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宇宙人

山で暮らすようになってから
星空の勉強をし
星空ナビゲーターの資格を取りました

標高が高く空気が澄んでいるので
東京の200倍の星を見ることが出来ます
満月の時は月明かりで本が読めるくらい


ある満月の星空観察会の時

お母さんが

「月明かりが邪魔をして星が見えないなんて贅沢ね」と言うと


少年が

「月じゃないよ!! 邪魔なのは太陽だよ!!」と叫びました


お母さん

「太陽は沈んでいるから関係ないよ 

太陽見えなかったじゃない」


少年

「月は太陽の光を反射してるんだから 

悪いのは太陽だよ!! 月は悪くない!!」



太陽も悪くない 

月も悪くない 

みんななくてはならない存在だから

でも

懸命に月をかばう少年を

なんとなく愛おしく想いました


別の星空観察会の時

地球のバッチを指さして 
ある少年が言いました

「僕のいる星」

「そう 君のいる星
よく知ってるね
君も私も宇宙人なのだ!!」と言うと

嬉しそうに微笑んでいました

UnsplashのNASAが撮影した写真


分子レベルで見ると

人は皆 ”星のカケラ”

皆 宇宙の一部

生も死もこの星の循環の一部なのですよね


宇宙の歴史に比べれば

人の一生なんてあっという間なのに

100年足らずの時間さえ

幸せに生きることが出来ない

皆幸せを望んでいるのに

争ったり傷つけ合ったり・・・・・・

人間は本当に不思議な生き物です


他の星の宇宙人たちもそうなのだろうか・・・・・・?


夏は天の川が一番美しい季節

夜空に煌めく星屑の川は

地球が天の川銀河に浮かんでいることを

感じさせてくれます

ナショナルジオグラフィックより


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