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08.GACKT流・住む場所の決め方がすごく参考になる


昨日、あっちゃんのyoutube大学でGACKTさんがゲストに出ていたものを見ていた。GACKTさん、いまマレーシアに住んでるらしいんだけど、その住処の決め方がなるほど!そうやって決めていくのね!と思ったので書き残しておこうと思う。

海外移住に興味ある人は見てみると絶対いいし、人生における優先順位とかが分からない、迷っている人(=わたし)はすごく参考になった。


このインタビューによると、GACKTさんはお金持ちになって優雅な生活をしたかったらしい。でも、成功してお金が増えれば増えるほどたくさん仕事がはいってきて、気づいたら優雅な生活ができていないことに気づいた。


「時間を贅沢に使えて初めて優雅が手に入る」


そこで「これって俺が東京にいるせいなのかな?」と思って、東京から離れたところに住もうとしたけど「だったら海外でもいいのでは?」と思って、海外移住を考え始めたらしい。

GACKT流・住む国の決め方

GACKTさんのプライオリティのつけ方


1.気候

乾燥が嫌い。気温も温かい場所がいい。オフシーズンでも住みたいと思うかどうかが大事!住むのと旅行するのは全く違うから。

2.日本との距離&時差

時差がありすぎると、日本側と仕事ができない。時差4時間以内じゃないと厳しい。

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(https://citizen.jp/support-jp/manual/terms/deeper_05c.htmlより)


4.治安

もちろん大事。

4.食事と物価

これが一番GACKTさんにとって重要なのだそう。一日に一食しか食べないそうなので、食に対してめちゃめちゃ優先順位が高い。そして、たとえばレストランでおいしい料理が出てきた時に大体このくらいだろうなって予想した金額よりちょっとでも下回ると幸せを感じるタイプらしい(めっちゃかわいい)逆に、予想した金額よりも代金が高いとかなり憤りを感じてまる一日は機嫌が悪くなるそうだ。(ここまで自分の幸せの価値感覚もててるってすごい。。)

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そこで東南アジアにしぼり、また細々した条件をそろえていって多民族国家で世界中から料理が集まってくるマレーシアにしたのだそう。


自分の暮らしの優先順位はなにか?

私はいままでカナダ、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、ベトナムに行ったことがある。全て大学生の時だ。

そしていま絶賛移住したい国と地域暫定ツートップを発表したい。

①カナダ・バンクーバー

初めての留学だったカナダは全てが新鮮だった。バンクーバーはわりと小さめの都市で、ダウンタウンにバーとか、レストランとかが凝縮している。海が近くにあり、バスで15分ほど行くとトーテムポールなどが置いてある大きな自然公園がある。

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Staley Parkから見える都市と海の風景が最高にチルい。

それから1年後、世界で治安や住みやすさ1位2位をカナダと争うオーストラリアのシドニーに留学することになった。でもシドニーはなんかそんなに感動はなかった。笑 都会として発展していて、海も近くにあるが、緑が生い茂った森的なものが少ないように感じた。オーストラリアもカンガルーとかコアラとかタスマニアデビルとか動物たちはいっぱいいたけど、オーストラリアの自然=砂漠で、カナダの自然=私の理想の自然だった。

感覚的なものだから言語化するのは難しい。

あ、あとオーストラリアの電車は2階まであるけど、通勤時間は東京ほどじゃないが、普通に混む。カナダは電車で人と少しでも体が触れそうな混み具合だと次の電車でいっか、と見送る人が多い気がした。その感じも好きだった。


②ニュージーランド・クイーンズタウン

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ニュージーランドは旅行で行ったがクイーンズタウンの街の美しさは素晴らしかった。本当に自然豊かで、町のすぐそばに山があり、ロープウェイで登りジップロックをした。ジップロックは木と木の間のロープをで吊るして高速で移動するアトラクションだが、木から木へ移動するごとに係のお姉さんが自然の生態系についてのレクチャーがあってここに住んでいる人たちがとても自然を大事にしているのが伝わった。

