考えてみれば当たり前の事ですが、傷ついた心と脳は簡単に戻らない。

自分が思っていた以上にメンタル不調は重く治癒に時間と労力がかかるものでした。

心の風邪とか言ったの誰だよ。
誰でもかかる可能性があるのは確かだけど風邪みたいに自然に治らないじゃないか。

現在、休職から約1年、ようやく復職を現実的に考えるところまできました。

私は復職が前提でしたが、転職も視野に入れるともっと時間がかかるのかもしれません。

ともあれ、体調面も精神面も元の状態に戻りそうです。

いや、ちょっと待て。

復職を考えるようになってからですが、元のままで似たような環境に戻ったらまた同じことにならないか?という疑問が頭から離れません。

復職にはまだ課題が残っているのですが、またの機会に。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


ではまた。

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