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leylinehunter
2020年6月23日 10:18
炎の効能 思えば、もう長い間、炎に親しんできた。ソロツーリングの夜の小さなキャンドルライト、深山や河原での焚き火、山小屋の暖炉や薪ストーブの中で燃える炎……。 炎を前にすると、誰しも黙りこみ、炎の揺らめきの虜になったように、目が離せなくなる。炎をじっと見つめ続けると、踊り揺らめきながら形を変えていくその動きに心がシンクロして、様々なイメージが沸き上がり、消えていく。そして、自分がどこに
2020年6月26日 14:34
山の神・水分神 桜の季節になるとはっきりと想い出す光景がある。 いつそこに居たのか、どうやって行ったのか、そして、それがどこであるのかはまったくわからないのだが、確かに、過去にそこに行き、目の前の光景にやすらぎと清々しさを感じていたという記憶ははっきりしている。 緩やかな起伏を描く山並みがはるか彼方まで見渡せる高原の一角で、田植え直前の鋤き均された田が広がっている。ぼくはその田の畦