人もおおらかで、物価も比較的高くはない。そして食べ物がめちゃめちゃおいしい。ニュージーランドで感じたのは生活している人のQOLの高さだった。

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夜の海沿いの街もとても素敵。あ、あと今まで訪れた中で断トツでホームレスが少なかった国だった。


大学に入るまでほとんど海外に出たことがない私だったが、何カ国か旅をしただけでここまで心が掴まれる街に出会えるとは思いもしなかった。

いま私が掴んでいる感覚として、

海(大きい湖でもok)、山、街が合わさっている環境にめちゃくちゃ心が惹かれるらしいということだ。

日本で不自由なく暮らせるこの時代に、私は海外で働いてみたいのです

わたしは3年以内に絶対に海外で働いていたいと思っているが、それを言うと多少なりとも驚かれることがある。その時に、そういえばカナダにいく前、1人で海外旅行をしたこともなかった頃もわりと同じような感覚だったと思いだした。

でも、カナダ、オーストラリアで語学留学をして、自分が生まれた国でない国で働いている人、生活している人にたくさん出会った。本当に、たくさん。そのおかげで、①日本でずっと生活している自分②海外で生活している自分の2パターンのイメージが湧いた。いままで①しかもっていなかったイメージに別の②という選択肢が加わり、自分の心の舵が圧倒的に②へ動いた。

2021年1月14日。就活が終わり、web制作会社に行くことが決まっている状態だ。そしてその会社はほとんど国内の案件が多い。海外支社もない。実際にどうやって私が3年後に海外で働いているかは自分でも分からない!笑 

いま「絶対3年後、海外で生活してるからな!!!」と意気込んでるいまの自分を4年前の自分が見たら「えぇーーーっ!?どう過ごしたらそうなるの!?だって英語ずーと苦手だったじゃん!!」ってびっくりされると思う。笑

でも行くものは行くのだ。決心というよりは、そうなることが分かっているという感覚に近い。だからたとえいまの現実が理想と全然違くても、どうにかして自分の望む方向に変えていく。そうなることが決まっているのだ。


「でたらめでもいいから、自分の考えを信じて、対決していけば そうすりゃ世界は変わる」(『魔王』伊坂幸太郎)

私を形成している小説家が書いた小説の1フレーズ。

前までは、ただこの言葉すきだなあと思っていただけだけど、いまそれを体感している。

2年前くらいになんかPRってかっこいいな!一流のPRパーソンになるぞ!と思い、業界の第一線で活躍している嶋さんに「自分で事業を始めたら、一番手っ取り早いよ」と言われ、そうか!それならばビジネス経験を!と思って海外でビジネスすることに決めた。

というこの理論、冷静になってみると論理が破綻しすぎている。笑

たぶんこんな感じのことを就活の面接でも言い、友達に聞いてもらった時に「なんで海外である必要あったの?」と言われ、自分でも本質的で論理的な答えが出てこなかった。まったくもってでたらめである。

だけど私はその時、自分の考えを間違いなく信じていたし、実際海外でコネクションゼロの状態から味噌を海外の人に売ったり、抹茶商品のプロモーションを1から考えさせてもらえる機会に恵まれて自分の中では留学は150%の成功度だった。

いよいよ、就活!となりPR、広告会社に落ちまくり、そこでやっと自分の論理が破綻していて相手にうまく伝わらないことが分かったが、その時にはもう「3年後に海外で」という違う目標ができてしまっていた。

でたらめ理論に基づいて、自分を信じて行動していったことでいままで考えもしなかった、自分がより活き活きする生き方が見えた。でたらめ理論だから他人に理解してもらえることの方が少ない。だけど自分がそうなるんだと確信をもっていればそれだけで十分。でたらめだから、当初予定していた目的地とは違う場所にたどり着きがち、だけどそれはそれで新しい発見があって楽しいと感じる。


「3年後に海外で働く」というのもこんだけ言っといて、やっぱ違ったわ~ってなるかもしれない笑

でも、いまこの瞬間だけは自分がそうしたいんだろうと信じて、それに向かっていく。必死にがんばらないと、どこにもたどり着けないで終わる気がする。がんばらないと、



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