設定の仕方
今、私が一番研究しているのは、
自分自身の在り方です。
自分がどういう人か。というのを自分で設定し直すのです。
素敵な奥さん。
優しい愛される奥さん。
一人暮らしのかっこいい女性。
いいお母さん。
優秀な仕事のできる女性。
優しくふんわりリラックスして、微笑みが美しい女性。
オシャレで、最高に素敵な頭の切れる女性。
バリバリ仕事をしている女性。
家では彼とラブラブでとても愛されて大切にされている。
お料理上手な女性。
とびきり素敵なインテリアの家に住んでいる健康的な女性。
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先日テレビの番組の抜粋で、
矢沢永吉がコンサートを終えた途端の行動を
ちょっとだけ見る機会があったのですが。
これが、思いもかけない感じで衝撃でした。
彼ほど「スター!」として自分を設定している人は、
世界中探しても、多分2、3人くらいしかいないと思いますが。
これぞ、矢沢!という行動。
何だと思いますか?
アンコールが終わり、舞台から歩いて舞台袖へ。
そこで、待ち構えていたマネージャーがさっとバスローブを彼にかけ、歩きながら袖を通す。
すると、そのまま、ノリノリでまっすぐに廊下を歩き、楽屋出口を抜けていく。ドアを開けて待機していた移動車の後部座席に、そのまま颯爽と歩いて直行して乗り込んだのです!
ここまでスターの行動は、なかなかできない!
思いつきもしませんよね。
舞台からまっすぐ車へ移動。
これは、もう誰もが惚れ惚れします。
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まずは、楽屋に戻って、お水や何か飲んで。
衣装を脱いで。
しゃべりながら、反省したり興奮冷めやらず、いろいろ喋りそうなものです。お客様が楽屋にお花を届けてくれたり。おしゃべりしたり。
共演者と話したり。
自分の荷物をまとめるのにあたふたしたり。
忘れ物はないか確認したり。
いろいろ、バタバタ、するのかと思いきや。
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スターとして生きる!という設定が徹底しています。
愛される女性はこんな顔はしないな。
美しい女性は姿勢がいい。
お料理上手な女性は、こんな風に雑に食材を扱わない。
いろんなことが見えてきます。
嘘だと思ってやってみてください。
まずは、無理のない範囲で。そして、だんだんとその設定を大きく大げさにしていくと、周りの人たちが、本当にそれに沿った態度で接してくるようです。
英語ペラペラ設定。
アイドル設定。
勉強できる人。
ファッションの事なら、この人に聞け。というくらいスペシャリスト。
肌が抜群にキレイな女性。
さあ、何を望みますか?