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【メンバーインタビュー vol.5】台湾人留学生時代を経て、日本の大手会社に新卒で採用、現在ベンチャー HR に至るまで道のりとは

はじめに

今回は Dtto People Business Partner の Jaja Lin に、彼女が日本で経験した就活・転職話、さらに現在の Dtto での仕事内容や面接に関しての Q&A まで、幅広くインタビューをさせてもらいました!

1. 就活に関して

Q1:当時日本の大学院に通われていた Jaja ですが、どのような理由から志望する業界を定めましたか?


A:就職活動は、たくさんの企業イベントや合同説明会に参加していました。
私の就活軸としては、外国籍である強みを活かし、日本の良さを海外へ伝わることです。そして、いろんな業界を見た上で、格好いい建物と都市計画を設計するデベロッパー業界に絞りました。
しかし、第一志望の最終面接に落ちたことで、もう一度就活において方向性を考え直しました。

再度自己・他己分析の結果を振り返り、自分は「人」「人材」と関わることに興味があると気づきました。
自分の語学力・性格を活かし、日本で海外の方を含め人材関連のサポートができる人材業界を絞りました。

Q2:就活中、周りの就活生と自分を比較した際に、自分の持つ有利な点はどこだと考えていましたか?

A:外国人だという点ですかね〜
日本の方でないことが減点対象と思われてますが、私は逆に自分は外国人だからこそ、いろんな視点や角度から意見を持てると考えています。
さらに、言語力、聞く力、述べる力と社交的な性格を強みとして、様々な事柄に対しても勉強意欲がある姿で熱意を伝えるようにしていました。

2. 転職について

Q3:どのような理由から、転職を考え始めましたか?

A:1回目の転職はかなり早かったです(笑)
その時、新卒で入った会社では、配属先が希望してた社内人事ではなく、人材派遣の営業でした。
途中で自分は派遣だけではなく、正社員や契約社員など広く人材紹介に携わりたくなり、さらにもし自分の強みである言語力も生かせたら良いと思い、転職を考えました。
その後は外資系の人材会社に転職し、さらに人事へ転身することができました。

よく日本ではまず3年それから転職と言われいますが、私はそう思っていません!
私にとって、転職は勤続年数と関係ないと考えています。どちらというと、その時点の自分にとって、今の仕事が満足できているかで判断していますね。
私の場合は、現職でやっている業務内容・会社の発展に物足りなさを感じたら、じっくり次の目標を設定してから、転職先を探しますね。

Q4:なぜ Dtto に転職したのですか?

A:Dtto に入るまでに日系企業から外資企業まで勤めてました。その中で、台湾企業の日本支社で日本語・英語また母国語である中国語を使いながら仕事をした経験が良かったので、似たような企業を探していました。
正直 Dcard は以前から知っていましたが、Dtto という日本でのサービス展開については、現在の同僚である Hiroshi からスカウトされるまでは知りませんでした(笑)
そして、私自身、組織を一から作り上げる環境が好きだったのと、今までの経験が生かせる環境であることから、この会社ならやりたいことが実現できると考え、Dtto に入る決断をしました。

Dtto の面接で驚いたことは、今までの面接は多くても候補者 1 人に対して面接官が 2, 3 人だったのに対し、Dtto の面接は候補者 1 人に対して面接官が 5, 6 人いたということです。(チームによって人数が変わります)
緊張はもちろんしますが、それより自分が志望したチーム・企業の雰囲気を知る良い機会だったと感じ、この面接を通して Dtto には良い印象を持ちましたし、透明な会社だなと思いました。

補足ですが、面接は、企業が候補者を選ぶ場だと認識されることが多いですが、候補者もまた、会社を選ぶ立場にあり、お互いを知る機会でもあると私は考えますね。


3. Dtto HR での業務について

Q5:Dtto の HRBP としての仕事内容を教えてください。

A:従来の人事が行なっている勤怠給与管理など労務・総務業務関連のオペレーションだけではなく、HRビジネスパートナー(HRBP)とは、事業成長のために組織のパートナーとして問題解決をします。人材目線からの戦略的なアドバイス、研修・勉強会の開催、業界調査など、組織が業界で成長していくためのサポートをします。

簡単に言うと、保守的な人事としてではなく、攻める人事として活躍するのが私の役割だと思っています。

Q6:Dtto に入った際見つけた Dtto の改善すべき点はなんですか?

