SNSで大人の男性が好かれるリプライ、嫌がられるリプライ
SNSを使わずに男女がやりとりをするのが至難の業になりつつある昨今。親しくなる前にそこで失敗してしまうと、戦わずして終了……のような事態になりかねません(電話相談でも、「あぁぁぁぁ……」と残念に思ってしまうことは多いです)。
そこで今回は、改めてSNSでコミュニケーションを取る際の注意点とコツについて語っていこうと思います。
気になる相手にどんな風に話しかける?
さて皆さんは、気になる女性がSNSにいますか?
いるよ、という場合、リプライやコメントをつけたりしますか? その場合、どんな投稿に対して、どんな風に話しかけますか?
えーと……たとえば、その女性が好きな音楽とか映画とか食べ物の話とかを投稿したら、「僕も好きです」と書くとか……?
と、思ったあなた。いいですね!
心の中で「うんうん」と頷くだけで終わらせず、ポジティブな共感を伝える。お相手もきっと喜んでくれると思います。
「でもそれだけで終わりになってしまうのでは? 単に好きなものが同じだから話しかけただけだろう、と受け止められてしまうのでは?」と思った方もいるかもしれません。もちろんその可能性もありますが、ただ、好きなものが何か、による部分もあります。
内容がマニアックであればあるほど、「いいですよね」の一言だけでも、相手に響きます。「えっ、これ好きなんだ」「初めて反応してくれる男性に出会った!」といった具合に。
書きながら、数年前のある出来事を思い出しました。
とある一言で、心の壁が一気に崩れた
ある日の取材帰り、さて帰るか……と新宿駅構内を歩いていたとき。見知らぬ男性(推定30代前半)から声をかけられました。ワタシは突発的なコミュニケーションを楽しむタイプなので、自分が急いでおらず、相手がすぐに諦めず、かつ感じの良い人だったら、無視はしません。そのときも話を聞いてみると、彼は水商売のキャッチでした。
丁重にお断りするとすんなり諦めてくれたのですが、ワタシが「おっ」と思ったのは、その後です。手に持っていた黒い革のバッグをほめてくれて(ここまではよくある)、「H.P FRANCEとか好きそう」と言ってきたのです。
好きです!! と、ワタシはたぶん瞳を輝かせて答えました。
H.P FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)は、可愛さの中にひとひねりあるモードテイストのバッグやアクセサリーなどを扱う、基本的には女性向けのセレクトショップ。驚いたと同時に嬉しくなり、「男性でアッシュペーとか分かる人、珍しいですよね」と言うと、「前はアパレルで働いてたから」とのこと。会話が弾み、自然な流れで10分くらい立ち話。なごやかな空気のまま、彼は新宿の街に消えて行きました。
さて、ワタシが何を言いたいかというと。
「こだわりを分かってもらえた」という気持ちは、女性の心の壁を一気に崩す!ということです。あなたに下心があってもなくても、話す場所がリアルでもネットでも、プライベートの場でもビジネスの場でも。
相手の持ち物をただほめるだけでなく、具体的なキーワードも添える。さすが女性の心を開くのが仕事である男性ならではの技だ、と思いました。
これ、SNSでのリプライにも応用できます。
気になる女性が「美味しかった」とつぶやいていたときは
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