A:そうですね〜ベンチャーならではありますし、入る前から覚悟していたことではありますが、まだ会社としての制度が整っていなかったことです。
でも、私はその状態を改善しようとして入ったので、頑張って同僚と一緒に少しずつ組織の制度・基盤を整えてきました。

改善点とは少し異なりますが、Dtto に入ってびっくりした点があります。
それは、CEO と社員の距離が近いことと会社全体の情報の透明性です。
例えば、毎月 Dcard/Dtto では Ask CEO Anything というイベントがあり、社員の持つ疑問や質問に CEO が直接回答・解決します。また毎シーズンに会社全体の OKR レビューとリリース会議があり、CEO 及び各部門責任者が進捗を報告し、その場で質問も受付して回答しています。こういった企業方針に親しみや透明さを感じました。

Q7:Dtto で HRBP として働くうえで、大切にしていることは何ですか?

A:私が常に「働く人に良い環境を提供したい」、「人の成長が企業の成長」を心にかけています。
会社と社員、それぞれの立場に立ち、たとえ Winwin ではなくとも、両方にとって最良な判断ができるように頑張っています。

また、社員たちが在籍中だけでなく、会社を離れた後も、「この会社良かったな、一緒にいた人事が良かったな」を思ってもらえるよう、人とのつながりを大事にしています。その方々に良いイメージを持ってもらえれば、そのイメージは他の人にも伝達し、そしてすべてがつながっていくと考えています。


4. 採用する側でもある Jaja に、候補者の心配事についてお聞きしたいと思います。

Q8:下記の状況で候補者はお見送りしますか?

  • 状況1:質問に対する答えが思いつかず、1分ほど黙ってしまいました。

    • A:ただ考えてるんだな、という印象を受けます。
      私にとって、大事なのは回答にどれだけ時間がかかったかではなく、その後の答えの内容です。
      質問の内容が理解できておらず、噛み合わない回答をされるともったいないなと思います。
      落ち着いて質問の意味を理解し、回答しましょう。

  • 状況2:面接官の質問の意味がわからず、聞き返してしまいました。

    • A:聞き返すことでの減点はありません。
      しかし、やはり質問の内容を理解できていることが大事です。
      面接官の質問の仕方も、曖昧だった・言葉足らずだった可能性はあるので、聞き方に気を付けながら「自分はこうとらえてしまったのですが、合っていますか…?」と聞いても構いません。

    • なんとなくの理解で回答し、質問と回答の内容が嚙み合っていなかった場合、わかっている風に見せることに慣れている、そういった印象も与えかねませんね。

  • 状況3:頭の中で言いたいことが整理できないまま話したため、自分でもなにを言っているかわからない話をしてしまいました。

    • A:質問に対する回答の内容を考えている時って、シーンとなっちゃったりしますよね。
      質問を聞き返しながら確認して、頭の中を整理しながら時間稼ぎをするのも一つの方法だと思います。

    • 質問されてすぐ答えるもの絶対いいとは限りませんので、焦らず落ち着いて回答しましょう。

  • 状況4:緊張から表情がこわばったり、声が震えたり、どもりながら話してしまいました。

    • A:やはり面接では自信を持ち、胸を張って話す姿がいい印象を与えますね。
      鏡に向かって練習したり、友達と面接の練習をすることで、話すに慣れることがやはり大事です。回数を重ねて、自信をもって誠実に話せるよう、入念に準備をしましょう。

最後に

Q9:Dtto で働く魅力は何だと思いますか?また、Dtto を目指す人に何かアドバイスはありますか?

A:Dtto では、メンバーが一人一人、初心を忘れずに取り組んでいます。
他人の意見を尊重できて、自分の意見もはっきり言えて、そして失敗を恐れずに挑戦し続ける、そんなマインドを持っている人は Dtto に向いていると私は考えますね。


下記の5つのコアバリューを、私たちは大事にしています。

  • Be Open-minded オープンマインドである

    • 多様なる意見こそ化学反応を起こすことができます。私たちはメンバーそれぞれの考えを尊重し、様々な異なる意見に耳を傾けています。

  • Move Fast 迅速な行動

    • 「巧遅は拙速に如かず」ということわざがあります。私たちは、困難に直面しても躊躇わずチャレンジし続ける姿勢を大切にしています。

  • Keep Breaking 革新し続ける

    • 現状に満足せず、常に更なる高みを求め、限界を超え続けていくことでイノベーションを実現することができます。

  • Take Ownership 責任を持つ

    • 自分たちの役割を果たすだけでなく、チームの目標達成のため積極的にサポートしていくことで、ポジティブな影響力が発揮できます。

  • Focus on Impact 影響力を重視、重要なことに重点を置く

    • 私たちは多角的な視点と思考で優先順位を判断し、顧客ニーズを起点として強いインパクトを与えるということに重点を置いています。

Dtto はまだまだ未完成な会社で、だからこそ Dtto の未来が無限大です。
私たちと一緒に Dtto の未来を作っていきたい方を募集しています!

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